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就活応援隊 基本編         内定獲得後の就活の進め方

そろそろ内定が出て内定承諾書の提出や内定承諾を条件に就活終了を迫られたりする時期に差し掛かっているのではないだろうか。
第一志望から内定が出ればそれで終了すれば良いが本命ではない所から内定が出た時に企業から内定承諾について条件を突きつけられることがある。
この段階での承諾書の提出を迫る企業は、それ自体に法律的拘束力を期待しているというよりは精神的縛りを狙っている。企業としては内定を出した学生のどのくらいが本当に入社するのか疑心暗鬼であり、何とか数を固めるための苦肉の策としてこのような手を使うのだ。
一方、学生も人生がかかっているのだから一つ内定が出たからと言って早々軽々に決めて就活を終了するのではなく、ある程度納得の行く就活をしてから結論を出したいのが本音だろう。しかしながら、内定が出たところが本命ではないからと言って初めて内定が出た企業を辞退するのは危険だ。なぜなら、その後内定が出なければ、そのまま卒業となる。それでいいのか、その後の人生をどのようにしたいのかを決めてから結論を出そう。第一志望ではないところから内定が出て内定承諾を迫られた場合、辞退をしようとする気持ちも理解できる。しかし、その後内定が出なければ結局そこに入社することになると思えば、今の所はここが第一志望ということになる。そのように考えれば内定承諾することへのためらいもなくなり気持ちを切り替えることができるのではないだろうか。
また、その後も就活を続け複数の企業から内定が出た場合、内定先を抱え込むと後で辞退するのが大変になる。口頭か書類かに限らず内定を承諾している以上辞退の連絡を入れなければならない。承諾したところに辞退の連絡を入れるのは気が重いことなので内定が出るごとに比較して志望度の高い企業を残し、他を辞退していくことを繰り返すのが良いのではないだろうか。
なお、辞退するとしても10月の正式内定の寸前に辞退されたのでは採用してくれた企業に多大な迷惑をかけることになるので早めに結論を出すことだ。