見出し画像

就活応援隊 基本編         天使と悪魔の裁定

選考には明確な基準や数値がなく、人間が人間を主観的に評価するので時には合格、不合格に影響を及ぼす天使のような悪魔のような裁定が下されることがある。
 
能力の一面だけでの判断
ある分野に長けていたり成績が良かったりすると全体が優れているように評価してしまう。このようなことをハロー効果というハローとは「聖人の頭上に描かれている光の輪」のこと。
先入観での判断
○○県出身だから、○○大学だから、一人っ子だから、地方出身だからなどある種の先入観、偏見、固定観念で人を評価する。
私的事情での判断
得意先、上司、親戚、知人、友人の紹介、同郷、同窓など、利害関係や個人的関係がらみで評価する。
自分の基準での判断
自分と同じ価値観や嗜好を持ったタイプなど、相性や個人的感情を基準にして評価する。
評価の持つ特性での判断
前後の受験者と比較する相対評価や優劣の差が少ない時に評価を「普通」とする中心化傾向で評価する。
このように就職は自分では如何ともし難いことで運命が左右される。
それが良い方に出る時もあれば残念な結果になる時もあるので、受ける業界や企業を極端に絞ったり限定したりせずに幅広く数多くエントリーしてリスクを回避することが必要なのだ。