サイドライン越しに何が見えてるのか。

圧倒的王者として君臨するチーム。
特に学生レベルにおいては長きにわたり、
その座が変わることは多くはない。

特に競技人口が少ないスポーツであれば、
なおさらだと思う。

王者として存在するチーム、組織の中で。
自己を大切にする、重んじる行為はどういった姿で写るのだろうか。

自分勝手。
わがまま。
我慢できない。
弱い。

痛みに強く、
厳しさに強く、
文句を言わず、
ひたすらに、
寡黙に努力する。

こういった存在が、
組織の中では認められるのだろうか。

一人一人境遇は異なる。
考え方も感じ方も異なる。
同じ目標に向かっていたとしても、
みんなが同じには決してならない。

おかれている環境は違うから。
組織が同じだとしても、
自己の環境、家族、友人、学業など
全く異なる。

自己を容認する。
自分自身を大切にする。
今何を感じて、
どう思ったか。
素直な思いは何か。
納得する考えは何か。

問いかける人が組織には少ないように感じる。
組織においてマインドセットは大切だ。
しかし、自己を容認する許容がもっと広がらないだろうか。
大丈夫だよ、いいよ。
と一言、安心を与える許容が広がらないだろうか。

苦労は美学かもしれない。
でも決してそれだけでは心が溢れかえってしまう。

サイドライン越しに、
君は何を思い、何を感じてますか?


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