2023年12月20日の玉川徹氏の発言は「令和の椿事件」だ

2023年12月20日の「羽鳥慎一モーニングショー」(テレビ朝日系列)で、コメンテーターの玉川徹氏が、野党も与党も入れたくなくて、選択肢が無いと言われている状況について、料理に例えて、腐った料理(=自民党)と腐ってはいないけどまずい料理(=野党)とし「腐った料理をこれからも選ぶか、美味しくないけど腐ってない料理」を「おいしい料理にいていくか」と発言。


これは、間接的に、「自民党に入れるな、野党に入れよう」というメッセージである。

別に私は自民党の支持者ではないが、これは明らかに政治的公平性に欠けたメッセージで、令和の椿事件である。政権批判や政党批判は許されるが、どこの政党に投票するかは有権者の判断に委ねられるべきで、そのことについて、視聴者を誘導するようなことを言ってはいけない。事実を伝えるべきメディアが、視聴者を扇動しようとしている。

しかも、玉川氏は元テレビ朝日社員であり、報道機関職員である。なおさら、放送法について理解していなければならない存在だ。

今回の玉川氏の発言と、玉川氏を起用したテレビ朝日は批判されなければならない。

BPOは当然審議入りするべきだ。


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