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シュガーローフの今と昔2

シュガーローフは、現在の那覇市おもろまち1-6 安里配水池 展望所内にあたる。
(那覇市歴史博物館より)

1.シュガーローフの現在

 シュガーローフ跡地までは、おもろまち駅から徒歩5分程度で行くことができる駅周辺には、激戦地とは思えないほどのビルや人・車が行き交う場所となっている。ここでは、激戦地とは少し離れ今のおもろまちを楽しむオススメスポット紹介する。

・沖縄県立博物館、美術館
博物館の常設展として「海と島に生きる-豊かさ、美しさ、平和を求めて-」が行われている。気になる方はホームページに、この常設展の学芸員解説動画が上がっている。
開館時間:火水木日 09:00-18:00(入館は17:30まで)
     金土   09:00-20:00(入館は19:30まで)
※月曜は休館日
※ただし、月曜日が祝日及び振替休日又は慰霊の日の場合は開館し、その翌平日が休館。



・サンエー那覇メインプレス 
営業時間:9:00~22:00
サンエー那覇メインプレスは、レストランや多くの服屋など入っている大型ショッピングモール。
アクセス:沖縄都市モノレール「ゆいレール」おもろまち駅から徒歩5分
     無料駐車場完備2,500台



・国際通り屋台村
 
地元沖縄の食材を使った郷土料理やオリジナルメニューが味わえるお店が20店舗集まっている。個性的なお店から新たな出会いがあるかも、、、
アクセス:ゆいレール「牧志駅」から徒歩4分

屋台村

参考


2.遺骨収集ボランティアを続ける 具志堅隆松さん

・遺骨収集ボランティアとは

 遺骨収集ボランティアとは、沖縄など戦地であった場所で未だ壕や山に眠っている戦没者の遺骨を収集するというボランティアである。このボランティアは、戦没者の「慰霊」と次の世代へ戦争の事実の「伝承」のため行われている。
 その中の一人、具志堅隆松さんは、約40年近くこの遺骨収集を行われていて、遺骨収集ボランティア「ガマフヤー」の代表を務められている。

具志堅さんはこのように言っている、
「沖縄戦というと、糸満など南部での激戦を想像する人が多いと思いますが、実はこの那覇のように、沖縄はいたるところが戦場だったわけですよね。私達は、そこに残る沖縄戦の傷跡を見ようとしていないだけではないでしょうか。」

3.まとめ

 今年で戦後78年になる。激しい戦地だったシュガーローフも今は多くの人が行き交う都市へと変わった。沖縄戦を取り巻く環境に変化が起きてるのだ。一方、具志堅さんは住民による集団自決では、日本軍の関与が教科書に記されなくなるなど、歴史を変える動きを危惧している。私たちは、今知っている場所では何があったのか、歴史の事実を知る必要がある。

参考


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