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逃避行の果てにあった現実の話

実は先日の投稿の後、私は家出をしました。
愛されないなら夫婦でいる意味が無いと思いました。寝ている旦那と愛犬、母を家に残して、
私は家を飛び出したのです。

永代経という法要も差し迫っていたし、原稿の提出日も間もなくでした。寺も何もかも捨てて、何処に行こうとしたのでしょう。

道の駅で車の中で丸まって眠り、朝方また車で走りました。山形の尾花沢という所で、タイヤがパンクして私の逃避行は終わりました。
旦那に連絡して迎えに来てもらいました。
レッカーしてくれた車両センターで旦那は開口一番、
「何処にも行けなかったべ?お前の運転ではそんなもんだ」と言われました。悔しかった。

その後車を修理してもらい、2度尾花沢を往復しました。迷惑をかけましたが、そんな事より、私は深く傷付きました。

旦那は「心配したよ。もうこんな事はやめてくれな」と抱きしめてくれました。私は繰り返し、寂しかった事、愛された実感が得られなくて辛かった事を泣きながら訴えました。
そこで初めて、俺が悪かったんだな、ごめんな、と旦那が言ってくれました。

バカみたいですが、私の不満が溜まりに溜まって爆発したのだと、そう思います。躁のせいもあるでしょう。

愛情不足だと、人は荒みます。夫婦なら尚更。
旦那はちょっと優しくなりました。

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