つら〜い膀胱炎との戦い②

こちらの続きになります。
まだの方は①からどうぞ。
個人の体験談のため、詳しい医療知識は保証できません。詳しくは病院へ。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊

妊活を始めてからずっと膀胱炎と戦ってきた。
もう医学の力では無理なんだ…と諦めていた。

調べるうちに膀胱まわりのトラブルが続く人は東洋医学でいう「腎」が弱っている。という記事を見つけた。西洋医学でダメなら東洋医学？と思いついた。

東洋医学=漢方のイメージ。漢方って草や根っこをこねくり回しているだけで全然信用できない。本当に薬なの？（※個人の見解です）

でも「抗生物質効かなくなりますよ」宣言されている私には他に方法がなかった。ランニングに挫折して「意思の力」では無理そう。「医師の力」だけでなんとかしたい。

ちょうど最寄り駅に妊活雑誌に載っているような有名な漢方薬局があったので、意を決して予約した。

有名なだけあって最短でも1ヶ月待ちだと言われた。既にこの時にはほぼ毎月膀胱炎になっていた。待つ間にもう一回ぐらい膀胱炎になるだろうが仕方ない！そして約束の日を待った。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊

初回はカウンセリング付きだった。
朝起きる時間、食べるもの、飲酒、喫煙歴など、かなり細かく聞き取りがあった。舌の状態も診てもらった。

全ての予防法を試しても膀胱炎になる事も話した。「なんでかな？短いスパンでタイミングとるから中が傷つくのかな？」ここでも不思議そうな顔をされた。

「はい、じゃあ診ますね」
気功という治療法を使っているらしい。

机の上にかまぼこ型の枕のようなものが置いてある。その前に座る。手のひらを広げて天井へ向け、その枕の上に置く。間隔は肩幅くらい。足も肩幅に広げてゆっくり呼吸。

先生は私の胸の前に手をかざしたり、私の肩の上に手を置いたりして何かブツブツ言っている。

内心こんな感じだった。
何がわかるの??
めちゃくちゃスピリチュアルじゃない??

後ろの引き出しから漢方の袋を出してきて私の右手に置く、また私の胸の前に手をかざす。
袋を変えて、同じ事をする。

疑う気持ちが強すぎて5分くらいに感じたけど、実際は1分くらいの出来事だったと思う。
こうして私の薬が決まった。私は「腎」ではなく「脾」が弱いタイプだったらしい。

「今日は内膜が強くなるような薬を出しています。血が入れ替わるまでに3ヶ月くらいかかりますが、気長に頑張りましょうね！」
約2万円を払い、私のために調合された1ヶ月分の薬を受け取る。大丈夫だよね？私騙されてないよね？騙されててもいいや。やってみよう。

朝晩2回、処方された漢方を飲んだ。
なんとも言えないモアッとした味。まさに良薬は口に苦し。

1ヶ月飲み続けたが、目立った効果はなし。
また膀胱炎になる。

次の来院日。状況を話して、スピリチュアル気功の後、薬をもらう。

2ヶ月目。膀胱炎になったが、少し治るのが早くなった気がする。

3ヶ月目。なりかけたが、市販の薬で持ち堪えられるようになる。心配なので結局病院に抗生物質をもらいに行ったけど、良くなっている気がする。「スクアレン」というカプセルをもらう。カプセルを潰すとサラッとした油が出てきて、タイミング後にそれを陰部へ塗る。傷を早く治す効果があるらしい。なりそう思った時に飲む用の予防漢方ももらった。

4ヶ月目。スクアレンと予防漢方の力も借りて、ついに膀胱炎にならずに1ヶ月を終えた‼︎

5ヶ月目。膀胱炎になりそうな感覚が全くなくなる✨

こうして私は膀胱炎を卒業した。
やっと健康な体を手に入れたのだ！

長い戦いだったが、どうやら私は騙されていなかったらしい。少しお金はかかってしまったが、毎月病院に行く時間と薬代がもうかからないと思えば後悔はない。

良かった。本当によかった。
こんな風に私は膀胱炎から卒業しました。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊

ネットで調べても解決に繋がらない方の役に立てたら嬉しいです。ネットは犬や猫の予防法ばかりでなかなか良い情報に出会えなかったので。

私の偏見がすごかっただけで、東洋医学のアプローチも効果があると実感した体験でした。

なお、私が処方された薬の名前はあえて出していません。人それぞれにタイプがあり、体質に合ったアプローチでないと意味がないからです。効果が出るまで時間もかかるので、合っていないお薬だともったいないです。専門家の指示を仰ぐようにしましょう。