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【S7 最終556位 レート1882 最高1903】 ポケモンsv構築記事

S7お疲れ様でした!ちゅんと申します。

前期の結果を越えられず悔しいですが、それでも2ヶ月連続の最終3桁ということで構築記事として記録を残そうと思います!
 
・最終成績

・最高成績

正直今期は軸がブレブレでシーズン中盤までは前期に引き続きパオジアン+パーモット「パオパモ」(※パオパモって言いたいだけ)やスカーフガブ、中盤から襷マスカーニャを軸に戦いました。そして最終日は本記事の構築となりました。

マスカーニャには、レート1870あたりまで連れていってもらったのでこの記事にも後述します。
(採用率TOP10圏外の技が優秀過ぎた!)

▼最終日に使用したパーティはこちらです!

経緯が長くなっているので、スパッと読みたい方は以下の目次からコンセプト、パーティ解説、個体解説まで飛んでいただけますと幸いです。

経緯

まずレギュCはASお化けのパオジアンを使い続けると決め、シーズン中盤まで前期に引き続きパオジアン+パーモットを使っていた。

▼前期の構築記事はこちら

しかしステロを撒かれてパーモットの襷が潰れるという課題を解決できずにいた。
特に前期終盤のディンルーはチョッキも多く、コノヨザルやカバルドンの数も少なかったのに対し、今期はステロ撒きのディンルーやカバルドンが多い印象できつかった…

そこで次の襷枠として、現環境で初手に出されやすいパオジアン、ディンルー、甘える型ハバタクカミに強く出れる襷マスカーニャを採用した。

「え、パオジアンに強い?」 
「つららおとし+先制技で倒されるでしょ?」

という方はぜひ最後のマスカーニャの欄だけでも見ていただけたら嬉しいです!

この猫にはレート1870 6月21日時点で自身最高の161位まで連れて行ってもらった。
正直最後まで一緒に戦うべきだったかなと少し後悔しています…

ニャオハの頃から一緒にパルデア地方を旅した「頼れる相棒」だった!

ただ、初手パオジアン対面でつらら怯みという運が絡むため安定しないことが気になり最終日は別構築を考えた。

このままだとただのマスカーニャ紹介記事になるので、本題に入ります!

コンセプト

・火力のゴリ推し
・次の展開をサポートするクッション枠の用意
・初手襷パオジアンに屈しない

パーティ解説

・軸選定① パオ+カバ+ドクガ
まず本構築のエースであるパオジアンの型はめっちゃ悩んだ。
特に今期は、命の珠炎テラスやラムの実草or電気テラス、黒い眼鏡持ちなど色々試していたが最終的にはコンセプトを体現するため最高火力で、相手のパオジアンの聖剣を半減にできるハチマキ妖テラスに決めた。

次にハチマキで使う以上クッションが安定しないといけないため、BDに振り分けたカバルドンを採用した。
最終日5戦連続でハチマキパオジアン+カバルドンのミラーに当たったので考えた方は正しかったと思うが、相手のパオジアンは炎テラスが多く妖テラバをいなされたのがきつかった。

そしてその2体がきつい特殊アタッカーへの引き先として前期から愛用しているチョッキドクガを採用した。前期の構築記事にも記載したが、パオの弱点であるフェアリー、炎、鋼の特殊技に滅法強いのが良すぎる。
今期は自分で調整も考えて大活躍だったので本構築におけるMVPだと思う。  

・軸選定②  イーユイ+アーマーガア
パオでは相手しにくいキョジオーンやハッサム、ウインディ、ヘイラッシャ入りへの特殊エースとして眼鏡イーユイを最終日前日に突如採用した。
イーユイはチョッキで少し使ったことがあったが正直眼鏡の火力には引いた。

そしてイーユイが苦手な物理アタッカーへの引き先と、眼鏡の欠点であるSを補うためにおいかぜアーマーガアを採用した。とんぼがえりで、耐久のないパオやイーユイを安全に着地できる点も相性が良かった。

・6体目
最後にコンセプトである初手パオに屈しないためのもう一枠として物理、特殊それぞれに対応できる甘える痛み分けのハバタクカミを入れて構築が完成した。

個体解説

パオジアン

テラスタイプ:フェアリー
性格:いじっぱり
特性:わざわいのつるぎ
実数値:155(0)-187(236+)-103(20)-☓-85-187(252)持ち物:こだわりハチマキ
技構成:つららおとし/かみくだく/テラバースト/ふいうち

・調整
Aを少し削ってもそんなに乱数が変わらないのでBに少し振った。
最終日までSを削っていたが、相手のパオジアンに上を取られてのつらら怯みがおもしろくなさすぎて準速とした。特にハチマキパオジアンのミラーでは100%上から動けたので正解だった。

B:A204ハチマキノーマルテラスカイリューのしんそくを乱数1発12.5%
S:準速

本構築の大エース。
テラスや持ち物については先述の通り。

カバルドン

テラスタイプ:はがね
性格:わんぱく
特性:すなおこし
実数値:215(252)-132(0)-165(92+)-☓-113(164)-67(0)
持ち物:たべのこし
技構成:じしん/あくび/ステルスロック/なまける

・調整
元々オボンで使っていた流用でオボン使用時は以下の調整
HB:A204カイリューのハチマキ飛行テラバをオボン込みでほぼ2耐え(確定のつもりだったがBを100まで振って確定2耐え)
残りをDに振り分け

オボンをアーマーガアに譲るため、場持ちが良くなるたべのこし、なまけるで採用。
ふきとばしがないために相手の積みを回避できずクエスパトラ等の起点になることはあったが、積み技やみがわりのない相手にはとても強く一長一短だと感じた。

テツノドクガ

テラスタイプ:妖
性格:おくびょう
特性:クォークチャージ
実数値:171(124)-☓-86(44)-182(172)-133(20)-163(148+)
持ち物:とつげきチョッキ
技構成:ほのおのまい/ヘドロウェーブ/アシッドボム/サイコキネシス

・調整
自分で調整考えた中で一番自信があるため愛着がすごい
HB:命の珠特化ミミッキュのシャドクロ+かげうちを最高乱数切り耐え
HD:ステロダメ+臆病ツツミのドロポンを最高乱数切り耐え(テラス時ステロダメなければドロポンを確定2耐え)
S:最速ミミッキュ抜き
残りをCに
C:D4振りテツノツツミをヘドロウェーブで乱数1発50%

アーマーガアとカバルドンが構築にいるため、テツノツツミやウルガモス、イーユイ、サーフゴーの選出率がとても高かったのでそれらを返り討ちにしていた。
テツノツツミに対しては火力が少し足りないが、相手視点テラスを見るためにみがわりから入ってくることがほとんどであまり困らなかった。
なんならみがわりを見てからテラスを切る余裕がある。
ウルガモスに対しても水テラバ持ちでなければアシッドボムを絡めて後投げから容易に処理できた。
イーユイはスカーフだと上から動かれて悪の波動で1回怯むと対面負けてしまうが、そうでなければアシッドボム+ヘドロウェーブで確実に倒せる。

また構築的にミミガッサが相当重く、ミミガッサ相手だけは初手に選出し、ガッサ対面ならとりあえず襷まで削って、変に草テラス読みでタネガンや炎テラバを打ってくれることをお祈りしていた。(お祈り成功率は2回対面して50%笑) またミミッキュと対面することもそこそこあったのでHBとSはミミッキュを意識している。が裏にカバかアマガを置いているので基本は引いていた。

テラスタイプはイーユイの悪の波動、パオジアンの悪技意識でフェアリーとした。

技構成はミラーやドオー、ドヒドイデ意識でサイコキネシスを入れているが、妖テラスを活かしてマジシャでもよかったかもしれない。

基本有利対面を作れたら引き読みでアシッドボムを積極的に打っていた。

長くなったが、特殊受けとして素晴らしい活躍をしてくれた!

イーユイ

テラスタイプ:霊
性格:ひかえめ
特性:わざわいのたま
実数値:139(68)-☓-106(44)-203(236+)-141(4)-156(140)
持ち物:こだわりメガネ
技構成:かえんほうしゃ/あくのはどう/オーバーヒート/サイコキネシス

・調整
HB:ステロ込みカイリューのノマテラ神速耐え
S:準速イダイナキバ抜き  

急遽最終日前日に採用したが、正直眼鏡イーユイの火力を舐めていた。
相手のパーティの素早さラインも考えて選出する必要はあるが、ただただ火力がバグってた。
アーマーガアのおいかぜにより上から火力を押しつけられた時は止まらなかった(Sブーストのカミやツツミは抜けないので注意)

調整は考える時間がなかったのでバンビーさんのYouTubeを真似した。


アーマーガア

テラスタイプ:ほのお
性格:わんぱく
特性:ミラーアーマー
実数値:204(244)-107(0)-160(164+)-☓-118(100)-87(0)
持ち物:オボンの実
技構成:アイアンヘッド/とんぼがえり/おいかぜ/はねやすめ

・調整
HD:ハバタクカミの+1シャドーボールをオボン込み2耐え
B:残り
S:下からとんぼがえりを打つために性格や個体値は改良の余地があるかも

裏エースであるイーユイの補助がメインの仕事だが、とんぼがえりでの対面性能や、おいかぜ下でパオがSブーストを含め環境にいる全てのポケモンの上をとれたりと優秀だった。
おいかぜにより、本来パオが苦手なSブーストのカミを上からワンパンできた時はうまく決まって気持ち良すぎた。

技構成については挑発が欲しい場面、みがわりを残されないようにブレバが欲しい場面もあり検討の余地はあると思う。

ハバタクカミ

テラスタイプ:炎
性格:おくびょう
特性:古代活性
実数値:131(4)-☓-93(140)-168(100)-157(12)-181(252+)
持ち物:ブーストエナジー
技構成:ムーンフォース/マジカルフレイム/あまえる/いたみわけ

・調整
HD:臆病カミのシャドーボール耐え
S:最速
前期はSを削ってBに厚く踏っためいそう、みがわりで使っていたが今期は初手の襷パオジアンを重く見てあまえる型にした。 
調整は前期2位の方を真似して、原案はミミッキュ意識のノーマルテラスだが、本構築ではハッサムなどの鋼タイプの方が強く意識したかったのでマジフレのリーチものばせる炎とした。
最速にしたことでミラーに多少強くなったり、1度引いたあとも仕事できる点はよかったが、構築に崩しができるポケモンがいないため前期通りめいそう、みがわりでもよかったかもしれない。

▼参考記事はこちら

きついポケモン


・きのこ三銃士(キノガッサ アラブルタケ モロバレル)
胞子の一貫が切れていないため厳しかった。これらの対策のためにみがわり持ちやラム持ちのカイリューを使ったがカイリューの使い方があまりに下手でサブロムを200位から25000位まで溶かしたのがトラウマ。もはや対策を諦めてしまった。

・キョジオーン
最終日は奇跡的に大爆発キョジオーンしか当たらなかったが(普通に負けた)対策するならハバタクカミをみがわりにすべきだったと思う。眼鏡イーユイで無理矢理誤魔化すつもりだった

・受けループ
正直切ってた。

基本選出

パオジアン+カバルドン+テツノドクガ
軸通り 相手が特殊2体選出してくるとドクガが過労死してしまうので注意
この選出だとカイリューの型次第ではきついと考えていたが、実際はパオ、カミ、カバ、アマガとカイリューを出したくなさそうなポケモンを並べているのでほとんど選出されなかった。
S6までずっとカイリューに苦しめられてきたので、それだけでもストレスが減った。

イーユイ+アーマーガア+@1
上記では厳しいキョジオーンやチオンジェン絡み等受け寄りの相手に選出 @1はパオジアンかハバタクカミを出すことが多かった。

special thanks

頼れる相棒マスカーニャ

テラスタイプ:霊
性格:いじっぱり
特性:しんりょく
実数値:151(0)-178(252+)-91(4)-☓-90(0)-175(252)
持ち物:きあいのタスキ
技構成:トリックフラワー/はたきおとす/ローキック/ふいうち

瞬間100位台まで連れて行ってもらった頼れる相棒。

・調整
準速ASぶっぱ

ポイントは初手パオジアンやイーユイに打つローキック。ポケモンバトルデータベース見てみたら採用率圏外でした。

パオジアンの攻撃をタスキで耐えてローキックで相手のSを下げたらその後はふいうちで縛れます。
一応相手の交換もあって択にはなりますが、突っ張られたことがほぼなかったので相手の裏も見つつ大体トリックフラワーかはたきおとすを打ってました。

最終的にはパオジアンのつららおとしで怯まないか運が左右するため諦めてしまいましたが、スカーフ読みでこおりのつぶてを打ってくれることも多々あり、つららおとしは外しもあるので総合的な確率では有利だったかと思います。
ただつららおとしで怯むと襷の残ったパオジアン含め2vs3の状況になるので大体負けてました。

またディンルーやヘイラッシャに強いのもえらく、ディンルー対面はほぼテラスを切られることがなく、はたきおとすでオボンをはたいてからトリックフラワー×2で倒せていました。

またハバタクカミがトリックフラワーの仕様を忘れているのかあまえるを打ってくれることもあり、つららおとし怯みさえなければ最高の初手要因だったと思います。

テラスは前期結果を残した岩も試しましたが、以外に打てる場面がなかったので神速や格闘技意識で霊にしました。そのおかげで拾えた試合もあったので正解だったと思います。

最後まで一緒に戦えばよかったかな。

まとめ

3桁をある程度安定して取れるようになってきて、いかに2桁以上が化け物かわかってきました。
とはいえ今期は初めて瞬間100位台まで乗せることができ、成長を感じることができました。

レギュDはまた環境がガラッと変わると思うので楽しみです!

アドバイスなどは下記twitterにリプやdmでいただけると嬉しいです。
https://twitter.com/chun_poke1?t=CUdqtBquy1_ixiTkcZs3dQ&s=09

S8こそは最終レート2000を目指したい!







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