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アーニー・ギンズバーグ/CRUISIN1961

cruisinシリーズのレコード。
これについては、noteを始めたら必ず書きたいと心に決めていたので、
何回かに分けて書いていこうと思う。

cruisinのレコードは年代ごとにリリースされていて、その年にヒットした曲を中心に収録されているものなのですが、特徴はなんといってもDJによるラジオ番組風に収録されているところです。
(というかWMEX Bostonと唱っているので、ほぼラジオ番組の収録と思っていいですよね)
しかも年代ごとにDJに入るホストが違っているのが面白い。

このcruisinシリーズのレコードは1970年頃に作られたものらしいのですが、
私が手に入れたものには1983と記載されていて、
「history of rock"n"roll radio」と銘打ってあるので、
何かの機会に再リリースされたものなんだと思います。
購入したのはもう30年以上も前。お値段は2,000円くらいだったかな。
当時物の原盤ではないのですが、それでも手に入れるのは簡単ではなかったと記憶しています。

私が入手できたのは、
1956年、1957年、1958年、1959年、1960年、1961年のもの。
(1959年盤は誰かに貸して帰還していないのが悔やまれる)
その中で一番のお気に入りが、アーニー・ギンズバーグをホストに迎えている1961年盤です。

この人です。
Arny"Woo Woo"Ginsburg

この人のcruisinは、古着屋さんで耳にしたのが知るきっかけでした。
古着屋さんのBGMとして、あまりにもカッコ良すぎるので、
お店の人に「今流れてるのって何ですか?FENかなんかのラジオですか?」
と尋ねたらクルージンのレコードだと教えてくれました。
当時の私は、輸入盤の中古レコード屋さんなんかまだ知らないので、
普通のレコード屋さんで探したけど、見つかるわけないですね。
それと、映画アメリカグラフィティーの一幕にも登場しているのを私は聞き逃していない。ボブ・ファルファの車中で少しだけ聴こえてきたあれは、アーニー・ギンズバーグが使う鳴り物(笛みたいな音)の音で間違いない(はずです)

なによりジャケットのデザインの神々しさよ。これはいつの時代でも色褪せしなさそうなアイディアです。
あと曲の間にCMもしっかり入っているのがたまりません。
フォードやたばこのポールモールのCMなど、当時のまま聴けます。

ジャケットデザイン

最近は、これをデジタル化して車で聴いています。
アナログ音源をデジタル化する術がなく、なかなか出来なかったのですが、
パソコンに繋げることが可能な、フォノグラフ対応の安価なツールが出てきて、デジタル化することができました。
このレコードは車で聴くと、もう最高です。


cruisinのレコードについては、
また続きを書いていこうと思います。

最後まで見てくださりありがとうございました。

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