見出し画像

広瀬川/仙台大橋~米ケ袋

ついこの前まで早く涼しくならないかとぼやいていたのに、あれは何だったのかというくらい過ごしやすくなってきたここ2、3日の仙台です。
夏も終わりかな、なんて流暢に構えていたら、
もう9月も終わろうとしているんですね、少し心がザワつきます。


水辺にハグロトンボがたくさん飛んでいる8月中旬。
10月に控える写真教室の下見のために広瀬川へ行ってきました。
今回は、仙台大橋の辺りから米ケ袋の河川敷公園付近まで、
徒歩でしか行けない道を巡ってみました。


広瀬川のハグロトンボ
ハグロトンボの胴体は黒に見えるが、よく見ると青に近い銀色をしている。


仙台大橋から琵琶首丁の道標の前を通って花壇へ。
その途中で発見した”銭形不動尊”。
案内板には、大正十年頃まではここにお宮があったのだが、
そのお宮は壊れて川に流された。というあっけない逸話が記されていました。壊れる前に何とかできなかったのだろうか、もったいない。

銭形不動尊
銭形不動尊について。熟読してしまった。


銭形不動尊
銭形不動尊。実に良いロケーションの場所である。
眼下には広瀬川の河川敷、対岸の追廻地区にはかつて伊達家重臣片倉小十郎邸があったらしい(古地図に記されていた)
その脇にかかる大橋が美しい。


青葉山
案内板に記されているとおり青葉山が良く見える。
鮎釣りだろうか釣り人が風情を醸し出している。
足を運んでみて良かった!


なるほど、これぞ徒歩だからこその発見。
足を運んでみるものです。
私の母校は川内にあった頃の仙台商業だったこともあり、この辺りは良く知っているつもりでした。
しかし歩いてこの辺に来たのは初めて。
こんな場所があった事にまず驚きです。


評定河原橋を渡り切ったところから、
霊屋橋まで続く広瀬川沿いの遊歩道を進んで米ケ袋へ。


評定河原橋
評定河原橋。
この日も猛暑日、体感で35℃はあったな。


前から行きたかったのが”米ケ袋スポーツ公園”という場所。
この場所は、
宮城工業高校の辺りの河川敷公園から少し進んだところにあり、愛宕下発電所跡の対岸まで広がる静かで風情あるスポット。
いつもは、車中の鹿落坂から見下ろしているこの場所に一度来てみたかったのです。


米ヶ袋河川敷公園
河川敷の遊歩道。聞こえてくる県工の部活の声が耳に心地よい。


河川敷公園に到着。
河原も整備されていて水も綺麗なので川に入ってしまいました。


広瀬川
気持ち良い!そしてこの風景。

上を見上げると小高い崖の上に”東洋館”が観えます。
上から見下ろす風景ばかりが良いとは限らない。
下から見上げる絶景もあるんですね。

東洋館
丘の上の東洋館とその下を走る鹿落坂。
見事な構図である。


夏の日に、広瀬川に浸りながら観るこの景観はなかなかでした。
しかも誰もいない静かで贅沢な空間でした。
来年の夏もまた来ようと思います。


夏だけに、スズメバチやアブもいるので対策も必要です。
効能不明なオニヤンマくん、まあいいか、かわいいし。



最後まで見てくださりありがとうございました!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?