保育園

長女は0歳4ヶ月から保育園児。
今の家は途中で引っ越しているから、多分今の家よりも長い時間を過ごしているのが感謝してもしきれない保育園です。


生まれる前から始まる保活

前の記事にも書いたように、地域柄0歳4月でないと認可保育園の入園は厳しく、認可外は0歳児を連れて行ける近場はとても少なそうだったので、妊娠中期であった前年度夏、0歳児の保活を始めることにしました。

保活スケジュール

・前年度夏(7月頃〜8月):友人の先輩ママたちから保活情報収集+保育園ピックアップ。気になった保育園の見学会などに申し込み始める。しかし時はコロナ禍。保育園見学はことごとく中止になり1園しか見れず。
・前年度秋:後半になり保育園見学が再開される。結局産休に入ってから見学でまわる。臨月に入り役所に申し込み→出産。
・冬:2月頃(生後2ヶ月時)保育園決定→職場に復帰の連絡。
・春:3月入園説明会→4月職場復帰+慣らし保育開始。

点数の付け方の把握

認可保育園を考えた時に、まずこれが大切かと思います。
地域により全く違います、全く当てになりません。
役所に行けば教えてくれるので、適宜確認をしていくことが大切です。


距離:職場近くか、自宅近くか

まず役所(のサイト)にて認可保育園のリストを手に入れました。
職場近くor職場保育(可能ならば)はぎりぎりまで働きすぐにお迎えに行けますが、転勤(医者は人事異動による転勤がそこそこあります)、なにより車通勤でないため、0歳4ヶ月をかかえて通勤路を毎日公共交通機関や自転車などで行くのがちょっと考えられなかったため、自宅から現実的に通える距離の保育園をピックアップしました。
個人的には何をいっても近いは正義だと痛感しています。0歳-1歳前半は結局抱っこなのでなんとかなります(といってもベビーカー拒否の長女を抱えた真夏抱っこ紐生活は辛かった・・・・)1歳後半からは、徒歩2,3分の道に15分かかる日々が待ってました。これ遠いと私は無理です。
最終的には①保育園から職場への行きやすさ、②実家とのアクセスも多少考慮しました。特に①は絶対的に大事だと後から痛感しましたし、実際年に数回実家に頼ることになり、②も考慮してよかったです。

小規模保育園の選択肢

0歳-2歳の保育園(私の地域は↑と呼ぶのですが)は保活が2回あるので、当初は嫌でした。ただ自転車で通える距離まででできれば行きたいと思っていた私、昨年度の状況から小規模保育園を入れておかないと全落ちになりますよ、役所に言われていたこともあり、とある育児サイトで勧められていた園に見学申し込みをしました。
その園に最終入っているわけではないのですが、少人数の目の行き届いた手厚さ、0〜2歳の異年齢保育の良さ(2歳さんが本当にお兄さんお姉さんで、それに引っ張られて頑張る1歳さんが印象的でした)がとても良かったんです。
生まれてもない本人の特性なんて全くわからない、そもそも第一子で育児を何も知らない不安しかない状態でしたが、初めて具体的な来年の状況が見えた時でした。

小さいお部屋での保育だけど、その分地域へお散歩に毎日のように出ていること(全然今までは目に入っていなかったけれど、保育園の帽子を被った小さい子たちがお散歩カーにのっているのをたくさん発見するようになりました。)、大きな行事はそもそも2歳までは少なくとも不要と思われること(これは自分の子供を見ていて、去年まではなんも理解できていなかったのでその通りです)、何よりいわゆる未満児保育です、安心できる環境で毎日過ごせることが何より子供に大事だと気づかせてくれたのはこの園の見学を経てだったように思います。大きな規模の保育園だと幼児ばかりに目がいき、-2歳の子供の印象って全く残らないので・・・
その後に行った小規模保育園も同じような雰囲気を感じ取れたので+これら2つの園は大規模保育園を系列園に持っていたこともあり、候補としました。

デメリットは保育園により力量にちょっと差を感じたこと、その年齢になっても3歳時の保活はやはり面倒と感じることでしょうか。系列園加算があれば気持ちらくですが。またその時園長さんから、3歳からは幼稚園という選択肢もあるし、本人の個性もはっきりしてくるからより本人にとってよい園を選ぶ機会にはなると言われて、確かにその通りと思います。


何を優先したのか

よく保育園見学で聞くこと、見ておくべきポイントリスト、などは過去の素晴らしい親御さんたちが作ってくださっているので割愛します。
私はそもそも子育て未の状況であったことから何にも子供のことには思いを馳せれず、職場復帰した後の不安なことなどをたくさん聞いてしまっていたような気がします。
あととても助かったのが、同じように保活をしている親御さんの近隣園情報をしばしば聞くこと(どの園に行っても会った先輩ママさんがいたことが幸運でした)でした。
もっとたくさん選択肢を上げたかったのですが、気になっている園の半分ぐらいは0歳6ヶ月以降の入園に限られたこともあり、最終的には見に行った通える園を全て候補としてあげて提出しました。
保活2回を避けるために第一第二希望は0-5歳児のいる園
規模は大きすぎないところ(小規模園の感触から、人数が少なめのところが手厚いように感じていました)
保護者負担は現実的に可能な範囲のもの
その後に気に入った小規模園を入れ、後もう少し記載しました。
第一第二希望は後述しますが毛色の全く違う園で、出した後もこんな順位でよかったのか悩み続けることになりましたが、第一希望は行事がしっかりあるしっかりしつけてくれそうな園でした。
自分の親にしてもらったことと比較して、共働きできっとそんな同じようなことはできないから、と園にたくさんのことを求めていたのかもなと今になっては思います。

入園後感じたこと

0歳クラスでの生活

先ほどまでの記載の雰囲気でわかるかと思いますが、第二希望に入園が決定しました。
当時0歳2ヶ月、やっと自分のリズムが整ってきて、表情が出て可愛い一方、産後のつかれも溜まっていました。もちろん首も座っておらず、保育園に入園させるんだという罪悪感を夜間になれば感じて泣き、復職の不安も強かったです。考えすぎると辛かったので、とにかく前を見て、保育園でバイバイするときは笑顔でがんばろう、とそのことだけを意識して入園しました。

0歳クラスは当時7人で、一番小さいのが首が座ったばかりの長女でした。
こんなんで大丈夫かなと思う一方、よく考えれば食事はミルクのみで、多くの時間をねんねで過ごし、人見知りもそれほどないため、すんなり保育園入園のリズムに慣れました。一番大きい11ヶ月の子との成長の差にはびっくり以外なにものもありませんでしたが、何にもわからなくて不安な中、先生方のリードもあり、離乳食だけでなくささいな悩み(多分おむつのサイズアウトはいつなのか・・・まで聞いていたような)も話せる雰囲気で、育児そのものを支えていただいているなと感じました。こんなことを書くと自分で頑張れと思われるかもしれませんが・・・。復職、第一子の何もわからない育児で不安でいっぱいの中、特に0歳の時は本当に救われました。

初めてのこと、たくさん見逃したかもしれません。
でも、寝返りやたっち、歩いた瞬間は全部私が保育園に伝えるまでは話題にならなかったこと、そのような初めてエピソードは一番ちいさかったこともあり他のお母さんまで喜んでくださったこと、本当に嬉しかったです。
保育園生活、1年が経ちとことこと歩くようになるころには立派な保育園大好きっ子が出来上がっていました。


1,2歳クラスでの生活

1歳は持ち上がりの先生を含み、少しだけ人数が増えて始まりました。
その頃には長女の個性もわかってきて、人数の多いところ、環境の変化が苦手で、それに伴い気持ちの切り替えも苦手なことがわかりました。
仕事のペースを上げていたこともあり、預ける時間もクラスの中で1番で合同保育の時間。本人にとっては早起き以上にそれがしんどそうでしたが、お隣2歳0歳の合同保育の先生方の長女に関することをしっかり把握してくださっていたので、徐々に先生方になれることもできました。

体調を崩すことも少しずつ減って、リズムが掴めてきたころ、第二子妊娠がわかりました。長女には伝えていなかった初期の時期に保育園でちょっと不安定になっていたときがあると担任の先生方に言われ、どのように対処したらよいかも相談し、保育園ではできるだけストレスなく過ごせるように配慮してくださりました。

2歳クラス、またまた人数が増え何より先生が大きく変わりました。
出産を控えていたこともありこれまた不安でしたが、きちんと引き継いでくださっていること、手厚いサポートのおかげで、休みの日も保育園は今日はないの?といってしまうほどには大好きなようです。
もう2歳だからか、それとも私が育休でゆっくり寝させてあげられるからなのか、体調不良は本当に減りました。毎日トイトレで格闘しながら過ごしています。

大切なこと

現在お世話になっている保育園は行事が少ないです。
決められた行事の練習をするより、子供たちが自由に遊ぶ気持ちを優先してくださっています。
まだ乳児だからかもしれませんが、一番不安だったこの点、今の所後悔はありません。行事が少ないといっても、生活に密着した草木を育てたり、鯉のぼりであそんだり、夏の今は水遊びや感触遊びを毎日しています。これからは遠足が待っていたりと季節を感じながら生活をしてくれていることが嬉しいです。

また、0-5歳までいる割には園規模が大きくありません。
園のサイズも小さいのですが、他のクラスの先生、園長先生まで長女、なんなら毎日送り迎えについてくる次女のことまで知ってくれています。

保育士さんは本当に待遇を見直してあげてほしい激務です。
少しでも行事が減ってお休みできるのであればそれに越したことはないし
人数配分も、我が地域は多少増やされているようですが、これ以上少なかったら無理と感じます。

こうやって子供が安心して過ごせる生活の基盤を作ってくださっていることに感謝していますし、それが一番大切なことだと保育園生活も3年目に入り改めて感じています。

人それぞれ優先するところは違いますが、子供が笑顔で通えれば100点満点だということを忘れず、これからの保育園生活も楽しんでもらえればと思います。






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