見出し画像

20歳 冬

平日の昼間。14時。

ここには私だけがいて、静けさが広がっている。

ちょうどリビングに日が強く差し込む頃、ソファーの1番右端に座り、本を読むのが好きだ。

物音ひとつないこの部屋に、私ひとり、こうやって過ごせることがものすごく贅沢のように感じる。

何も予定のない日には、昼頃起きて、洗面を済ませ、白湯を飲む。
ヨガマットの上で軽くストレッチをした後、珈琲を淹れる。
好きな音楽をかけて、今日は何をしようかと考える。手の込んだお菓子でも作ろうか。

時間は有り余るほどあるけれど、無駄にしたくはないし、有意義に過ごしたいという思いがある。

夕方18時頃母親が帰ってくるので、それまでの約6時間の間、私は私だけの時間を過ごすことができるゴールデンタイムなのだ。

私は昔から1日をルーティン化させて、それをこなすことが好きで、今日もそれがゆったりと実行できることが幸せである。

寝る前に今日もいい日だったなと思える日は、今日を上手に生きれたと自分を少しだけ褒めて嬉しくなる。

この生活がずっと続けばいいのに。
あと3枚カレンダーをめくったら私は何をしてるのだろう。


朝ヨガをちゃんと出来ているか心配である。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?