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「この商品どこにあるの?」を私の代わりに答えてくれるアプリを作ってみた
こんにちは!
スーパーで働いている私ですが、現在抱えている業務課題を解決するために、Glideでアプリを作ってみました✨
解決したい課題:インカム上で受ける、従業員からの売場案内の問い合わせを減らしたい!!
業務中、お客さまから受けるお問い合わせで多いのが、「○○どこにありますか?」です。
また、問い合わせを受けた従業員も答えられず、インカム(無線機)やPHS(携帯電話)で別の従業員に聞くといったことも少なくありません。
特に当店にはレジ専任者という、店出しや商品陳列などをせず、レジでの会計業務が主なグループがあります。業務の大半をレジ内で過ごすため、売場をしっかり確認する時間を持てず、お客さまから問い合わせがあっても返答できない場合が多いです。
その際はやはりインカムやPHSにて担当者へ連絡しますが、担当者が接客中だと返答が出来ずにお客さまをお待たせしてしまう場合があります。
ちなみに……
私はキッズ用品の担当ですが、レジ専任者から一日に3度、全く同じ商品の場所の問い合わせを受けたことがあります💦
また、売場問い合わせは一日に30~多い時だと50回ほどあり、応対時間を考えると、塵も積もれば山となっています😥😥
💡今回は、売場の場所を私に聞かなくても問い合わせを受けた従業員がすぐに返答できるように、Glideを用いて「私の代わりに教えてくれるアプリ」を作成することにしました!!
まずは5W1Hで課題の深堀&整理!
前回の記事でも課題の深堀を行いましたが、
![](https://assets.st-note.com/img/1654432394252-eYpHpFwilO.png?width=1200)
上記の表では課題が絞り込めておらず、かなりふわっとしていたので、「私自身が困っていること」に観点を置き、もう一度深堀を行いました!
![](https://assets.st-note.com/img/1654695680515-MehICxdSJ2.png?width=1200)
💡「私自身が困っていること」から課題を考えると、「インカムやPHS」にかかってくる従業員からの問い合わせ数を減らして、作業に集中したい!!
という業務改善の願いが見えてきました。
Glideで「私の代わりに売場案内をしてくれるアプリ」を導入した際の使用イメージ
お客さまに聞かれてからアプリで探すのではなく、レジ待機中にアプリを確認することで、売場を歩かなくても何がどこにどの規模あるかイメージできるという使い方
現時点では、お客さまに使用してもらうのでなくあくまで従業員用
売場は随時変化するので、更新する際に手軽に行えるようシンプルな仕様
アプリの更新は社員が行う(今回の試作品では、私と部下2名が実施)
ゆくゆくは他部署も巻き込みたいが、今回は私所属するキッズグループのみで行う
Glideで実装したいこと
・Google MAPをGlideアプリに取り込み、店内MAP(レイアウト)上で商品の場所を表示させる
・商品の現状の売場画像を表示することで、取り扱いの規模感やお客さまのお探しの品目がありそうか簡単にイメージできるようにする(例えば、傘の取り扱いはあっても、折り畳み傘はなさそうなど判断情報量を増やす)
・チャット機能を付けることで、メンバー全員参加が出来るようにする(よく聞かれる商品はなにか投稿したり、どのように答えたらよいか気軽に質問や返信ができるようにする)
・商品の問い合わせ先電話番号を、売場画像と紐づけることですぐに担当部
署へ問い合わせできるようにする(問い合わせ先の明確化)
実装物(未完成)
![](https://assets.st-note.com/img/1654440171306-Qbzmv8sLCF.jpg)
😊実装できたこと😊
商品の売場画像を表示させ、売場の規模感や展開場所が伝わるようにする
電話番号を挿入し、質問したいことがあればそのまま担当者へ電話できるようにする
チャット機能を使って聞きたいことやよく聞かれることを質問・共有する
😢まだ実装出来ていないこと😢
MAPをリンクして、店内レイアウトと場所を紐づける
展開期間が明確に決まっているものは、期間終了時に画面から消える仕組み(販売終了・場所が変わっているのに放置することで間違った案内をする恐れがある)
チャットで問い合わせの多かった項目を、期間集計しフィードバックする仕組み
この後実施すること
①課題保有者にアンケートをとる
今までお客さまから聞かれる回数が多かった商品は?
その商品は実際どこにあったか?
②課題保有者に使ってもらって、フィードバックをもらう
課題保有者=レジ専任者(10名)のうち、特にインカムでの問い合わせの多い4名に使用してもらう
「実用的か」「改良点は何か」「どういう機能や仕組みがあれば、毎日開きたいアプリになるか」を聞き取り、改良を2周行う
③上記のまだ実装できていない部分の完成
効果の確認方法
①アプリ内の売場の閲覧件数が減る
②インカム上でキッズ関連の売場質問の回数が減る
現時点では……
アプリをとりあえず作った!という段階なので、職場のキーマン(課題保有者)の方に協力いただき、アプリを試してもらって、フィードバックをもらうということを今後行っていきます😊✨
記事には、「私の」インカム対応の負担を減らしたい!をメインテーマとして書きましたが、お客さまのお問い合わせにすぐに返答できれば、みんながストレスなく過ごせると思うので、改善できたらいいな…🎵
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