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【LAA_エンゼルス】#5_2024年も謎にファイティングポーズを取るエンゼルスさんについて


前回までの3人で、「愉快なLAAの仲間たちシリーズ」はいったん終了します。
あのレベルの逸材が5人も10人もいてはたまったもんではありませんしね。


また上記noteを書いた一週間後にレンドーンさんが「シーズンが長い」と発言し物議を醸しましたが、以前何かの媒体で本人が語っていましたし既知の件ですので特段触れません。
(ソースは忘れましたけど確かNHKインタビューだった気がします)

その件についても軽くnoteで触れていますので、興味ありましたら一読いただけると嬉しいです。

ちなみに私の一番好きな選手(だった)「ワシントンの英雄」アンソニー・レンドーンのことではなく、アナハイムのレンドーンさんのnoteですのでご了承ください。



ということで本題ですが、
なぜか2024年のエンゼルスさんがファイティングポーズを取っています(!!??)
ので解説しようと思います。

解説と言っても理解不能なので大した解説はできませんが、、


2023年のおさらい


苦痛ですがおさらいします。

毎年毎年相も変わらず凄惨なシーズンを送っていましたが、2023年はその集大成とも言える低迷ぶりを見せつけました。

以下に後半戦以降のレベルの低い動きを紹介します。

  • 客観的に見ても微妙なチーム状況にもかかわらずTDLオールイン

  • その癖そこそこレベルの選手ばかり補強

  • 背水の陣バレバレが故にトレードにて足元を見られる

  • その結果マイナー大焼け野原(完全焼失)

  • 結局終戦して補強組ほぼ全員リリース


詳細に書くと愚痴で3万文字くらいいきそうなので箇条書きにとどめますが、つまり今までで一番ひどいシーズンでした。

まあ結果論な部分もありますのでここまでは良いのですが(全然良くないけど)、問題はここからです。


当然こんな体たらくでは2024年からは再建期に突入すると全エンゼルスファンが確信していたのですが、どうやらそうではないと。


…なんで?

2024年の動き

なぜか選手を売らない


初め積極的な動きはなかったのですが、この時から私はすでに嫌な予感がしていました。

なぜかドルーリーとエステベスをなかなかトレードしなかったのです。
(現在も保有中)

レンドーンさんはたらいてください

https://www.fangraphs.com/roster-resource/payroll/angels

Fangraphsより

この2人はともに二年契約であり、2024年シーズン終了後FAとなるのです。
つまり今シーズン再建するのであれば真っ先に出されるであろう二人。

この辺りから違和感がありましたが、エンゼルスは遂に補強に動きます。

*当時の私のtweet


まさかの補強


そして今回のnoteの画像にも使わせていただいた、スティーブンソンを3年3300万ドルで補強します。
(のちに去年の後半にウェーバーにかけたムーアも迎え入れ、ブルペンに厚みを加えます)

ここで重要なのは金額です。

再建期OAKの藤浪のように安価な契約(1年300万ドル強)を結び、結果を残してくれれば儲けものといった具合で補強を行うのが通常であり、再建球団が3年3300万ドルの高額な救援投手を取ることはありえません

つまりエンゼルスはスティーブンソンの獲得でファイティングポーズを取ったのです。

LAA「今年も戦うぞ!」
ファン「えぇ…」

スティーブンソンについて


mlb.comより

選手としての特徴


オーソドックスなフォームの右投げ救援投手であり、変化球のキレで三振を奪える非常に魅力的な投手というのが印象です。
決め球はスライダー系統で、直球も100マイル弱確認できました。
(私は詳しくないため加入の際に動画を見た感想です)

悪夢の予感


まず彼について落ち度があるわけではないことは最初にお伝えします。
ただエンゼルスファンである以上、とある事実のせいで悪夢の再来がちらつくのです。

それは、彼が去年の活躍を認められて今年ついに評価を上げたFA戦士であるという点です。


エンゼルスファンの方ならこれでピンとくるでしょう、はい。
アンダーソンさんとループさんとテペラさんに共通する、前年キャリアハイを叩き出し複数年を結ぶもエンゼルスで別人となるアレです。


詳しくは以下のnoteを一読いただければわかるかと思います。

一言でいうと、既視感による謎の頭痛です。
根拠なく懐疑的になるのは良くないのですが、それだけ我々にはトラウマだということです。

もちろんスティーブンソンがこの声をはねのける活躍を期待していますし、この我々のトラウマを払拭してほしいのです。

間違っても来オフに「LAAの愉快な仲間たち」シリーズとして私のnoteに登場することがないよう祈っています。

まとめ


振り返りましたが、、今年なぜ勝負するんですかね?
マイナーの有望株は0人
と思ってもらってよいですし、今後コアに据えるつもりであったフレッチャーやウォルシュも退団とここ数年のチーム作りも全くうまくいっていないのが現状です。

やっぱりよくわかりません。
東の名門であるがゆえにNYYは再建期という概念自体許されていないので、エンゼルスもつまりそういうことなんですかね?(適当)


真面目な話をすると、仮説としては球界の宝であるトラウトを抱えたままの再建は事実上許されず、またそのトラウトに衰えが見られることから他球団のトレードによる引き取り手がいない(orかなりの年俸負担を要求される)説が有力でしょうか。

まあ懐疑的ではありますが、一ファンとしては補強は純粋に嬉しいし楽しいです。
毎日
朝起きてもなんの動きもないOAKとかCOLのような感じだと非常につらいですからね。(ファンの人ごめんね)

これがTEXのように再建期にも関わらずシーガーとセミエンを補強し批判を食らうも、のちの世界一の布石となった一手と同じような流れになることを夢見ながら今回のnoteは閉めさせていただきます。

(ホント頼むよ)


このnoteが参考になりましたら評価いただけると幸いです。

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