0913 自分のものさし

なぜ脳は神を創ったのかを読みました。


著作の中で自分が心に残った箇所を紹介します。

・唯一の物差しは存在しない
これが神を否定する最大の根拠になっていました。思考停止に陥りやすい人間にとって、この考え方は非常に役立つと感じました。
唯一のものさし、完全があると考えて行動するのではなく、あくまで断続的な時間の流れの中で,向く方向を決めて努力し続ける。これこそが自分の生き方であると再認識しました。

・自分にとっての楽しいはコンフォートゾーンの外側
終わりにの部分にありましたが急に苫米地氏の自己実現の話が出てきて驚きました。
急にCMのようでしたが、自己実現のためには他人の物差しでなく自分の物差しで生きること。
その一つの尺度として「コンフォートゾーンかどうか」が重要です。
ただ、釈迦の教えにある通り苦行をするのではなく,自分の向かいたい方向にコンフォートゾーンを移行させていく。
言いたいことの本質はそこなのだと思います。

・釈迦の思想
釈迦の教義は現実的・実践的であると強く感じました。今後釈迦の教えについても学習をします。


・神を否定することの苦しさ
浪人生のときは、神なんてクソ喰らえだと思っていました。
結果、自分で選んだという考えが現在の強い自我と向上心を生んでいます。
神がいないことを証明した人たちが苦しんでいたのはそれだけ信仰というのは危ういものだと感じさせられます。
自分のものさしで生きること。著書で伝えたかったのはその1点に集約されると思います。

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