見出し画像

Detriti Recordsについて

前回投稿したプレイリストにも入れたとおり、ここ数年ロシア(旧ソ連の国)発のバンドをよく聞いています。

Motorama以降ロシアでポストパンク流行りなのか星の数ほどバンドがいるという羨ましい状況。南米でも人気があるらしく、最近はメキシコ発のロシア風サウンドとかも見かけます。

その中でベルリンのDetriti Recordsというレーベルが自分好みの音楽を色々出していることに気づきました。

特徴としては、ダークでゴス感のある音多め、80年代のフライヤーみたいなアートワーク、カセットテープ音質で音が籠もってる等のレトロ感です。
Detriti Recordsから出ている好きなバンドをいくつか載せます。


Molchat Doma (Молчат Дома)

みんな大好き、ベラルーシの首都ミンスクのバンド、Molchat Doma。
現行のバンドで1番好き。1〜2枚目のアルバムをDetriti Recordsからリリースしてます。その後2020年にアメリカのSacred Bones Recordsと契約、3枚目はそっちから出たので音が急にクリアになっている(契約の話はDetriti Recordsに事後説明だったぽい)。


Blind Seagull

ロシアの飛び地のカリーニングラードのバンド、Blind Seagull。ロック感強くてそんな暗くない。配信ライブ見たら男性メンバーはタイトめな黒Tに金のチェーンネックレスしててびっくりした。ドラムは女の子。




Goremyka (Горемыка)

ロシアのスモレンスクのユニット、Goremyka。
今のバンドとは思えない80'sなキリキリ感がいい。


Nauchnyy Sotrudnik (Научный Сотрудник)

ロシアのロストフ・ナ・ドヌのユニット、Nauchnyy Sotrudnik。違うレーベルから出たこの次のアルバムのほうが好きかな。地味なソフト・セルみたいなやつ。


La Punta Bianca

フランスのユニット、La Punta Bianca。
ジャンルとしてはcold waveになるのかな?ロマンチックな所が好き。


 Detriti Recordsは2005年からやっていて、主催者はDavide Laceさんという北イタリア出身の人だそうです。この人の個人プロジェクト、Words and actionsもかなりゴスくていい。


ロシアのバンドが好きなのでそっちメインで紹介しましたが、レーベル全体としてはEBMとかシンセパンクのバキバキなやつが多いイメージです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?