ワークウェア評論家・安藤祐典

日本の作業服はもっとかっこよくなるべきだ!    なぜこの国の作業服はダサいの? こ…

ワークウェア評論家・安藤祐典

日本の作業服はもっとかっこよくなるべきだ!    なぜこの国の作業服はダサいの? これを紐解き業界を巻き込んで底上げしていきたい これが私の目指すところです

最近の記事

    • ぽっぽやの制服

      歴史とは史実を知ることが大事なの ではなく、古にロマンを馳せることが 大切ではないだろうか? 100年後の人達にとっては今の我々の 全てが歴史となる 後世に残るような、評価されるような ものづくりを我々現代人は果たして しているだろうか? いまの車なんかも どのメーカーも 似たようなものばかり… 私は何の魅力も感じない 大量生産・大量消費の現代 少数派の意見など聞いてもらえないだろうが大衆に迎合しすぎると レナウンの二の舞になるかもよ

      • 妄想店舗

        作業服の古着屋 作業服の世界でも今サスティナブル が叫ばれている 使用済作業着を回収し代替可能なモノ に生まれ変わらせる。素敵な事だ。 私は違った角度からの提案をしたい 作業着に古着市場を創り出せばいい。 そこに価値をつければいいのだ。 その市場に一定規模の需要があれば 各メーカーも意識するだろう。 必然的に丁寧なものづくりであったり、 本質的なデザイン・機能性のものが 評価され残っていくはずだ これこそが代替可能を前提とした物

        • 服を着るわけ

          なぜ人は服を着るのか? ふと考えた! 暑さ寒さを凌ぐ本質的な衣服とは別の意味 個性? 自己顕示? 自己主張? 防御? 保護? 誇り? プレステージ? 協調? 一体感? 組織に従属する安心感、従属させる支配感? 私服・制服・スポーツ・戦争 環境やシーンによっても全く違うが こんなことをゼロから考えることは 大切なことだと私は思う #服 #制服 #服の本質

          裏勝り

          私の好きな言葉は  武士は食わねど高楊枝  衣食足りて礼節を知る この相反するテーマをどう体現するか ということが私なりの紳士道みたいな ものなのかもしれない! 江戸時代に幕府が度々奢侈禁止令 (贅沢禁止令)を出し派手な着物を 着ることを統制した。 人々はそんな状況の中どうにかして お洒落をしようと考え、絢爛豪華な 絵柄を裏地や長襦袢に忍ばせた。 これが裏勝りの美学に昇華した。 見えない裏地のお洒落が粋なのだ 外観はそれほどでもないのに人目に つかない

          捻くれ者

          天邪鬼とは故意に人に逆らうこと・人 それとは違うがセレクトショップなんかに行った際に商品や着こなしの 提案をされたりすると その意見を素直に聞こうとする 反面自分の好きなものやスタイルは 己で決めるよって内心思ってしまう つくづく捻くれてるとは思うがそれが自分のスタイルを持つことの近道だし重要であるような気がする 同じようなことをファッション プロデューサーの四方義朗さんも おっしゃっていた そんな捻くれた私が店員さんのモノや着こなしを真似したいと思っ

          I think so

          同じような事を感じてるユーザーは 私だけではないのだ! ワークウェア業界はこれから大きく 変わる 大企業は依然として昔からの付き合いで自重堂やジーベックなどの大手ワークウェアメーカーから購入する流れは暫く続くだろう しかし中小企業や個人ユーザーは 今後ダサい既存の作業着からは離れていく 私が20年前から言っていることが やっと最近現実化してきた 新進気鋭なメーカーがどんどん出現してきて欲しい そしてユーザーに寄り添えない企業は 淘汰されるべきだ

          飛脚とアリに物申す

          彼の会社の共通点 ユニフォームが夏季短パンである 明治維新後、脱亜入欧で洋の文化が 入ってきて以来、シーンを問わず 洋の服がすっかり定着した ならば厳然たる洋のルールを知るべきだ ビジネスにおいて特にB to B では すねやすね毛が見えることは 恥じるべきことである だからホーズ(長靴下)というものが存在する オフの日やスポーツ時、ビーチなら 何を着ようが構わない 飛脚に関してはスポーツ大手のミズノがユニフォーム制作に携わってるとい

          My son

          息子へ! サーフィンをしろ 自然の偉大さと 人間のちっぽけさを知れ バイクに乗れ 孤独と向き合え そして孤独を味方にしろ sex pistols を聞け  怒りを情熱に変えろ 本を読め 世界の広さと無知を感じろ 501を履け ロックを感じろ スーツを着こなせ 品性と色気を纏え 地球儀を見えるところに置いておけ たくさん恋をしろ 多くの女性を知れ そして1人を愛せ 愛国者でいろ 郷土愛を忘れるな 侍に憧れろ 安っぽい人間とは

          彼岸

          何がone mile wearだ! 欧米化〜と突っ込みたくなる 和式に言えば一厘用御召し物ってか! てやんでぃ〜 近所に出掛けるならお洒落ジャージみたいなファッション雑誌や洋服屋の提案は頭にくる 俺は作務衣でスーパー行くけど何か問題でも? まぁ墓参りでも行ってくるか! 形見を身につけて… #ワンマイルウェア #欧米化 #作務衣 #彼岸 #墓参り #お洒落ジャージ #ジャガールクルト #レベルソ #jaegerlecoultre

          モノの価値

          Power Loanなるものがあるらしい 巷でいうところの残価設定ローン 多少の頭金を入れると私の希望の車種が月々5.6万円で乗れるのだ! 今や大衆車、高級車関わらずほとんどがこのような購入方法なのだとか  無知とは恐ろしい… 小生のような庶民には有難い話だが反面モノの価値が軽視されている、 そんなふうに思えてならない 車に関しては愛着という概念が持てない時代なのかもしれない クラシックカーだけが珍重され、 現行品は貴いものとしてあつかわれない?

          「糸」

          スウェーデン王室御用達のラグメーカー 「カスタール」製作過程の全工程を自社で管理してる徹底ぶり1本の練り糸から織りなされる表情豊かな色合いと優しい手触りが素人の私にも感じとることが出来る良いものや手間のかかっているものと対峙する時間が凄く好き価格訴求するメーカーより価値訴求するブランドが好きそれは人に置き換えても同じ外注費やメーカーを叩いて利益のみを追求する そんな業界体質の中に身をおいているからこそ休日くらいはのんびりいきたいものだ!それにしても中島みゆきの「糸」やけに心に

          餅は餅屋?

          ワークウェア業界はこの方程式が成り立たない! 知り合いの洋服屋も何故か古着やら作業服の 販売を始めた。着たことも大した知識もないのに! なぜ?  取扱メーカーは控えさせて頂くが決してかっこいい 作業服ではない 結果ワッペンつけたりカラーリング提案する程度の稚拙な結末 そんなことする前に俺のスーツの月ジワをとる技術を 勉強してくれよと突っ込みたくなる せかみを取る分量が足りないのだ ワークウェア 業界は色々とおかしいことだらけ ハーレーを知らないハーレー