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龍鎮の瀧

【過去の記録◆2021年8月3日①】

「深谷龍鎮渓谷」の「龍鎮(りゅうちん)の瀧」まで行ってきました。

室生ダム(左)の奥へ

「室生ダム」を越え、「龍鎮橋」手前の路肩に駐車しようと考えていたけれど、すでに3台が止まっていました。カーブなので、それ以上は無理です。

 さらに100メートルほど進んで場所を見つけましたが、杖をついて戻るには遠いため、来た道を車で戻りました。
 来るときに二人組の若い女性とすれ違ったので、1台分は空いたのではないかと考えて。
 
 わずかな時間に1台分だけでなく2台分が空いていました。そこから二本杖で山道に入ったのです。

 降りはじめた小雨を、道に差し出た木の枝がすべて受け止めてくれたので、傘は要りませんでした。

 数歩で下りられる下流の川辺に居ても、それは変わりませんでした。
 水が流れる所でさえ、空が見えないほど葉に覆われていたため。

透明な水
龍鎮神社へ
龍鎮神社へ

 山道に戻って上流へ向かうと、「龍鎮(りゅうちん)神社」の拝殿が眼下に小さく見えました。

拝殿
道の先は通行止め

 落石でもあったのか、先が通行止めになっていたため、
「瀧まで行けなくて残念」とおもったら、龍鎮神社の細い階段を下りていくとき、瀧の上にいると判りました。

 ナビも沈黙する場所だからか、地図では瀧の場所が神社のずっと先に表示されていただけなのでした。

瀧の上
祠が見える

 神社の本殿は拝殿の対岸にあり、崖を背にして建っているのかとおもったら、鳥居の向こう側に小さな祠があるだけ。 それがかえって、立派な建物が並ぶ神社よりも神々しく・・・

本殿と拝殿の間の川床
神域

 川の水量が少ないときは対岸に渡れるのですが、川床の岩が滑りそうなので控えて、滝壺の底に見入りました。

滝壺

 深い深い水底まで透き通っています。
 ここも深碧色。
 快晴であれば、どれだけ鮮やかな色になったことでしょう。

龍鎮の瀧

 穿たれた岩の奥は、洞の入り口のように感じられ、三柱の龍が住処としていそうでした。

 深い山に入り込んだ、と感じていたのに、車を止めた所からは徒歩5分なのだそうです。

川辺から山道へ戻る
帰り道

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