重要マーケティング用語解説24-39

SEOに関する用語

1-24 SEO
SEOとは、検索エンジン最適化のことで、検索結果で自社のWEBサイトを上位に表示させるための施策です。広告のようにアクセス獲得のための直接的な費用はかかりません。自社サイトに多くのアクセスを集めたい場合に有用です。自社のWEBサイトの対して行う内部対策、それ以外の外部対策があります。

1-25 SEO内部対策
SEOの内部対策は、自社のWEBサイト内で行う施策で、サイトの内容を適切に検索エンジンに伝えることが主目的です。たとえば、コンテンツを充実させるキーワード設計やサイト構造の見直し、内部リンク対策などがあてはまります。内部施策であるため、手をいれた分の成果が表れやすく、効果がわかりやすいのが利点です。

1-26 SEO外部対策
SEOの外部対策は、自社のWEBサイトの外部要因を改善してSEOの効果を高める対策のことです。たとえば、被リンクの数を増やすことがあげられ、たくさんのリンクを集めるとその分価値が高いサイトとして評価が上がります。しかし、最近では数よりも質が重視されているため、自社サイトと関連性のあるリンクを集めることが重要です。また、外部対策は、自社WEBサイト以外の要因にも左右されるので、必ずしも対策したからといって成果が得られるとは限りません。

1-27 アルゴリズム
アルゴリズムは「ある特定の目的を、より効率的に達成するために定式化された処理手順」というコンピュータ用語です。SEO対策におけるアルゴリズムとは、Googleをはじめとする検索エンジンの「検索順位を決めるための処理手順」「ルール」を指し、公平性を保つための指標は200以上もあるといわれています。

1-28 オーガニック検索
オーガニック検索とは、検索結果画面の中で検索連動広告枠を含まないURLリストのことです。
オーガニック検索による順位表示は、検索エンジンのランキングアルゴリズムによって順位付けされているため、SEO対策はオーガニック検索における表示順位を高める施策となります。その一方、広告枠による順位表示は、キーワードごとの入札単価や品質スコアなどによってリアルタイムで変動することが特徴です。

1-29 クエリ
SEOで使われる検索クエリとは、ユーザーが検索する際、実際に検索窓に打ち込む言葉やフレーズのことです。本来クエリは「質問」「訪問」といった意味で、データべースに対する問い合わせや要求のことを指します。

1-30 ロングテールSEO
ロングテールSEOとは、ビッグワードではなく、複合ワードでWEBサイトをヒットさせて上位に表示させる対策のことです。近年、アクセス数が多いサイトをみてみると、一部の人気キーワードからのアクセス数よりも、ロングテールキーワードからのアクセス数のほうが上回っています。

広告に関する用語
1-31 アフィリエイト広告
アフィリエイト広告とは、「成果報酬型広告」とも呼ばれるWEB広告の手法です。ユーザーが広告をクリックして「商品を購入する」「会員登録をする」「資料請求をする」など、あらかじめ設定したコンバージョンが達成された場合に、その成果に対して料金を支払うシステムです。掲載するだけで料金が発生する通常の広告とは異なり、大きな費用対効果を得られます。

1-32 インフィード広告
インフィード広告とは、SNSやモバイルサイトのフィードの中に表記される広告です。代表的なものをあげると、Facebookやtwitterなどのタイムライン上に表示される広告です。コンテンツとコンテンツの間に表示されるためユーザーの目に留まりやすく、クリック率もバナー広告に比べ高いといわれています。クリック課金形式が多いのも広告主にとってはメリットといえます。

1-33 インストリーム広告
インストリーム広告は、見ようとしている動画の再生画面で自動的に表示sれ、通常は5秒でスキップできる「スキップ広告」15秒間はスキップできない「ノンスキップ広告」があります。映像・音声・文字を大画面で配信することができ、完全に視聴した段階で課金される方式が採用されています。

1-34 ネイティブ広告
ネイティブ広告とは、記事やSNSなどに広告を自然と溶け込ませ、自然な形でコンバージョンにつなげる広告です。ユーザーのストレスを軽減でき、潜在層にアピールすることが可能です。SNSのインフィード広告やリスティング広告、「この商品を買った人へのおすすめ商品」のようなレコメンドウィジェットタイプなどがあります。

1-35 ダイレクトレスポンス広告
ダイレクトレスポンス広告とは、広告をみた見込み客の反応が広告主にダイレクトに伝わることを目的とした広告のことです。ブランディング広告やイメージ広告と対比されます。WEB広告やメルマガ、DMなどがこれにあたり、効果検証を行いやすい点がメリットです。

1-36 リスティング広告
リスティング広告とは、ユーザーが入力した検索キーワードに連動して、検索結果上に表示される広告のことです。ユーザーの関心が高いワードに応じて広告が表示されるため、高い効果を期待できます。代表的なリスティング広告サービスは「Google アドワーズ」や「Yahoo プロモーション広告」です。クリックして初めて課金される、クリック課金方式を採用しています。

1-37 SNS広告
SNS広告とは、FacebookやTwitter、Instagram、LINEなどのSNSを利用して配信する広告です。SNSは拡散性が高く、消費者の反応がみえる信頼度の高いメディアとして注目されています。
また、SNSユーザーは自分のプロフィールを登録しているため、ターゲティングの精度の高さも特徴といえます。

1-38 PPC広告
PPC広告とは、ディスプレイ広告やリスティング広告など、クリックされた数に応じて課金される広告のことです。「Googleアドワーズ」や「Yahooプロモーション広告」などが代表的なサービスです。PPC広告の費用は「クリック数」×「クリック単価」で計算され、広告の種類によって単価が変わります。

1-39 動画広告
動画広告は静止画よりも一度に多くの情報を伝えることができるため、視聴者の印象に残りやすい傾向にあります。そのため、サービスや商品の購入に繋がる可能性が期待できます。

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