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重要マーケティング用語解説40-49

マーケティング指標に関する用語

1-40 コンバージョン
WEBマーケティングにおけるコンバージョンとは、最終的な成果のことをいいます。たとえば、自社のECサイトなどで「会員登録を最終目標とする」「商品購入を成果とする」など、目指すゴールによって「コンバージョン」と定義する内容は異なります。コンバージョンの数は、サイトでどれだけの効果を成しえたかの客観的な指標となります。

1-41 インプレッション
インプレッションとは、広告露出回数のことです。ユーザーが広告をクリックして1回表示されると1インプレッションとなり、WEB広告効果を測る指標のひとつです。
インプレッションと混同されやすいPVとは、訪問者のブラウザにWEBページが表示される数のことで、1ページ表示されると1PVとなります。仮に1ページに広告を複数掲載してそれがクリックされた場合、PVとインプレッションの数は変わります。

1-42 KPI
KPIとは、明確化された目標を設定することをいいます。通常は、定量的な数値を用いて設定されるため、業務の目標を数値化した指標とも解釈できます。PDCAを回す際の重要な指標で、KPIを設定することにより、現在の状況を定量的かつ客観的に把握することが可能になります。

1-43 KGI
KPIが業務レベルにおける目標設定であるのに対して、KGIは企業全体の戦略的な目標設定のことを指します。企業の売り上げ高や利益率など、企業の最終目標や企業全体の方向性を定量的に評価できる指標です。

1-44 ROI
ROIは、投資した資本に対して、どれだけの利益を得られたかを表す指標です。計算式は「投資によって得られた利益額」÷「投資額」=「投資のROI」です。ROIが高ければ高いほど投資効果が高いということです。

1-45 CPA
CPAはコンバージョン(最終結果)1件に対して発生した広告費用のことです。主にWEB広告の効果測定で使われる指標です。CPAが低ければ、それだけ費用対効果が高いということになります。

1-46 CPC
CPCとは、CPAと同様にWEB広告の効果測定で使われる指標の1つです。
広告が1回クリックされるのかかった費用、1クリックあたりの単価のことをいいます。

1-47 CTA
CTAとは行動喚起施策のことで、自社のWEBサイト訪問者に対して具体的な行動を誘引する対策のことです。たとえば、「資料を請求する」や「問い合わせ」というボタンなどもCTAに含まれます。CTAを工夫することは、サイト運営で重要な課題となるコンバージョン率のアップにつながります。

1-48 CVR
CVRとは、WEBサイトに訪れた人のうち、最終結果に至った人の割合のことです。CVR=「コンバージョン数」÷「訪問数(セッション数)」で算出します。CVRは、流入経路別の状況や商品カテゴリ単位、個別ページ単位などでそのパフォーマンスを確認できるため、どこが悪くてどこが良いかなどが明確になります。施策の優先度や対策が必要なページ・要素などを洗い流すことができるため、サイト運営上で重要な指標です。

1-49 LTV
LTVとは、「顧客生涯価値」ともよばれます。ある特定の顧客が特定の企業やブランドと取引を始めてから関係性が終わるまでの期間で、どれだけその企業に利益をもたらすかを算出する指標です。
LTV=「購買単価」×「購買頻度」×「契約継続期間」で計算でき、いずれかの項目を上げることでLTVは向上しますが、LTVを高めるには顧客のロイヤリティの向上が重要とされています。また、顧客との関係性をマネジメントするマーケティング活動のCRMと連動させることで、LTVを高めていくことができます。




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