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【コロナ感染リアルリポート6】ひと山は越えたようにも思う@入院3日目4日目

病院のベッドの上が永遠の居場所に思えてくる。知らない天井も慣れてきた。碇シンジ君。気力と、体力とが回復しそうで、落ちていく。攻めぎあい。これが免疫力なのかも。私の免疫力、よく戦ってくれていると思います。何とか、ひと山越えた気もしています。

基本的に、何もやる気が起きない。とくに、熱が高いと、本や投稿はもちろん、ゲームやYouTube、LINEの返信すらできない。したくない訳ではなく、できないのだ。気力がなくなっている。これが、基本ラインだ。そこからたまに、やる気がプラスアルファされることもある。その時は、こうやって書くこともできる。

4月22日がピークだったように思う。昨日のことを昨日は書けなかったので、今日まとめて二日分。

ピークを越えた気がした

4月23日金曜日朝。何とか生死を彷徨いながら、帰ってきた。朝起きて、「生きてて良かった」と本気で思った。それでも本調子とは言わず、まだまだ熱も高い(39.8度)。フラフラする。食事も、ほとんど食べれず。

ただ、辛さは昨日よりはマシ。ひとまず、安静にしよう。昨日の調子に乗った反省もある。なにもしない。病室の天井を見よう。外を見よう。ほら、山が綺麗。良く晴れていて、青々としている。

少しうとうとしながら、お昼の時間。お昼も半分程度しか食べれなかった。まだ熱は高いが、クスリもさっきよりは聞いてきた。おお、やっと気力が戻ってきたぞと。これで少しはやることやれるかなと。最低限の仕事を処理し、投稿もでき、ほっと一息ついて、夜はお風呂にも入れた。

念願のお風呂から、穏やかな時間

ああ、お風呂って本当にすごい。風呂といっても湯船はないのでシャワーのみだが、酸素注入器をしながらのシャワー実施。ああ、気持ちいい。シャワーって、人類が編み出したスーパーリラクゼーションだ。水を浴びるだけでも気持ちいいのに、それを適度な圧力で適度な太さで降り注ぐ。あああ、シャワーすごい。感謝。

熱が下がっていたので私は基本的には全然大丈夫だったが、風呂場で転倒しないように大きめの作りなっており、また、大きい椅子もあって安心だった。風呂場の椅子でもあれだけガッシリしていれば倒れにくいだろう。さすが病院。いろいろ感心。

23日の夜は、本当に良かった。やっと、人間に戻れる気がした。LINEもした。生きることの嬉しさを感じて、穏やかに、眠りにつけた。

そうは問屋が卸さない

4月24日。朝は気持ち良い目醒めだ。こんなに気持ち良いこともそうない。いや、少し違和感はある。熱は37.5度と少し微熱だが、高くはない。でも違和感がある。

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