見出し画像

【コロナ感染リアルリポート5】調子に乗ったら大いにしっぺ返しを喰らい、死を意識@入院2日目

本当は昨日の夜書きたかったが、死地を彷徨って書けなかった。ひとつ訂正したい。「ただの風邪説」、取り下げます。ごめんなさい。

4月22日朝。すこぶる良い。お、治ったんちゃう?くらいの爽快さ。カロナールすごい。いや、後から飲んだステロイドがすごいのか。お陰で眠りは相変わらず浅い。

溜まった仕事の処理を少し進めた。全てとはいかないが、クリティカルなやつだけ、少しだけ。パートナーの声が響く。「こんなにイヤな声の人だっけ??」とか余計なことが頭をよぎる。顧客やパートナーに「かかっちゃいました」とか不用意に言えるものではないから、もちろん黙っている。

悪くないなーと思いながら、少しスクワットとかしてみながら、まだ体の倦怠感はあることも確認。今日はお風呂に入りたいな。看護師さんに聞いてみよ。

午前中は、たしかに調子が良かった

仕事したり、会社の同僚や客先やパートナーに連絡したり、なんなら普通に仕事。これこれ、こういうやつ。大体、そんな大したことないんだから、すぐ治るでしょ。クスリも効いてるし。

食欲もある。量の少なさや味の薄さが、いよいよ気になってきた。元気になると、そうなるよね。よしよし。カロナールは飲んでもう6時間以上経ってるけど、熱もそんなに上がらない。

体調が良かったので、荷物を少し取り出して、本を読み始めた。その余裕ができたってことは、喜ばしいこと。さて、本を読んだり、会社の電話でやり取りしたりしているうちに、少し様子がおかしくなってきた。

熱が上がる。お昼はしっかり食べたが、気持ちの焦りがあった。カロナール、また立て続けににデカトロンを投入。これがその日のお昼。そこから、見事な転落劇が始まる。

クスリが効かない

さっき午前中には平熱ぐらいまで下がった熱も、38度をオーバー。ちょっと違和感。戸惑い。焦り。一度、気が緩むとダメなやつ。

たしかに、午前中は今までで一番調子が良かった。これは間違いない。「今のうちに」と思ったこと多々ある。ゲームもしたし、本も読んだし、仕事もしたし、何かといろいろできた。ちょっとやり過ぎたかな、とも思ったのも事実。

そのしっぺ返しなのか。昼からの辛さ。まず、昨日の成功体験を思い出す。デカトロンとカロナールで一気に汗が出て、調子が良くなり、パーカーも脱ぎ捨てて、ワッショイワッショイの時間。それが来ると思って構えているのに、一向に来ない。あれ、変だぞ。

ここから先は

1,040字

¥ 100

ちょっとサポートしてあげようかな、と思っていただいたそこのあなた!本当に嬉しいです。 そのお気持ちにお応えできるように、良いものを書いていきたいと思います。ありがとうございます!