見出し画像

Ableton Liveでのプラグインフォルダ整理

Windows10で使うAbleton Liveへのプラグイン移行の際に、フォルダ分けに手間取った部分があったので共有します。

カスタムフォルダ

Ableton Liveはプラグインの格納場所について、規定のフォルダの他に、カスタムフォルダを指定することができます。このカスタムフォルダの中にサブフォルダを作ることで、プラグインの整理をすることができます。

スクリーンショット 2020-11-07 182544

↑好きな場所にフォルダを作って..

スクリーンショット 2020-11-07 182702

↑環境設定でカスタムフォルダをオンにし、場所を指定する

VST2(.dll)とVST3(.vst3)

Ableton Live10.1でVST3規格に対応しましたが、どうやらVST3はカスタムフォルダ内でのフォルダ分けに対応していないようです(公式の案内は見当たりませんでした)。
ですので、僕はVST2とVST3があるプラグインはすべてVST2に統一して整理しました。どうしてもVST3を使いたい場合は、フォルダの整理を諦めなければならないと思います。

Wavesのプラグイン

WavesのプラグインはWaveShellx-VST x.x_x64.dllといった名前のファイルに一旦統合され、DAWが読み込むときにバラされるという風になっているので、そのままだとプラグインの種類ごとにフォルダ整理をすることが出来ません。

そこで、WaveShell~プラグインをばらして単体のプラグイン.dllにします。
手順
1. http://www.xlutop.com/buzz/zip/shell2vst.zip からshell2vst.exeをダウンロード
2. WaveShellx-VST x.x_x64.dllとWavesプラグインのデータ(.aaxpluginや.bundleとついたフォルダ)が入っているフォルダを見つけて、ダウンロードしたshell2vst.exeをコピー&ペーストします。
3. WaveShellx-VST x.x_x64.dllをshell2vst.exeにドラッグ&ドロップすると、exeファイルが動いてバラバラのdllが生成されます。

あとは同様にdllファイルを好きな場所に移動させればOKです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?