【OW2β】OWLメタリポート~week4

こんにちは、AkihabaraEncountのclankです。

普段はOWチームの出張コーチをしながらOWLのリプレイ解説配信やOWの攻略?記事を作成しています。

この記事ではOWLメタリポートと題してOverwatchの最高峰、OverwatchLeagueにおける戦術的なトレンドを記事にしていきます。

KickoffCrashQualifiersも四週目を終え、プレイオフトーナメントも間近となりました。
先週から大きな戦術的な変化は見られなかったため、今回はピック率の変化のみの縮小版です。

ピック率の変化

それではまずはピック率の変化についてです。
ピック回数のみの集計のため公式データのような時間を含めたデータとはなっておらず、一部のヒーローは実際の活躍と大きく食い違う部分があることはご了承ください。

先に変化の少なかったイースト(アジア)グループからみていきましょう。

イーストグループのピック率の変化

多少の数値の変化はあれど先週からほぼ変わらずといった形。
特筆すべきことと言えば、エスコート/ハイブリッドルールの攻めにおいてルシオ採用がやや増えたことでしょう。
ザリアの採用も多いことから、攻めにおける足の遅さをカバーするために採用が増えた印象です。

反面大きな変化があったのはウェストグループ。

ウェストグループのピック率の変化

ウィンストンが大きくピック率を落とし、ザリアを中心に他タンクも伸びた形。
原因としては、先週に比べザリア構成をメイン、またはサブとして使うチームが増えたということと、ラインハルト構成の採用がにわかに増え始めていることが挙げられるでしょう。

ザリア構成が増えたのは、主にザリア+リーパーのコンビがウィンストンに対して非常に強力に働くということが考えられます。
week3あたりからウィンストンvsザリアリーパーの構図は増え続けていますが、ウィンストン構成がザリアリーパー構成を攻略した例は稀で、大抵はウィンストンがリーパーの火力に押しつぶされる形で勝負が決まっています。

そのザリアリーパーのカウンターとして機能しそうなのがラインハルト構成です。
ザリアリーパーの強みである中近距離での火力の押し付けが、ラインハルトに対しては近距離戦ではハンマーによって、中距離の削り合いになればシールドの多さとカバー範囲によって競り負けるといった構図が散見されました。

とはいえ、ウィンストンvsザリアリーパーほどの相性差はなく、バックラインから崩されると脆かったり、ゼニヤッタを加えた中遠距離からの攻撃を加えられると途端に苦しくなるなどの弱点もあり、これらを克服できるかが今後採用を増やせるかの課題となりそうです。

あとがき

以上week4のメタリポートでした。

ウェストグループのピック率に大きな変化は見られたものの、メタの構図は相変わらずといった形の週でした。
とはいえウェストグループでは構成の多様化も見られ、プレイオフで各チームがどんな構成を用意してくるか楽しみです。

OWLが配信しているときは裏で観戦&解説配信をしていますので興味ある方は見に来ていただけると嬉しいです。

それでは。

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