もう一人

5月8日

10日ぶりぐらいに修行へ。
自販機のラインナップからホットが消えた…そうそう、大体このくらいの時期に消えるんだ。しかし今日は寒いから自販機のアツアツの茶が飲みたかった。近いコンビニのホットコーナーからほうじ茶を買ったけどぬるい。しかしこれを飲んでようやく冴えてきた。

修行で１階にいる時間は長くないからあんまよくわかんないけど、普段１階にいない人が珍しくそこにいた。権威っぽい存在というか、その人がいることでみんな若干緊張感持ってるように感じた。

修行を終え、空の明るさに驚いた。デパートで、明日会う人へのお土産探した。やっぱり人になにか渡すの好きだ。

5月9日

駒込で待ち合わせる。高校時代の一人の後輩と、一年に一回ぐらいこうして会ったりする。後輩は現在妊婦であることから、どこが階段じゃないか、スムーズに来やすいか、など待ち合わせ場所を色々先回りして考えてたけど、彼女は２駅先から徒歩でやって来た。あわあわ。毎日よく歩いているそう。

平日昼間のファミレスは、シニア層が圧倒的に多く、しかもずーっと混んでいて驚いた。この店をリサーチしていたとき、窓際が気持ちよさそうだなと理想を描いていたが、あれだけ席がたくさんある中でたまたま窓際に案内され、ラッキーと思った。

六義園に初めて入園して散歩した。
「ここは偉い人の屋敷の庭だったらしいよ！」
パンフレットを見なくてもなんとなく見当がつきそうなことを、パンフレットを読みながら超噛み砕いて後輩に話す。

小高い峠を登ってみた。30秒ぐらいで登れる峠だ。だけど、ほんの少し高いだけで急に見晴らしが良くなる。近くにいるおばあちゃんが「まあーよく登ったわね」と、後輩に話しかける。不思議と電車で席を譲られることは頻繁には起こらないらしいが、このようによく話しかけられ、コミュニケーションが生まれるという。下山後に後輩がよくお腹を触っていたので、「蹴ったりしてるの？」と聞くと、「しゃっくりしてるみたいです」という。お腹の中の人がしゃっくりすることは初めて知った。触らせてもらうと、確かにしゃっくりの振動がした。こりゃ可愛いわ。生きている。