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【超個人的】オススメの高音域の指遣いと音色の違い

暑い日が続いていますね~。クリームソーダが飲みたいクサノです。
500円noteは毎週土曜日更新なんですけど、今回の記事は動画がどうしても必要だなと感じましたのでそれの仕込みで遅れました。申し訳ないです。

さて早速本題です。今回のテーマは
「高音域の指遣いと音色の違い」
これ結構リクエストありまして、動画にしようか迷っていたのですが、先にnoteのほうでまとめてみようと思います。
そのうち(結構後かも)動画にもなるかもですが、今回ほど突っ込んだ内容にはならないと思います。こっちはニッチでコアな情報を、というスタンスですしね。

ということで、まとめましたのは「加線2本の上のレから加線5本のド」までの指遣い。
いや~これ改めて調べてたんですけど参りましたわ。
指使い自体無限にあるし、おそらく楽器や仕掛けや吹き方によるので
「どの指が絶対良い」
なんて一口には言えないんですよね。

なので、今回はクサノが気に入って使っている指をご紹介します。
(トスカGL、B40、クランポン純正リガチャー、V12 3半の仕掛けです)

レの指

まずはレの指からです。クサノが使っているのは主にこちら。

レ①-tile

一番左はベーシックなレの指遣いなので割愛しますね。

真ん中の指はB管ではあまり使いません。低くなりすぎちゃうんですよね。
超ppで吹くときにたま~に使ったりしますが(ppで吹くと音程が高くなるため)メインで使うのはE♭クラの時ですね。E♭クラはレの音程が往々にして高いので小指を外してあげて口でやや高めに調整して吹くことで音程を合わせています。

一番右の指が秘伝の指。

ド♯+gisキイですね。これはアリニョンが好きな指でレッスンの時によくこれを勧められました。ド♯から滑らかにつながるのでレガートの時にどうぞ。
音色もまろやかでビロードのようなニュアンスが出ます。

レ♯の指

お次はレ♯の指。こちらも一覧でどうぞ。

レ♯①-tile

一番左はベーシックな指遣い。皆さんもよくご存じですね。
ちなみに右手薬指のキイを押すときには、キイの根元を指を立てて押すようにするのがコツです。そうしないとトーンホールに指がかかってしまい音程にブレが生じてしまいます。

真ん中の指は一番登場頻度は少な目。音色と音程が不安定なんですよね…。それがかえって儚い印象を与えるときもあるので飛び道具的にたまに採用しています。

一番右はクサノはよく使います。真ん中よりも音色がしっかりしていて、一番左の指からだと次の音にいけない、なんて時にはこちらを採用して指運びをナチュラルにしています。
次のソ♯を閉じてとりたいときなんかはこっちですね(閉じと開けの概念は後程説明します)


ミの指

ミの指のメインは2つ。

ミ①-tile

左はおなじみベーシックな指。この指は結構優秀で指運びもしやすいし、音程もおおむね良い傾向があると思います。

右の指は、ベーシックな指で音程が合わないときの代替案。
楽器によって結構変わりますが、ベーシックな指よりもほんの少し音程が下がるような気がします。
pでの伸ばし、発音時の音程のうわずりをカバーするときでも使えます。
右小指をつけてしまうと音程が高すぎてしまうので注意です。

ファの指

ファの指は「開け」と「閉じ」があります。

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