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愛用中マウスピースB40を主感たっぷりに語ります

こんばんは、毎週恒例の有料noteのお時間でございます。
もう言い訳しません。
いつも遅れるのですが、絶対に週末中には出しますのでどうかご勘弁くださいませ…。

さて、今日はレビュー…というか、ただ愛を語るというか。
僕は今ヴァンドレンのB40というマウスピースを使っているのですが、最近色々なマウスピースを吹いてはみるものの結局ここに戻ってくるので、こいつの良さをいっそたっぷり語ってみようじゃないか、という記事となっています。

【B40のスペック】
ティップオープニング 1.195mm
フェイシング ML

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発売年は、B45と同年発売だとすると、1965年ごろのよう(↓こちら参考にしました)

かなり歴史的には古いマウスピースですね。
60年くらいは経ってるのか…。

クサノは高校生でこのマウスピースに出会ってから、大学時代を除きずっとこのマウスピースで演奏してきました。
ここ5~6年はずっとこれなんじゃないかしら。
それだけ気に入ってるということなのです。

ということで主感たっぷりにB40の良さを語る回、行ってみましょう!

深い音がするマウスピース

日本のクラリネット界は、僕の知りうる限りだと
ジャック・ランスロの影響が非常に根強いものだと思っています。
特に僕が学んだ国立音大周辺のクラリネットシーンですね。

ランスロと言えば5RVライヤーに薄めのリードで軽やかな音色。
ともすると言葉を選ばないなら「ペッペー」となってる、とも言えるかもしれません。
そこへのアンチテーゼ…とまではいかないものの、もっと深みがあってコクがある(?)音を求められて使われるようになったのがこのB40だと思っています。

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