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狂乱戦闘隊

昔ファイティング・ファンタジーのゲームブックにハマっていたので、世界観が似ているミニチュアゲームのウォーハンマーにも興味を持っていました。 ミニチュアの値段や販売店をWebで調べていた時、当時の検索結果に挙がっていたのが“モードハイム”です。

モードハイムはウォーハンマーのミニチュアを用いて遊ぶスカーミッションゲームで、ウォーハンマー・ファンタジーバトルより小規模だけど経験値やアイテムを得てミニチュア・キャラクターが成長するRPG要素もある様子でした。何故こんな言い方をしているのかと言うと、日本語版モードハイムのルールブックを手に入れる事が出来なかったのでWebで見聞きした事しか分からないからです。

そんな訳でWebの情報からモードハイムの妄想を捗らせていたので、どんな世界観なのか?どんな勢力があるのか?どんなキャラクターが居るのか?は非常に興味深い事で、それこそ漁るようにWebの情報を見ていました。今回のタイトルである“狂乱戦闘隊(コーン・ティスト)”を見掛けたのも、そんな時でした。

手持ちのデータを上手く張り付けられないのでコーン・ティストのコンセプトを紹介しますと……
北方から来たわけではなく、陰惨な戦場の中でコーンを信奉するに至った、狂気の戦闘集団です。
元々は王国の兵士や傭兵など、人として国や金のために戦っていました。
しかし、度重なる混沌の軍勢やアンデットの襲来により、腐りかけた死体を積み重ね防壁とし、戦友の亡骸を喰らうような戦場において、彼らの精神は極限状態を超えるに至りました。
『敵を倒す』
意識の全てをその一念にのみ預け、罪科を忘却し、人の在り方を捨て去ったのです。
……こんな危ないヤツ等が自然発生する戦場というかオールドワールドが地獄すぎます。まぁケイオス陣営に敗れたので、今は違う世界になっているという話ですが。

閑話休題。
モードハイムにもウォーハンマー・ファンタジーバトルと同様に様々な勢力が存在します。但し規模がファンタジーバトルのような軍隊(アーミー)ではなく戦旅団(ウォーバンド)なので、軍隊規模では登場しないウィッチハンター達が居るのも新鮮な印象を受けます。

Webで見ていた当時は気付きませんでしたが、コーン・ティストは公式のウォーバンドではなく所謂ローカルルールのようです。余談ですがナーグル信者による偽装サーカス団“カーニバル・オブ・ケイオス”という(恐らく公式の)ウォーバンドがあります。

あれから時が経っているのでモードハイムの情報を見るのも難しくなっている気もしますが、今はウォーハンマーのミニチュアゲームでもスカーミッションゲームが日本語訳されて遊べるようなので、当時は出来なかったモードハイムのような遊び方も出来るようになっているのかもしれません。公式サイトを日本版で表示する方法を知らないので、そういう情報を得るのはショップに足を運ぶのが近道なのでしょう。

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