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YouTuberドズルという男を9つの要素に分解し、丁寧に、きっちり、余すところなく、省略もなく語ってみる

お疲れ様です、pontaです。

ドズルという男がいます。彼は登録者47万人を誇る人気YouTuberであり、YouTubeに関するすべてに特化したドズル社の社長でもあります。

私は、彼が医学生のころに博多ではじめて出会いました。

初見の印象は「明朗で明晰かつ細身のイケメン」であり「明朗で明晰」という印象はいまでも変わっておりません。そこだけは変わっていません。

YouTuberでありながら、社長としてもYouTubeに携わり、影響力をますます強めるドズル。彼という男について語られた文章はあまりないので、私も前に書いたような気もしますが、あらためて言語化してみたいと思います。

まず最初に言っておきますが、9個、彼の戦略と長所を下記に列挙してあります。飽きずにちゃんと読んでくださいね!「面倒くさい」は禁句。

私は真剣ですよ。


1)最も正しい戦場で戦う

「そのとき、いちばん正しい戦場で戦う合理性」が彼の武器です。

クラクラからクラロワ、そしてマイクラに移行していったのもその一環です。2018年からのクラロワはeスポーツ化が著しく、PSの高いYouTuber(プロ選手)があふれるレッドオーシャンになっていました。

ゆえに「ドズぼんの魅力」で勝負しようとするドズルにとっては正しい戦場とはいえなくなっておりました。ゆえにマイクラに移行を開始したという経緯があります。もちろん、マイクラの検索ボリュームの大きさも魅力ではありましたが…。

そしていまやマイクラにとどまらないゲーム系YouTuberに進化したのはみなさま、御存じの通り。


2)続ける

なにごとでも、成功する人間に共通するは「いま一番やるべきことは何かを考えて、それを死に物狂いで続けるやつ」です。

ある程度の頭脳があれば、いま一番やるべきことを見つけることができます。そして、ある程度の行動力があれば、とりかかることもできます。

いちばん少ないのは、死に物狂いで続けることができるやつです。

彼はそれを習慣に落とし込んで、好き嫌いとか面倒とかを超えて脳死で続けることができる。そこがすごいなと思います。

3)ブランディング

ドズルは、ブランディングというものに非常にこだわります。ブランディングというとしゃらくさい感じがしますね。「看板」と言い換えてもいいかな。

コメント欄でなんて言われたいかとか、どういうYouTuberというふうに他人に見られたいかというのを早々に言語化します。

3年前であれば「ゲームの中で起きていることや情報を的確に整理して言語化するのが得意なYouTuber」でしたし、1年前は「ドズぼんの掛け合いで勝負するYouTuber」でした。今は「ドズぼんファミリーを箱で推せる系YouTuber」でしょうか。

ポイントはそのブランディングが正しいかどうかではないのです。

そうやって看板を自分でどっしり立てることが大事なのです。その看板があるから編集者、視聴者、本人は迷わずに戦えるのです。

ブランディングなんてこざかしいと思われるかもしれませんが、それを設定しないでいると「どこを目指しているかわからないwww」とか「何のYouTuberさんかわからない」なんて言われたりします。

自分は何で、どういう人かというのを言語化するのは大事ですね。これは学生さん、ビジネスマンも同じです。言えばそうなる。そうなっていく。

ちなみに私は敵を作らない系好感度ブロガーです。


4)ノウハウや情報、パワーを惜しみなくライバルや仲間に与え、市場じたいを大きくする

ドズルはひとり勝ちということにまったく関心を示しません。ほかのインフルエンサーから頼られれば、喜んで助け船を出します。

そこで恩を売ろうとか、順位をつけようみたいなケチなマウントは取りません。他社もライバルも、全員で美味しくなることで、自分の立っている場所が大きくなることこそ、彼ののぞみだったりします。見ている場所が高いので、現在地の利益配分にはあまりこだわりません。

そういう私心のなさが、大きなイベントを開くときにお金が集まったり、協力者が集まる理由だったりするのかなと思います。


5)多産多死

ここでそろそろ私の悪い癖が出てきました。箇条書きの下のほうにいくと面倒くさくなるっていうやつです。

残念ながら無料の原稿だとここまでです…。

いや、「ここからはお金を払ってください」なんてケチな真似をする気はないんですが、やる気が続かない的なアレです。原稿料をもらってるとさすがに日を改めて、これ以降をきっちり書こうかなって気にもなるんですが、いやー自分で自分を追い込むってなかなか難しいなって思うんですよね。

あと子供を迎えに行く時間だし。

ああ、多産多死…。これはつまり、たくさん企画を生んで、たくさんキルしてるってやつです。自社で企画を10個やって2個当たればドズルすげーってなるじゃないすか。8個の死んだ企画なんて誰も気にしないんです。そうやってたくさん産んで、たくさんキルする。手数の多さが学びの多ささってやつですよ。

6)仮説を立てて、立証する

常になんか仮説を立てて、立証してます。数字とかで。

7)超面倒くさがり

だんだん欠点みたいな見出しになってきた…。

彼は面倒だから、いろいろ耐えきれずシステム化してますねー。編集とか。

8)なにか8つめのいいところがきっとあるはず

もはや見出しさえ思いつくのが面倒だったんですが、奇数にするために 8)を作成しました。誰か代わりにお願いします。

9)誠実さを大事にする

これはすごいなと思うんですがやっぱり視聴者さんやパートナー企業さんに最大のバリューを返そう、嘘はつくまいという姿勢はすごいです。

ファミリーのぼんさんが損にならないようにしたり、おらふくんも一人にしないように気を遣っております。たぶん。


まとめ

まあこんな感じです。9つ、余すところなく、丁寧に語ってきましたが説明不足などありますでしょうか。ないですよね(早口で畳みかけるように)

欠点も言っておくと…、YouTubeを伸ばすこと以外はマジでまるで何もしないなあというか、やると決めたこと以外はマジでなんもしないです。

シャーロックホームズってこういう人だったんだろうなと思います。

ワトソン的な凡人たる私は、いまから子供でも迎えに行きつつ、ご飯を作るという雑事に身を削ろうかなと思います。だるいなー。ちなみにドズル氏はこういうことをしない系です。おわかりいただけただろうか。

以上、よろしくお願いします。



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