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【映画感想】南極料理人

今まで全然映画に触れたことがない、映画ド初心者による感想シリーズ2。リアル知人に勧められたので見てみた作品。

※以下ネタバレあり

備忘録的な意味と、話をまとめる練習を込めてあらすじも書いておきます。

【概要】

いろんな理由で南極観測隊のメンバーとなった男8人の、南極生活を描くドタバタコメディ(?)。主人公は、小さい頃から南極に行くのが夢だった…という先輩が怪我をしてしまったために代わりに行くことになった料理人的な人。壮大なストーリーがあるというわけではなく、南極生活の日常や小さな葛藤、それぞれの胸中などを描いた映画。

南極観測という特殊な任務にあたっているため、それぞれが家庭や恋人と小さな確執を抱えている。

主人公も妻と子ども二人を日本に残してきていて、一緒にいた頃はちょっとした諍いもあったけど帰ってきたら何だかんだ仲良くて良かって的なお話。

っていうか話の主軸的なものがないからあらすじ書くの難しいなこれ。

【感想】

●男8人の生活の「男子校」感
この映画の面白さはここに尽きるのかなと思う。研究者だったり医者だったりで基本みんないい大人なんだけど、ただひたすらバカをやっている。
極寒の中で裸の集合写真を撮ったりとか、置いてある娯楽が麻雀とかマンガとか部室っぽかったりとか、子供からの質問にこっそりボケて答えて仲間内で笑ったりとか、「ああ、男が集まるとこんな感じになるよなあ」というのがとても自然に表現されていたように思う。

後半隊員がどんどんバカっぽく狂っていくのも、偏見かもしれないけど男しかいない環境だからかなーと。

●観測隊としての生活
水の作り方とか、共同トイレと洗面所の使い方とか、高額な電話とか、「はえ~、確かにそうだよなあ」と興味深いというか勉強になるものが多かった。観測活動には必要なさそうな娯楽用品とかお酒とかがたくさんあるのも、リアリティあるなーと。

●主人公の環境
数少ないドラマ要素だったけど、割と薄い味付けの添え物的な印象。隊員が作った下手な唐揚げを食べることで家族を思い出すのはちょっと良かった。
娘の乳歯ってそこまで大切に感じられるものなのかな? 環境が特殊すぎるのでそのあたりはあまり分からなかったかも。

交通事故で南極行けなくなった先輩が可哀相なので、最後に主人公の代わりに行くみたいな描写が欲しかった気もする。

●料理が美味しそう
種類が豊富で色々と食べてみたくなった。伊勢海老のフライはイマイチっぽいけどそれはそれで食べてみたくはある。なお一番美味しそうだったのはおにぎり。

●最後に堺雅人がハンバーガーを食べる
ビックマックじゃんと思った。

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