「ゼルダの伝説コンサート2018」が素晴らしい

「ブレワイの音楽以外について語る」と書いた舌の根も乾かぬうちですが、また音楽について。普段は頭でっかちで行動力が無いのですが、最近はもっと欲望に忠実に生きようとしているので書きたいと思ったら書くことにします。

2018年にゼルダの伝説のオーケストラコンサートが開かれたのですが、その演奏がCDに収録されています(限定生産版は2種のオケ映像付き)。ブレワイ発売後最初の公式コンサートなので、ブレワイの曲が多め。というわけで、ブレワイの音楽に心酔中の私としては聴くしかないというわけで購入したわけです。

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それが、まあ~素晴らしかった。ゲーム音楽フリークの私はゲームのオケコンにはもう何度も行っているのですが、ここまで感動したのは久しぶりでした(しかも現地ではなくディスクで)。というわけで、その感想をつらつら書いておこうという趣旨の記事です。全部良かったのですが長くなりすぎるので特に良かったと感じたものだけ。

ブレス オブ ザ ワイルド より「メインテーマ」

前回の記事でも紹介した、素晴らしすぎるブレワイのメインテーマ。曲ももちろん素晴らしいけど、用意されたゲーム映像の演出が本当に良く考えられた構成で曲を引き立てていました。最後のウツシエの記憶の映像~リンクの目覚めの辺りがもうダメで涙が止められなかった。映像でこれなんだから会場にいたら失神してたかも。

一瞬曲が止まるのもしっかり再現されていて良かった。

ブレス オブ ザ ワイルド メドレー -ハイラルの大地-

エポナの歌アレンジの馬宿から始まるメドレー。馬宿とハテノ村がお気に入り。一番入り浸ってたのはカカリコ村で、聞き慣れてるはずなのにオケだとまた感慨深い。やっぱり一番聞いてただけあって脳裏に色んな映像が思い浮かびました。

あと、イチカラ村の結婚式イベント好きだったので入れてくれて嬉しかった。

組曲オカリナメロディー 2018

時のオカリナとムジュラ?のオカリナメドレー。(ムジュラ未プレイなので分からないのが一部)

色んな曲調が一つになっていてオトクな気分。特に好きな時の歌、嵐の歌が聞けて本当に良かった。あと、サリアの歌で一番尺をたっぷり取ってくれて、「おたく分かってるねぃ!」と思いました。

知らない曲の中では潮騒のボサノバが他に無い感じでスゴく良かった。

神々のトライフォース2&3銃士メドレー

どっちも未プレイのゲームなんだけど、全体的に好きな感じだった。ヒルダなる人が出てからの神トラ2の曲が良かったなー。あと3銃士の本を開くところでかかってた曲がめっちゃカッコよかった。

うーん、やってないゲームの音楽の感想は語彙力が無さすぎて難しい…。

ブレス オブ ザ ワイルド 英傑メドレー

英傑曲は全部好きだけど、ミファーとリーバルの曲が特に大好きです。そしてミファーの映像のシドが可愛すぎ。英傑たちの詩でのリーバルのエピソードめっちゃ好きなので、そこを選んでくれて感謝しかない。オーケストラ音楽を聴きながらあの映像が観られるとは。リーバルの尺が妙に長かったのは私へのサービスだと思う。

キャラについては別の記事で語ろうと思ってますが、リーバル最初そんなに好きじゃなかったのにいつの間にか大好きになってた。

最後のチェッキーのシーンは説明不要ですごく好きです。ダルケルよくやってくれた。

夢をみる島メドレー

プレイはしたことないんですが、曲は色んなところで聞いていたので楽しかった。メインテーマはもちろん良いし、タルタル山脈が聞けて良かった。タルタル山脈はゲーム音楽とは印象がだいぶ違って新鮮だったなー。

ブレス オブ ザ ワイルド カッシーワメドレー

いきなり大好きな勇者の詩バージョンからスタート。しかも、メインテーマのフレーズ前の、私が大好きなところを2回繰り返してくれるというサービスっぷり。私のためですね?

そこだけでもう大満足でしたが、カッシーワ大好きなのでもう興奮しっぱなしでした。映像もいいとこばっかりでズルい。

ブレス オブ ザ ワイルド メドレー -決戦-

ブレワイのハイラル城突入~ラスボス撃破までのメドレー。

はい、神&神&神

ハイラル城部分では、当時迷って探索しまくってガーディアンに襲われまくった緊張感がバッチリ思い出せた。ゼルダの日記部分のチョイスも一番記憶に残ってたところなのでgood。

「発動!英傑の力」は曲調だいぶ違うのでどう入るのかとちょっと心配してたけど、全然バッチリでした。ここばかりは英傑たちの声も欲しくなってしまった。

そしてガノン戦を経て「魔獣ガノン出現」~「魔獣ガノン戦」。プレイ時も思っていましたが、展開の盛り上げにステータスを全振りしたような演出と曲調が最高すぎて言葉を失うというかむしろ逆にリアルに声出したというか。

ウツシエの記憶のダイジェスト映像入れてくる演出も反則的すぎて、最後の記憶あたりからもうホントにもう比喩じゃなくてボロボロ泣いてた。プレイ時はあんまり気づけてなかったけど、ピアノの激しさが格好良すぎるんじゃあ~! 終わって冷静になった後、そこまで騒ぐ自分マジきめえなって思ったけどまあ気にすまい。

最後のエンディングでゼルダの伝説のメインテーマがかかってカメラが引いて姫しずかで終わる映像も最高ですはい。

ゼルダの伝説 メインテーマ

説明不要の名曲。オカリナとハープ、アコーディオンを主軸として始まるメインテーマというのがまた良いですな。

説明不要なので多くは語りません。ブレワイで「当たり前を見直す」と言われてましたが、「やっぱこれだよな!」っていうのもあって然るべきだなと思います。やっぱこれなんだよなあ。

Nintendo Switch Presentation 2017 Trailer BGM

この映像が、オケを聴きながら観られるとは。ブレワイの楽しさを詰め込んだ映像で、自分が見た時はすでにプレイ中だったのに「え、このゲームでこんな遊びできるの…?」とワクワクしました。(同時に自分のプレイとの差に絶望もした)

オーケストラでは、コーラスが良いですね。トレーラー映像以上に真に迫る感じが伝わってきました。全盛期リンクがボロボロになっているシーンが好きすぎて見るたびに涙ぐんでしまう。


というわけでまた長くなりましたが、「ゼルダの伝説コンサート2018」が素晴らしい
ということお伝えしたかったのです。ぜひご自分の目で確かめてほしい。

そして私は素晴らしいものに会えたという充足感を得たとともに、なぜこのオケコンを現地で体験できなかったのかという絶望感にまみれ、そしてこれを見に行けた人がいるという嫉妬の炎に焼かれている現在というわけです。

次があれば死んでも行くつもりです。

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