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【製造業】乗車率から、送迎バスコストの最適値を考える。

過去記事

東南アジアの製造業では必須の固定費

日本では、従業員の送迎バスはピンとこないかもしれませんが
東南アジア(特にタイやマレーシア)では多くの製造業が送迎バスを運行しており、インフラが発達していない地域における、ある種の公共交通機関の役割をしています。
ちなみにタイのどの工業団地でも、朝と夕方のラッシュ時にはバスの大大大渋滞が発生します。

送迎コストの最適値はどのくらいなのか

そんな東南アジアに必須の固定費である送迎コストですが、どのくらいのコストが一番最適(=コスパがいい)なのでしょうか?
実は最適値を求めるのは、めちゃくちゃ簡単なんです。

まず、コスパがいい状態とは何でしょうか?
それは、全ての座席が人で埋まっている状態です。
空席が一つも無いので、「ムダが無い = コスパが良い!」になる訳です。
つまり、乗車率100%の状態が会社としてはありがたいのです。

それでは、次に満員状態のバスコストを考えます。
タイでは、40人乗りのバスは片道500THB(日本円:2000円)程します。
(※距離やバス会社により前後します)
この場合、片道での一人当たりの送迎コスト
500 ÷ 40 = 12.5 THB (日本円:50円) となります。

通勤と退勤の1往復なので、1日の一人当たりの送迎コスト は
12.5 × 2 = 25 THB (日本円:100円) となるわけです。

更に、1ヶ月当たりの一人当たりの送迎コストは、(月に25日通勤と仮定)
25 × 25 = 625 THB (日本円:2500円) となります。
つまり、この金額がバス通勤の理想的なコストなのです。

もし、あなたが従業員1000人いる工場の経営者で
毎月100万 THBの送迎コストがかかっている場合は
一人当たりの送迎コストは、1000 THB (日本円:4000円)となります。
つまり、約40%のコスト削減余地があるのです。

このように「従業員数」と「毎月の送迎コスト」が分かれば
コスパがわかってしまうのです。

Mii Hawkのコスト最適化とは?

弊社のMii Hawkシステムでは、コスト最適になるようにバスの配車を自動作成します。前章からもわかる通り、コスト最適の鍵は「乗車率」であることがわかります。
そこで、Mii Hawkでは乗車率が高くなるような、バスやバンの組み合わせ,台数,車種を自動計算します
計算は、わずか数秒足らずで実行するため、バス手配業務を圧縮しながら、コストも削減してしまいます
もしあなたが工場の経営者または総務担当者であれば、ひと月のバスコストと従業員数から、一人当たりのコストを計算してみてください。
理想のコストより多くの費用がかかっている!』『もっと理想のコストに近づけたい!』などあればぜひ弊社へご相談ください。
やれることは沢山ありますので、一緒に考えましょう!

ご閲覧ありがとうございます。
Opt.Mobil 代表/珍部と申します。
弊社では、製造業向けの送迎バス最適化ソリューション
Mii Hawkを販売/開発しております。
製造業の固定費削減にぜひご検討ください。

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