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【詩的感情表現】ゼロをイチする。

どこに行きたいのかな。

どっち向きたいのかな。

正解はない。

間違いだってない。

怖いときもある。

ワクワクが止まらないことも。

それでもいい。

それだからいい。

そう思えるようになって、なんか嬉しい。

ゼロからイチになれるってことは、ゼロな自分でいられるってことだから。

何もなくても、誰でなくても、ただここにいる自分。

それでいいってことだから。

そんな自分だからこそ、イチを創りだせる。

そういうチカラが出る。

何者か、でないことが、

何者か、になるチカラをくれる。

何かに決めてしまったら、物語はそこで止まっちゃうかもしれない。

何者であるか、何者でありたいか。

定義できる何かに、ならないとダメだと思ってた。

苦しかった。

何者にもなれない自分が、憎かったし、嫌いだった。

嫌われると思ってた。

けど、今はちがう。

それはちがうってわかった。

自分が、何者にもなれなかった理由。

私はゼロでいたかった。

ただそれだけだったんだ。

いつもイチを生みだしたいから、ゼロでいたかったんだ。

イチを生みだすための、ゼロだったんだ。

そんな自分の、ゼロを「イチする」力を知ったとき。

なんかすごく、自分を好きになった。

なんか、いいよねって。

私にあるのはそれだけだけど。

それでいいし、それがいいよねって。

ゼロを「イチする」、ただそれだけ。

で、そのイチを、ジウとかヒャクにするのは、私じゃなくて。

私じゃない、ほかの誰か。

私が「イチした」ものを、好きになってくれて、受け入れてくれた、すべての人たち。

そんな人たちの、愛と、歓び、そして笑顔。

そんなだったら、なんかいいよね。

#詩的感情表現  #ゼロをイチする #創作 #表現

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