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シビルエンジニアの定年退職後の活動に関する意向・実態調査

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本小委員会では、定年退職後の活動に対する意向や実態把握、および定年退職後の土木技術者の活動に対する意見等を把握することを目的とし、5年ごとに、土木に関わる全ての世代の方々を対象に…
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2022年度シビルエンジニアの定年退職後の活動に関する意向・実態調査結果】 第4回 社会情勢の影響・働き方変化・リスキリング

皆様こんにちは。 2007年度から5年ごとに継続して共通の設問を中心に調査してきましたが、それぞれの時代に合わせて追加した設問があります。今回は、2022年度調査で追加した設問の結果をお知らせします。 分析対象者  分析対象は、2022年度調査の全回答者です。 2022年度に追加した新たな設問と結果  前回調査は2017年度ですので、それから5年の間に社会情勢が大きく変化しています。  2018年、2019年と大きな台風や豪雨被害が続きました。気候変動の影響は今年の

【2022年度シビルエンジニアの定年退職後の活動に関する意向・実態調査結果】 第3回 土木学会全国大会 第78回年次学術講演会で発表しました!

皆様こんにちは。 今回は、土木学会全国大会での発表について、ご紹介します! 土木学会全国大会で発表しました! 9月11日~9月15日の期間、広島において令和5年度 土木学会全国大会第78回年次学術講演会が開催され、本小委員会では、「2022年度シビルエンジニアの定年退職後の活動に関する意向・実態調査」の速報を発表しました。発表概要は、下記のとおりです。  大会2日目の最後のセッションでしたが、数十名の方に聴講していただきました。また、会場からは、有益なご意見をいただくこ

【2022年度シビルエンジニアの定年退職後の活動に関する意向・実態調査結果】 第2回 定年退職後の状況(業種、職種変化) 

皆様こんにちは。  今回は、定年退職後の就労における業種と職種について調べてみました。 分析対象者 今回は、一般的な定年年齢である60歳以上の回答者の中で、定年退職後に就労を継続している方481名を対象として分析しています。 定年退職後の業種 定年退職後に就労中の方の業種を見てみましょう。  次のグラフは回答者全体の業種の割合です。  両者を比べてみると、建設業の割合はどちらもあまり変わりませんが、定年退職後就労中の方の官庁とその他(関連組織)の割合が減りコンサルタン

【2022年度シビルエンジニアの定年退職後の活動に関する意向・実態調査結果】 第1回 定年退職後の状況(就労に対する動向)

皆様こんにちは。 今回は、「シビルエンジニアの定年退職後の活動に関する意向・実態調査」で得られたアンケート結果のうち、定年退職後の就労動向について調べてみました。 分析対象者 定年年齢は、各社や社会情勢によっても変化しますが、ここではこれまでの一般的な定年年齢である60歳以上を対象としました。  全回答者3,318名中60歳以上の方は672名でした。  672名の就労状況と年齢構成がこちらです。  定年延長や定年廃止の影響がみられ、60歳以上でも定年退職前で就労中の方が

アンケートの速報結果を公開しました!【シビルエンジニアの定年退職後の活動に関する意向・実態調査】

1.アンケート調査を実施しました 土木学会 教育企画・人材育成委員会 成熟したシビルエンジニア活性化小委員会は、2007年度、2012年度および2017年度に「シビルエンジニアの定年退職後の活動に関する意向・実態調査」と題するWEBアンケートを、若年層からシニア層までのすべての年代のシビルエンジニアを対象に実施しました。 シニア土木技術者を取り巻く状況が変化していることを踏まえ、2022年度(2022年12月~2023年2月)も、下記の通り、WEBアンケート調査を実施しま

アンケートにご協力お願いします!【シビルエンジニアの定年退職後の活動に関する意向・実態調査】

※本アンケートは2023/2/28に終了しました。アンケートにご協力いただき、誠にありがとうございました。 1. 5年ごとにアンケートを実施しています 本小委員会では、シビルエンジニアの定年退職後の活動実態及び活動意向を把握するため、2007 年、2012 年、2017年と5年ごとにアンケート調査を実施してきました。 調査より、シニアエンジニアの多数が収入のためなどに定年退職後も継続雇用を希望していることや、再雇用後に年収が大幅に減少することに対するモチベーション向上の