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【レコーディングの素朴なギモン】「レコーディングの流れってどんな感じなの?」

 こんにちは!ペンタ渋谷シティサイド店長のマッスルです!
シティはエンジニア付きの格安レコーディングが出来るんですが、そもそも「レコーディングってどんな流れでやるもんなの?」って方もいると思います。
 今日はざっくりとレコーディングまでの準備や当日の流れなどを、プレイヤーとして多くのレコーディングに参加してきた私マッスルの経験に基づいてお話しようと思います。
 今回はオーソドックスにVo. Gt. Ba. Dr.の編成で1曲をミックス、マスタリングまで終わらせると仮定して話していきます。

*まずは日程決めから

 ペンタのレコーディングは
.部屋の空き
.エンジニアの空き

この両方が空いていて初めて予約確定となります。お部屋の空きを「仮押さえ」した後にエンジニアの予定が空いているかを確認するので確定の連絡は当日、ないし1日後などになる場合もあります。

 あと日程は余裕を持って決めましょう。
エンジニアは他にフリーで仕事を受けている方も居ます。
「1週間後」など近い日程はエンジニアの都合がつかない事が多いので
少なくとも3~4週間は余裕を持って日程を決めるのが望ましいです。

*当日までの準備

定番クリック BOSS DB-90 スマホアプリのメトロノームでもOK!

.クリックを使った練習..最近はバンドの持つグルーヴやノリをより出す為に、敢えてクリックを流さずにレコーディングする場合もありますが、大抵はクリックを聴きそれに合わせてのレコーディングになります。慣れていないと作品への影響はもちろん、録り直しによる時間のロスにも繋がるのでしっかり練習しておきましょう。

.歌詞の準備…録音の時にリテイクをすることもしばしばあると思いますが、その際に「Aメロから」と言われてもエンジニアはすぐにはわかりません。スムーズなレコーディングの為にも歌詞だけでも用意しておくと良いと思います。メモをする事も多いので必ず紙媒体で用意しましょう。
バンド分、エンジニア分で用意しておくとベストです。

*レコーディング当日

レコーディングはまずドラムから!

.セッティング、マイキング、ドラムセッティング/約30分~1時間…さあ、レコーディングの始まりです。基本はリズム隊から録っていくのでドラムのセッティングやマイキングからスタートします。特にドラムのサウンドはチューニングやセッティングで音がかなり決まるのでしっかりと納得のいくものに仕上げましょう。基本マイキングはエンジニアさんがやってくれるのでお任せしましょう。

チューニング、ミュートなど理想の音をしっかり作りましょう

ここで1つ豆知識ですが、もし持ち物に余裕があるのであれば自分の使いたいドラムのヘッドをセット分持っていきましょう。レコスタによってはドラムのヘッドがヘタっていたり、好みでは無いヘッドの場合もあります。多少嵩張りますがドラムセットを持ち込むよりはよっぽど運搬は簡単だと思うのでオススメです。

.リズム隊からレコーディング/約1h…前述したようにバンド演奏の土台となるドラム、ベースからのレコーディングが殆どです。ノリとグルーヴを出す為にドラム、ベースを一緒に録る事も多いです。この時お互いクリックを聴きながらのレコーディングになりますが、ドラムはクリックにしっかり合わせて、ベースはクリックの音をわざと小さくしてドラムの演奏に合わせて録ったりするとより人間的なノリが出たりもします。この時「ガイド」と言ってより普段の演奏の状態に近づける為に録音はせずにヴォーカルが一緒に歌ったり、ギターを弾いたりもします。

.ギター、キーボードなどの上物の録音(1h~2h)…録ったドラム、ベースに合わせて上物を録っていきます。こちらも録り始める前の音作りやアンプ選びが大事になってきますので妥協なきようセッティングをしましょう。リズム隊よりも録り直しが利くパートなので、数回通しで録音をして、気になる場所を箇所ごとに録り直す、とかでも良いと思います。

シティのアンプはどれでもレンタル無料です!

.歌録り(1~2h)..演奏陣のレコーディングが終わったら最後に歌録りになります。メイン、コーラスの順に録っていくのですが、曲数、テイクの回数によっては声質や歌い方が変わってきてしまうので別日に録り直す、という事も珍しく無いです。

Vo用マイク audio-technica「AT4060A」

.ミックス、マスタリング(1~2h)..ある意味レコーディングで一番大事なセクションになります。録り終えた楽曲にEQ処理やエフェクト処理等を加え自分たちの理想の音に近づけていく作業です。「こういうサウンドにしたい」という具体的なものがある場合は音源なりで用意しておくと良いと思います。(録り始める前に伝えても良いと思います)


*終わりに

 
ざっくりと言いつつかなり長くなってしまいましたが、以上がレコーディングの準備から当日録り終わるまでの流れとなります。バンドの編成や、録りたいパート、どこまでこだわりたいかで内容は変わってきますのであくまで目安だと思ってください。

 シティは都内でも恐らく最安の8h ¥33,000(税込、エンジニア付き)でレコーディングが出来ますので、お気軽に店舗までお問い合わせください。要望がある場合は事前にエンジニアとのミーティングも可能です。

☎︎03-3770-6646
LINE予約 https://lin.ee/HfH3wrTw

エンジニア付きで8h ¥33,000は超破格!


ではまた!


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