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公務員の育休〜別に公務員に限った話じゃないけど〜

おはようございます。
今日は育児休業について。

今はそうでもないかもしれませんが、公務員ってめっちゃホワイトな職業って思われがちですよね。
ホワイト・ブラックの定義がよく分からないので、そりゃ一般的な公務員は某広告代理店とかよりはホワイトなのでしょうが。

さて、公務員がホワイトかどうかは置いておいて。

古来より言われ続けている「男性の育児休業取得率が低い!」問題について少し思うところがあったので最近の傾向を調べてみました。

まずはこちらのグラフをご覧ください

総務省HPより

あれ…?意外と増えてない…??
こちらは令和2年度の部門別内訳。カッコ内は令和元年度の取得率。

総務省H Pより

おぉ…あからさまに低い消防部門の取得率も含めて全て増加してるし、増加率がすごいですね。1年で倍増に近いくらい取得率が増えています。
ちょっとこの数字は想定外でした。

当然「まだまだ女性に比べて取得率が低いじゃないか!」というお叱り(?)の声も頂きそうですが、冷静に考えてこの増加はとても良いものだと思います。

自分も子供を持ち、仕事ファーストから家庭ファーストに思考が切り替わっている今、若手職員にはどんどん育休(普段からの年休も)を取得して、人生の中でわずかしかない乳児との時間を最大限確保してほしいです。


「もうすぐ子供が産まれるんですが、仕事の引き継ぎとかを考えると育休は取っても2週間くらいしか取れないんじゃないかと…」

という話を最近耳にしました。
それを聞いた時
「いやいや、仕事がどうこう以前に家庭的に育休それで足りるの?」
という言葉はぐっと飲み込みました。
だって分からないですしね。初めての子供で。

・家庭の時間の使い方がどのくらい変わるのか
・小さな命に触れることでどれだけ神経を使うのか
・日中仕事で夫が家にいないことで妻がどんな気持ちでいるのか

これらは人から何を言われても実感できないでしょうし、仕事のことが気になってしまうのも分かります。

ただ、子供がいる身として、係長やら課長やら部下職員を預かる身として、そこは「家庭ファーストで」と言ってあげられるだけの度量と日頃からの業務の差配を身につけておきたい、と感じたエピソードでした。

(かくいう自分も2週間くらいしか育休とってないという話は棚に上げておきます。)

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