新Mリーガー3人(予定)所感

Mリーグ2022-2023シーズンに向けてパイレーツで2人、サクラナイツで1人ドラフトでの補強が入った。
数多いる麻雀プロの中から3人を選ぶということもあって当日のTwitterはかなり盛り上がっており、次期Mリーガーとの呼び声が高い麻雀プロや、現Mリーガーを集めてのドラフト同時視聴ライブも話題になった。
当初このドラフトは非公開にしようとしていた。
死ぬほど叩かれてYouTube上に生放送を公開する形になった。
チェアマンである藤田晋がそんなバカをうつとは思えないので、なんかとんでもないやつが無理矢理通したんだと思う。


パイレーツはドラフトの一週間前くらい(覚えてない)に男性を獲得することをインタビューで語っていた。ASAPINとばっしーの穴を埋める男性プロということだ。
サクラナイツはマムシが去った後に誰が座るかという問題だった。割とアツい所だと同じ連盟のベテランである荒正義プロはどうかという声も聞いた。

個人的に予想した新Mリーガーはこちらだ。

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はい〜。上から順にパイレーツサクラパイレーツの順で選ばれると思っていたが、実際は鈴木→渋川→仲林の順だった。3連複なら大当たり。
さすが見る雀に定評のある用心、外しません。

それにしてもエグいメンバーだ。Mリーグをエンターテインメントではなく各団体の統一目的で作ったのではないかと思うほどの実力派を集めた感じ。去年のタイトルホルダーに以前からの実力者が並んだので仕方ないという気もするが。
華があるなしはあまり関係ないように思う。後から付いてくる気はしている。




それではドラフトで選ばれた各選手について1口解説を加えて語っていこうと思う。



パイレーツ1巡目
最高位戦日本プロ麻雀協会  鈴木優

現最高位。A1リーグ所属
甘いマスクが特徴的な最高位。最強戦の申し子とも言われ、アマチュア時代から2年連続で最強戦のファイナルに進出するなど見た目実力共に定評のある選手だ。
最強戦などの試合の前にはヘアサロンに行って髪型を整えてもらってから行ったりするらしい。今から女性ファン増えること間違いなし。
愛知にて雀荘ばとるふぃ〜るどを経営している。現Mリーガーの魚谷プロも鈴木プロに麻雀を教えてもらうために新潟から出てきてだいぶ昔ここで働いていた。そんなこともあってかフェニックスの勉強会に呼ばれたり、フェニックス内ナンバーワン決定戦でも解説などを務めた。
しかしもしMリーガーに選ばれることがあったら雀荘を手放す覚悟があるとTwitterで語っていた。家族総出で引越しではなく娘と嫁さんを残して単身赴任で乗り込む、らしい。

人読みを入れたり心理的な部分をつく麻雀を打ち、麻雀本も執筆しているがそれも完璧な戦術本ではなく心理的な話になっている。


個人的には最高位を取るまでそこまで有名でなかったように思う。相応の実力がありながらタイトルに恵まれない麻雀プロは死ぬほどいるんだろうな。不特定要素が絡んでくる以上仕方の無いことだが、つくづく切ないことだと思う。
鈴木優は青が似合う印象があり、個人的にパイレーツに入ってくれたのは嬉しい😊






サクラナイツ1巡目
日本プロ麻雀協会 渋川難波

現雀王。A1リーグ所属。
麻雀の解説も出来、選手としても一流で今回のドラフトの筆頭候補と言われていた。現雀王というインパクト、Mリーグを見始めた人や麻雀ファンをも唸らせるディープかつ分かりやすい解説。選ばれないわけがなかった。
馬に例えるならディープインパクトぐらい。
まぁ、ほぼ勝つでしょみたいな。

Mリーグでも選手の立場に立った解説が非常に人気で評判もよく、同じく協会で実況の松嶋桃プロと組んだ時には「しぶももコンビ」としてMリーグファンに人気で、渋川プロがMリーガーになったことによるコンビ解消が惜しまれる声も少なくない。

やはり天鳳でも相当の実力者で、今はプレイしているかは定かではないが過去に10段にいた経歴を持つ。
雀竜位、雀王、日本オープンのタイトルを3つ取り、いわゆるグランドスラムを達成した。


Mリーグ解説、雀王獲得以前から有名で麻雀本の闘牌を担当したり麻雀漫画の主人公になったこともあったんじゃなかったっけ。(そんな気がする)
魔神と聞いて少し懐かしさすら覚える人も居るんじゃあなかろうか。

パイレーツの1巡目予想で、サクラナイツに入るとは思えなかった。
故に発表時「ピンクは似合わないんじゃないか?」と瞬時に思ったのだが、報告会の渋川プロを見て安心した。決してそんなことは無かったのだ。
同じく協会でチームメイトの堀プロと舌戦及び空中戦が見られることが今から楽しみだ。




パイレーツ2巡目
日本プロ麻雀協会 仲林圭

現發王。A1リーグ所属。
世間的にこれは予想外だったのではないだろうか。個人的には後述の理由で鈴木プロは無いかなあと思っていた。
2年連続(?)雀王決定戦進出、G1タイトルである發王獲得と最近上り調子な選手。1試合のみだったがMリーグの解説にも選ばれ、これは来るか?と思っていたら来た。
近代麻雀web上でのゲスコラムや麻雀遊戯王内での発言など、Mリーグ上でもなかなかのお騒がせボーイになりそうな予感は今からプンプンしているが、完全に牙を隠した仲林など見たくないのでギリギリを攻めて上手いことやって欲しいと思う。
ゲスコラムはここで書くには少々はばかられるような内容なので読者自身で覗いてみて欲しいと思う。とっても面白い。

雀風は同じく協会の須田プロ曰く、超オーソドックス。あんまり鳴かない小林剛らしい。押し引き、バランス共に優れていてMリーグでも活躍が見込まれる。最速最強の異名を持つ渋谷ABEMASの多井隆晴プロにも褒められていた。
以前スリアロチャンネルに投稿されていた白ポンさせてのハイテイずらしがカッコよくて印象に残っている。

比較的清廉潔白なイメージのあるパイレーツにヒール役(?)の仲林プロが入ることで一体どういうチームになるのか今から楽しみで仕方ない。

顔はかっこいいので、痩せた仲林プロにパイレーツの青いユニフォームをバシッと着てもらったら結構似合うんじゃないかと思っている。




最後に

大きな変更が無ければ今までのMリーガーと上記の3人を加えて2022-2023シーズンがスタートする。雷電とドリブンズ、風林火山はファイナルに進出しなければメンバーチェンジという規定があるので勝負の年となることは間違いなさそうだ。
新加入Mリーガーはもちろん、去年加入してあまり成績が振るわなかった瑠美プロ、本田プロがどう巻き返すかにも注目が集まる。

来季のドラフト等が行われるなら矢島プロ、猿川プロ、水口プロ、浅井プロ、中田プロ辺りが候補になるのだろうか。

個人的な推しは最高位戦の醍醐プロ。毎回ドラフトとなると名前が上がるプロなので今年最低何か一つ勝って弾みを付けておきたいのではないだろうか。
カムバック最高位。

鈴木優プロのようにフリー雀荘を経営していてもMリーガーになれることがわかったので(雀荘経営をしていると選ばれないのではないかという噂があった)、雀王を4度獲得した協会の鈴木達也プロが選ばれる可能性も出てきた。雀風は超カッコいいしMリーグ映えする麻雀は打てると思うので彼も何か一つタイトルが欲しいところだ。






いかがだっただろうか。
自分の予想が当たった人外れた人、お気に入りのプロがMリーガーになった人様々いるだろう。
楽しみすぎて10月開幕だが待ちきれない。

新メンバーはもちろん気になるが、やはり推しチームである風林火山がもう一度優勝している姿を見たい😊






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