先生がくれた言葉
これを読んでる人は今まで何人の先生に出会ってきただろう。人によって違うと思う。
小中高はもちろん幼稚園や保育園の先生、塾の先生、ほんの短かった時期だけ先生だった人。
明確に先生ではないけど"先生的"な立場にいた人...
多分思い出すだけで... というか思い出し切れないんじゃなかろうか?それだけの人が自分にとっての先生だったわけだし今までを作ってきたんだろうなとたまに感じる。周りの環境が自分を作るなら先生もそうなんだよな。きっと。
この記事では今までそこそこ出会ってきた先生が言っていたフレーズで、今でも覚えてるものを3つほど紹介したいなと思う。数え切れないほど言葉を交わしたし数え切れないほどの言葉を貰ったけど何故か覚えてるやつ。実際今でもたまに思い出す言葉だし、結構大事な気がするやつ。
①テストで100点を取りたいなら先生が大きな声で言ったことと繰り返し言ったことを覚えときな
これは小5の時先生に言われた言葉。というか実は↑の言葉も受け売りらしい。
帰りの会でなんか話してた気がする。かなり大人向けな先生だった。小5には少々不似合い、というか小学生相手に先生するべきじゃあなかった人。
小6の時には異動して行ったけど「俺が卒業を見届けたかった」って言ってたらしい。
あぁ、肝心の話ね。この言葉はNHKのラジオで「なんでも相談室」的なコーナーをやってる時に言ってたんだと。
空はなぜ青いの?とかそういう答えづらい問題を子供がぶつけて偉い先生が答えるコーナー。
確かにテストで100点を取る方法って知ってるようで知らない。教科書だけ100パー覚えりゃいい訳じゃないしな。
なんかこのフレーズが酷く印象に残っていて、この後の人生でも「あ、この先生繰り返し言ったな」とか「強調して言ったな」って思うようになる。
多分あの時同級生だったやつらに聞いても絶対に覚えてない。逆に俺はそこの回しか覚えてないし。
この言葉は受け売りだったけど、歴史的に残っている名言って受け売りが紡いだもんだよなと思ってる
現にこうやってnoteに書いてるし多分これからの人生でもこの言葉使いそうだし。
少なくともこのフレーズはあと6.70年は無くならないワケね。
②ABC (A:当たり前のことを B:バカみたいに Cちゃんとやる)
小6ぐらい?塾の算数の先生にこれを言われた。
小学生も笑える面白い話をいっぱい持っている人で、やってる内容は難しかったけどなんやかんや楽しく授業を受けていた覚えがある。人柄も良かったし質問も全部ちゃんと答えてくれるし、おっちゃんって感じだったけど人気はあった。
問題解き終わって雑談みたいなのしてる時だったかなー。ABCの話が出てきた。
当時クソガキだったワレワレはこの言葉を聞いてもあまりピンと来てなかった、というかあまり意味が分からなかったんだと思う。
年々この言葉の解像度が上がっていくんだけど、それと比例するように難しさが分かってきて苦笑いが出てくるシーンも増えた。
でもせっかくこの言葉を覚えているんだから当たり前のことをちゃんとやらない人にはならないようにしようとは思えてるよ。まずは気持ちも大事でしょ?多分。
いつだったか自己紹介か何かの時にこのフレーズを言ったら、ABCという万人が知っている文字列だった為かちょっとウケた。気がする。
枷としてじゃなく素直な意味として伝わってればいいなと思ったり。ラジバンダリ。
③挨拶だけはちゃんとしなさい
この言葉は高3の4月からしょっちゅう聞いてた。高3が割とバケモン集めましたみたいなクラスで、授業中もうるさくてあまり褒められた覚えもない。
俺らに授業教えるのは大変だっただろうし、HRとかで話すのも一苦労だったと思う
まず自分が受け持ったら疲労でぶっ倒れるんじゃないかと今になっても思うんで、あの時の先生の苦労は計り知れない。
そんな先生がボソッと、でも確かに言い続けたこのフレーズは確実に今自分の中で生きている。
小さい声になってしまったとしても挨拶だけはちゃんとやってる。挨拶されて嫌な人ってそうそういないしね。
今度改めて学校へ挨拶に行こうと思ってるから、そこで先生にお礼と謝罪と挨拶を今も実行してますよってことを言いたい。こういう身分だけど腐ってはないですよってことも。
以上、先生から言われて印象に残ってる言葉3選。
3人とも「いいこと言ったな」とかは思ってないだろうし多分こっちが覚えてると思ってないはずだ。
意外と覚えてたりするから発言には気を付けないとね〜〜〜〜〜〜〜〜
ってこんなオチにするつもりだったっけ?
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