見出し画像

ウーラオスVmax - 連撃人形の型

ごきげんよう。かいん(Twitter@city_ptcg)と申します。

はじめましての方へ、僕はタッグコールに取り憑かれた男です。
SSシリーズからポケカをはじめ、実績は2021シティs2優勝があります。

今回はタッグコールに侵食されたれんげきウーラオスのデッキを作ってみたのでご紹介します。

本記事は1/9から執筆を始め、今後更新していく予定です。

はじめに

今回組んだウーラオスのデッキは、CL横浜にてとーしんさんが使用したカビゴン人形セキタンザンをモチーフに構築してみました。

ウーラオスVmaxの特色を次のように考えます。

今回、単純にれんげきウーラオスが使いたいという動機から始めたので、良いところを伸ばす方向に進みました。

マオ&スイレンの入れ替え+回復が、ストーン闘エネルギーの耐久とウーラオスの1エネ150ダメージを両立させると思い、これを基本ギミックとすることにしました。

動画作ってみたのでよろしければ見てください。""動き""は伝えられたかなと思います🙃

れんげきウーラオスの評価

●アタッカーとしてのれんげきウーラオス

れんげきウーラオスは、最大限の攻撃をしたとするとしっぷうづき150+キョダイレンゲキ120(120)となり、2回の攻撃で270ダメージを与えることができます。ウーラオスVmaxのHPを考えると一撃で倒されることは少なく、270ダメージを与えるハードルはそこまで高くないように思えます(弱点を除く)。

270という数字は大半のTAG TEAMを倒せるダメージで、倒せればサイドを3枚取ることも可能です。「れんげき」の名の通り複数回の攻撃でポケモンを倒していくデザインであると思います。

れんげきのデザインから、いちげきウーラオスのような目に見えやすい強さは感じにくく、【明確なゲームプランが取りにくい・構築難易度の高いカード】であるというのが今の正直な評価です。

セキタンザンVmaxとの比較

同じ格闘タイプVmaxにセキタンザンVmaxがいます。セキタンザンVmaxは1エネ130(条件はウーラオスと同等又は少し難)と4エネ240ダメージを持ってます。【240というダメージを1回の攻撃で出せる・ムキムキパッドでHP20分の恩恵】が、れんげきウーラオスと大きく違う部分と考えます。

れんげきウーラオスは、れんげきエネルギーを使えることから、下技の打ちやすさではセキタンザンに勝る部分だと思います。

ここからセキタンザンとの差別化を図るには、【キョダイレンゲキをどう使うか・セキタンザンよりもフレキシブルに動けるか】に集約されると結論づけました。

デッキリスト Ver.1.0-(1/9)

使いたいカードを最大限のタイミングで使うためにシンプルな構築しました。

●採用カード

🟥れんげきウーラオスVmaxライン|3-3枚

試合中に動かすのは2体なので3枚で回してみました。れんげきウーラオス(以下ウーラオス)Vの方はクイックボールやキャプチャーエネで引っ張れるのですが、Vmaxが素引きするしかないので足りないなと感じてます。次のアップデートで増やしたい。

🟥カビゴン(くいだめ)|4枚

試合中につかうのは2枚程度かなと思います。がしかしスタートして欲しいのでとりあえず4枚。ここはコンセプトでもあるので変わらないかなと思ってます。
グズマ&ハラやクイックボールなどの手札を消費して準備するカードとの相性は一級品だなと使って思いました。このデッキではウーラオスを積極的に動かしたいので縦引きのカードと重なり引きにくいみたいな使い勝手の悪さは今のところ感じてません。(怪しい)

🟦リーリエのピッピ人形|4枚

とりあえず4枚。受けのデッキから【相手のリソースを吐かせて耐え凌ぎたい・素引きしかない】であるため、多投かなと思ってます。

🟦クイックボール|4枚

ウーラオスやカビゴンをサーチできます。人形ルカメタでは4枚である必要を感じないこともありましたが、【キャプチャーエネをそんなに貼れない・タッグコールの対象ポケモンがいない】ことから4枚入れてます。2枚や3枚も試す価値はあり。

🟦タッグコール|4枚

デッキコンセプトなので4枚、とにかくタッグコールが使いたい。
マオ&スイレンを使いたい時に使うために最大投入。ドローにもなればエネにもなれる、ほんとにタッグ周りのカードは強い。

🟦ポケモン入れ替え|4枚

マオ&スイレン多投+とりつかいの採用から入れ替え札が多すぎる気がしますが、このデッキはとにかく入れ替えたいので4投してます。
しかし、あなぬけのひもや風船と枠を競合してるのでそのうち抜けてきそう。

🟦リセットスタンプ|2枚

前のめりに攻めるというよりは受けのデッキなので2枚。マリィよりもタッグサポートを優先する場面が多く、相手への干渉札としても2枚は欲しいかなと思います。

🟦ふうせん|1枚

ウーラオスにつけることでしっぷうづきを連打できるな〜って思って入れました。2枚欲しいし、せっかくグズマ&ハラがあるので道具はもっと増やしたいなって思いました。

🟧マリィ|3枚

草案では4枚でしたが、使うサポートの種類が多すぎて思ったより使わなかったので1枚減らしました。
しかし、相手への干渉としてやはり優秀+くいだめの存在により強く使えるので3枚にとどめてます。

🟧とりつかい|2枚

草案では入っていなかったカード。入れ替えながら縦引きが出来るので安定感が増しました。ウーラオスが攻撃を始める時に打ちたいカードですが、攻撃を受けるとマオ&スイレンを優先したいので2枚にとどめてます。

🟧シロナ&カトレア|3枚

タッグコールを終盤まで使いたいことから3枚は入れたいなと感覚的に採用しています。
序盤のシロナ&カトレアはあまり強くないが打つしかない時も多々あるため3枚からは減らせないかなと思ってます。マチスの作戦とのシナジーはまるでシルク・ド・ソレイユ。

🟧マオ&スイレン|3枚

デッキコンセプトを担うカード。やはりタッグコールの存在から信頼度が高いです。
入れ替え・回復含め思ったより打ちたい場面が多いので4枚目を前向きに検討。

🟧グズマ&ハラ|2枚

タッグコール三人衆の参謀グズマ&ハラ、安定感の鬼です。
前半はキャプチャーエネで準備や無人発電所での時間稼ぎに貢献。後半はそこまで使わないと思いきやれんげきエネルギーを引っ張れるのである種攻撃カードに転じます。
が、3枚あってもなぁって感覚で2枚にとどめてます。

🟧ボスの指令|2枚

しっぷうづきでデデンネやクロバットを倒したい時ぐらいしか欲しい場面がなく、【裏呼んでも150しか出せない・キョダイレンゲキで裏が狙える】ことから2枚にしてます。
ボスで裏を呼んで積極的にリソースを枯らしにいきたいですが、Vmaxをそだてながらは中々ハードルが高く感じました。マリィと同じく使いたいサポートが多すぎてあまり使えないのが正直なところ。
シロナ&カトレアのおかげで2枚でもある程度使えるなぁとは思います。

🟧マチスの作戦|1枚

正直に言います。完全に僕の趣味です。
キョダイレンゲキで一気に取れることから、打てる場面はそれなりにあります。
が、ボスが決定打にあまりならないデッキ(だと思ってる)ので、サポ3枚をフルで思ったより上手く使えなかったです。
泣く泣く抜くかも...。

🟩無人発電所|2枚

後述しますが、格闘道場があんまりだったので【相手止まりそう・ミュウミュウが強そう】なので無人にしました。
グズマ&ハラがあるのでスタジアムを何かは入れたいが、とりあえず感で無人を入れてるので要検討枠。

🟪ストーン闘エネルギー|4枚

コンセプトカードなので4投。耐久を上げれるが、キョダイレンゲキがエネトラッシュなので難しいなという印象でした。しっぷうづきをもっと上手く使えると強さを感じれるかなと思うので4枚からは動かさないかな〜と思ってます。

🟪れんげきエネルギー|2枚

れんげきを支えるカード。エネインチキが弱いわけないと思い、とても期待してます。
キョダイレンゲキを打つ時だけ欲しいので2枚しか入れなかったです。ゲームプランが固まればもっと欲しくなりそうだなぁって思ってますが、4枚はいらないかなぁって感覚。
れんげきエネルギーは、ジャッジ資格がある方に聞いてみたところ(闘+水)+(闘+水)として扱うことができると聞いたのでキャプチャーエネルギーを採用できました。(間違っていたらすみません。教えてください。)

🟪キャプチャーエネルギー|2枚

やっぱり強いキャプチャーエネルギー。新しいボール次第では抜けるかも。(しっぷうづきが打てないのが気になる)
キャプチャー+れんげきエネでキョダイレンゲキ打てるのでそこは良いかなと思います。

🟪基本闘エネルギー|5枚

なんとなく5枚いれました。めちゃ感覚なので説明できません。
草案では格闘道場を入れてたので5枚だと引けないことが多々あり増やしたくなりましたが、格闘道場を抜いたのでそこまで欲しいカードでは今はないです。
キャプチャーエネの枠と競合。

●不採用カード

🟥オクタン

進化2ラインを立てるのはタッグコール型だと再現しきれないと判断。オクタン入れるなら全く違う構築にしたい。

🟩格闘道場

まずは通常の効果だとダメージが【30→40・150→160】カウンターの効果がのると【30→70・150→190】となります。
先に結論を言うと、貼り続けられるかわからないスタジアムの中で、ダメージが上昇したところで使い所があまりなかったです。
デデンネやクロバットはそもそも弱点なので倒せるし、190になったところでポケモンVを軒並み倒せるわけでもない。

評価できる上昇幅は

通常
160+120=280(三神ライン)
160+160=320(Vmax平均ライン)
160+120(望遠スコープ+30)=310(一部のVmax + お守りTAG TEAM)

カウンター
70(カビゴン(くいだめ)ライン)

ぐらいだと考えました。混沌のうねりなどから置くタイミングも難しい+2ターン残ることがあまり期待できなかったため、不採用としました。

●採用したいかもカード

🟥フィオネ

出てくるポケモンによってしっぷうづきかキョダイレンゲキか選べるようになりそう。

🟦くろおび

グズマ&ハラのおかげでくろおびが使えれば1ターンでキョダイレンゲキが打てる。しかしふうせんもつけたいし、道具の枠はとても悩ましい。

●課題

①ウーラオスVmaxに思ったより進化できない
 ▶︎ウーラオスラインの増設
②ウーラオスがバトル場から動けなくなる
 ▶︎ふうせんの増設(グズマ&ハラのバリューUP)

デッキリスト Ver.1.1-(1/12)

●今回の変更点

🟨ウーラオスラインの増設

前回の課題である、ウーラオスVmaxが立たないというのを解消するために、ウーラオスラインを増設しました。これにより、ウーラオスVが並べ易くなりましたが、やはりVmaxは素引きするしかないので難しいところです。

🟨ピッピ人形

ピッピ人形をメインギミックに添えたわけですが、セキタンザンと違ってウーラオスが前に出て攻撃する場面が多く、ピッピ人形の出番が少ないのを感じました。入れたいカードが多いため1枚削減に至りました。

🟨サポート構成

サポートが多く打つタイミングが難しかったマリィを1枚削減。「ウーラオスが前に出てサイドを取りに行ける」ことからマチスの作戦も再現性の低さから解雇となりました。

マオ&スイレンの4枚目の採用を検討していたところ、新カード「モミ」が目に入りました。1エネで動けることからエネトラッシュのデメリットも払拭出来そうと考え、解雇されたマチスの代わりに採用。

2体のウーラオスで戦うことから全回復もいい感じでしたが、潤沢なハンドの時しかモミを打てずここに来てマチスが欲しくなる事案が発生。トラッシュにおいておけばマチス→シロカト→モミ(orボス)の流れで試合の展開を変えられそうです。

🟨望遠スコープの採用

Vmaxシステムを運用するために、システムポケモンを採用するケースが多いことに気づきました。(いちげきのヘルガー、モスノウ、ヤレユータンetc...)

キョダイレンゲキで相手のシステムポケモンを破壊する動きも強く感じた+足りない打点を補ってくれることから採用に踏み切りました。120という打点は絶妙で150まで伸びると倒せるポケモンの幅が増えるように感じます。

🟨エネルギー構成

基本闘エネルギーを2枚減らし、1枚はれんげきエネルギーに置き換えました。心なしか手張りできないターンがある気がして減らさない方が良かったきも...。

おわりに

メモみたいなものですが、最後まで読んでいただきありがとうございました。

お楽しみ頂けましたら、Twitterのフォローやリアクションもどうぞよろしくお願い致します。

またお会いしましょう。かいんでした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?