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シティs1使用|行くぜ、人形ルカメタ❣️|2020.11月 環境

こんにちは、こんばんは。かいん(Twitter@city_ptcg) と申します。11/3のシティリーグで使ったルカメタザシアンについて書き記そうと思います。全文無料です。


シティリーグの結果は17/55位でした。当日のマッチアップの項を設けますので詳細はそちらでご覧ください。
練習期間に書いたりしてたので時系列バラバラのところもあります。合わせて、所々略称を使っていますのでご了承ください。

環境考察とデッキ選択

この混沌とした、2021シティリーグseason1では、どのデッキも強さがありマッチの運の要素も大きいと考えました。

tier1 : 三神ザシアン・ムゲンダイナVmax
tier2:超パーフェクション・ルカメタザシアン・小ズガバレット・雷系統・セキタンザンVmax・ブルーレシリザ・マッドパーティー・コンボドンファン・コンボザシアン
tier3:ドラパルトVmax・ジュナイパー・モクナシ系統・マルヤクデVmax etc...

どの階層にもそれぞれに回答を持ちながら、不利な対面もあるというジャンケンの構図。その中で明確な不利対面のない三神ザシアンは大きなシェアを占めるのは必然と言えるでしょう。
シティリーグを戦う上でシェア上位2つに5分に戦えることがデッキ選びの基準となりました。その中で僕が選んだのは

三神ザシアン・ピカゼク・ムゲンダイナVmax
超パーフェクション・ルカメタザシアン

です。
ルカメタザシアンは2021CL横浜でも活躍したデッキタイプで、だんのうらさんが使用して2位に輝いたり、2020CL愛知でも2位、2019CL東京でもルカメタが1位と、ルカメタはなんだかんだ強いデッキタイプです。
ルカメタは環境の中でいつもいい位置にいます。ザシアンVの登場はその強さを加速させVmaxに環境が移り行く中で相対的にザマゼンタVのバリューもあがりデッキパワーも十分といったところです。
混沌とした10月のシティリーグに出る上で、候補としたデッキは「ルカメタザシアンorピカゼク>三神ザシアン」でした。
そこでルカメタザシアンを候補としたのはこれらの理由です。

1.Vmax系統に強く出れる
2.そこらへんの三神ザシアンに一定の勝率が見込める
3.三神ザシアンよりもピカゼクに対し一定の勝率が見込める
4.戦い方を知らないと勝ちにくいデッキなので擬似的な初見殺しが見込める
5.マリィを無理なく4枚採用できる

CL横浜後、主流となったヨネタク式三神ザシアンは、幅広い手と決定力を持つデッキタイプに昇華しました。明確な不利対面も少ない上に有象無象にも勝ちやすい三神ザシアンは、シティリーグでも圧倒的なシェアをマークしました。
明確な不利対面がないヨネタク式三神ザシアンはギリギリのバランスで成り立っているデッキに感じ、デッキの安定感といった部分で不安が残りました。あとミラーやりたくなかったです。
雷系統は闘タイプ、超パーフェクションはムゲンダイナVmaxと明確な不利対面が存在し、そこを避けられるのはマッチ運だけだと割り切りました。
となると、この中で明確な不利な対面を一番引かなそうなのがルカメタザシアンでした。(対面の項で後述します)
ルカメタザシアンは、タッグコールやキャプチャーエネが採用できることからデッキの安定感にはあまり不安はありませんでした。このことからルカメタザシアンを握ることを決意しました。
ジュナイパーとタチフサグマを合わせたデッキを作っていましたが、三神ザシアンのフィオネやフーパに破壊されたので持っていく自信はありませんでした。

ルカメタの不利対面

ルカメタザシアンは、相手が戦い方を知っているかどうかで良くも悪くも勝率が変わってしまう様に感じます。特に三神ザシアン対面では相手が慣れていると不利に寄ります。
そしてやはり、炎系統も有利にはなりきれません。しかし、マリィとふとうのつるぎの機嫌によっては勝てなくもないというのが僕の印象です。
明確な不利対面は、マルヤクデVmaxです。
マルヤクデVとマルヤクデVmaxを3エネづつ同時に育てるプレイや、ブルーの探索で欲しいカードを狙い撃ちされるなどだいぶしんどい戦いを強いられます。

デッキレシピ

当日使ったデッキレシピです。
それぞれのカードごとに、少し解説します。

ポケモン

ルカリオ&メルメタルGX ×2枚|デッキの主役。追加GXでテンポを取りたいのでサイド落ちをケアして2枚採用。あまりアタッカーにはなりませんが、こうてつのこぶし50+ブレイブキャリバー230=280になったり、技のエネ加速で手札に依存しない動きもできます。

ザシアンV ×4枚|メインアタッカーです。種が少ないので4枚入れたいところです。ルカメタは""いかにふとうのつるぎを打てるか""の勝負になってくるので最大枚数採用しました。前よりの構築やジラーチ入りなどにおいては3枚でも良いのかもしれません。

ザマゼンタV ×2枚|サブアタッカーです。主にVmax対面で使います。技が連打できる点で非Vの対面で動くこともあります。

マーシャドー(リセットホール) ×1枚|ワンダーラビリンスとのシナジーが強力です。その他リセットスタンプと合わせて混沌のうねりを割り無人発電所を置くなどします。アタッカーとしてはあまり使いませんでした。20点ならよかった、、。

ネクロズマ-たそがれのたてがみ ×1枚|超パーフェクションが厳しかったので入れました。ついでにピカゼクに対しての勝率が少し上がったので採用して良かったと思います。あとジュナイパーを破壊できます。

グッズ

クイックボール ×4枚|言う事なし。シロナ&カトレアやメタルソーサーなどトラッシュ利用のカードがありますが、トラッシュに自分で送れるカードが少ないことからトラッシュする効果が有用に働く時があるので、切るカードは慎重に。

タッグコール ×2枚|僕の愛するカードです。グッズなのに確定サーチになったり入れ替えになったりカード引けたりします。さらに2枚。序盤はポケモンを持ってきたり、中後半はサポートを持って来れたりと器用なカードです。安定感を求めて3枚にしてましたが枠が見出せず結局2枚に。初ターンに使えると嬉しいカードです。

ポケモン入れ替え ×4枚|これも言うことないでしょう。ザシアンのブレイブキャリバーを最大限打てるように、前のポケモンをどかす役割などデッキの潤滑油と言えるでしょう。入れ替えを雑に切らないことが何よりも大事です。相手が入れ替えをバシバシ切ってたら見逃さず裏を縛りましょう。

メタルソーサー ×4枚|当然の4枚。これがあるからザシアンは止まりません。相手のマリィやリセスタをケアして序盤に使ったり、残っていればソーサーソーサー手張りでザシアンを動かしたりと器用に使いましょう。

鋼鉄のフライパン ×2|ゴーグルよりフライパン派です。三神ザシアン戦や炎系統戦ではこいつらが必須になりツールスクラッパーを考えるともう1枚欲しかった。

メタルゴーグル ×1|ジグザグマなどを見てゴーグル2枚が世間では人気ですが、炎を重く見たのでフライパンを優先しました。ゴーグルなくてもムゲンダイナには勝てる気がします

リセットスタンプ ×2|受けのデッキなので2枚が強く使えると感じます。マリィをメインで打ちたいことからデッキに残りやすいのも○

ツールスクラッパー ×1|大事に使いたい1枚です。特に三神ザシアン・コンボザシアン・ピカゼク戦においてはお互いに戦況を握るカードです。

リーリエのピッピ人形 ×2|ピッピがとても便利でした。ジラーチ不採用のこのデッキでは前が倒された返しに出すポケモンが△な感じです。その中でピッピは全てを叶えてくれます。ソーサーを使って前に出したり入れ替え+山帰りでザシアンを動かしたり、ワンチャン壁にしたりかなり便利でした。枠の都合で泣く泣く2枚に。

サポート

マリィ ×4|マリィを序中盤にいかに撃てるかが勝負の命運を分けます。こちらの動きも弱くなりますがエネ手張りぐらいのハードルなのでそこまで弱くなる感じはしなかったです。なんといってもリソースを切らずに手札を入れ替えられるのが好きです。ふとうのつるぎのおかげで次の動きも広げられるので迷わず4投。

博士の研究 ×3|自分のターンに縦に引けるカードがシロナ&カトレアぐらいなのでハンドが細くなりがちでした。中後半、メタルソーサーやリセットスタンプを引きたい!そんなニーズを叶えてくれます。元々2枚でしたが、デッキの安定感を求め3枚に。しかし最後まで迷う枠になりました。マリィやグズマ&ハラを打ちたい場面の方が多いので。

ボスの指令 ×3|2枚は確定とし3枚目を迷いました。このルカメタザシアンにおいてはボスで試合が決まる!みたいな場面が少ないと感じたのが要因です。しかし三神ザシアン戦では先に相手のザシアンを取ることが要求されます。対三神ザシアンでは絶対負けたくないので3枚目を入れる決意をしました。相手の入れ替えソースを見て裏を縛るプレイも強力です。

グズマ&ハラ ×1枚|再現性を高めるカード、確定サーチは強いです。キャプチャーエネを採用しているため、ザシアンをおけるカードにもなります。ワンダーラビリンスとキャプチャーマーシャドーの組み合わせが三神ザシアン対面で役に立ち、超パーフェクションのうねりをマーシャドーでこわして無人も見込めます。

マオ&スイレン ×1枚|入れ替えと回復ができるサポート、タッグコールが入れ替えに変わります。もう一枚入れたかった枠です。回復して次の攻撃で耐えられるか計算してから使いましょう。このレシピだと1枚しかないので極力最後まで取っておきたいカードです。

シロナ&カトレア ×1枚|この手の受けデッキに重宝するシロナ&カトレア、元々2枚で運用していましたが、他のサポートを使う場面や2枚を使うことが少なかったので抜きました。シロナ&カトレアで回収してマオ&スイレンを2回使いたいです。

スタジアム

無人発電所 ×1枚|置いたら強いカードです。こちらにはデデンネなど不採用のため、デメリットが無いです。正直無人がめちゃ刺さる場面は少なくなってきてるように感じますが、小ズガを初めミュウミュウ系統、ムゲンダイナのアローラペルシアン(ドヤ顔)など欲しい時もあります。先行で置くか、後半スタンプと合わせて置くかのプレイを意識してました。ムズイ。

ワンダーラビリンス ×1枚|このカードのおかげで三神ザシアンへの勝率が高まりました。今これを書いてるシティに向かう道中、いらないんじゃ無いかと思い始めましたが信じていれました。

エネルギー

コーティング鋼エネルギー ×2枚|炎系統に少しでも勝ちを見出すために入れました。グズマ&ハラの鋼エネ枠としても1枚は入れても良いと思います。2枚目をマオ&スイレンと悩み続けましたが、エネが手張りできない場面もあったため安定感を求めて2枚に。フライパンとも枠を競合しました。

キャプチャーエネルギー ×1枚|安定感を高めるカード。クイックボールしかない現状、ザシアンを置けるカードの5枚目です。ルカメタかザマゼンタにつけられると嬉しい。マーシャドーや弾丸ネクロズマも発進できます。

基本鋼エネルギー ×10枚|最初は9枚で回してましたが、手張りできないターンが目立ち10枚に。もう一枚欲しい気もしますが、枠の都合でこの枚数です。鋼エネルギーがトラッシュに無くメタルソーサーが打てないことが多々あるので、上手くトラッシュに送りましょう。

悩んだ枠

入れられなかったカードたち、ピッピ人形3枚目、鋼鉄のフライパン3枚目、マオ&スイレン2枚目です。
ワンダーラビリンスとマーシャドーのおかげで枠が無くなりました。上記のカードを入れるとなるとサポートの構築をガラッと変えなきゃいけなさそうです。
結局人形ルカメタと普通のルカメタの間みたいな構築になり、振り切れなかったのは甘かった所と感じてます。

不採用としたカード

システムポケモン|ジラーチやクロバットVをはじめとするドロー系システムポケモンは採用しませんでした。これらを採用するとなるとピッピを入れる枠が無くなり違う型になると思います。三神ザシアンのように3-2-2を押し付けたかった+ルカメタの耐久力を活かしたかったので上記の構築にしました。

アブソル|あんまり刺さらなそうって単純に思いました。あれば強いですが3-2-1で取られたくなかったので入れませんでした。

他のポケモンのどうぐ|タフネスマントはザシアンにつけると270になり最大290ダメージまで耐えられます。ダンデ+オルターブレイブキャリバーが290点などでしょうか。炎に抵抗したかった&フライパンで大体の攻撃は耐えられることから、汎用性でフライパンを選びました。


ガラルマッギョ|そこまで強いと思えませんでした。ならコバルオンGXの方がマシかなと思ってしまいます。

このデッキのプレイング

基本的には、耐えながら戦っていくデッキになります。ふとうのつるぎをいかに言えるかがこのデッキの目標になります。リソースを吐き切った相手にはLOを狙うことがありますが、そこまで多くない展開です。
正直、人形ルカメタとしてデッキ構築が振り切れず立ち回りが行き当たりばったりになってしまってるように思います。このデッキにおいてピッピ人形は、壁よりは入れ替え用のカードになっていると感じました。
ともかく、サイド2枚は献上する気持ちを持っとくと心に余裕が出る気がします。サイド1枚のポケモンが弾丸ネクロズマ、(マーシャドー(自爆できる))だけなので3-2-1で取られることも少なく、3-2-2や、2-2-2を押し付けられます。
大事なことは自分のポケモンを一撃で倒されないようにすることです。それは転じて攻撃回数にも繋がります。デデンネやクロバットはザシアンでしか一撃で落とせないのでサイドを2枚とることは思ったより遠いです。なのでザシアンを何回動かすかをよく考えます
そして時間との戦いです。正直時間が足りません。これは自分がある程度プレイ速度を高めることや、シャッフルの手際の良さがとても大事ですが、相手にも考える時間があります。特に慣れていない方との戦いでは時間が足りないことが頻発します。非常に難しい問題で、自分は「プレイ早くしてもらっていいですか?」などあまり言わない(言えない)人ですが、大事な試合では言うこともあるかもしれません。

ルカメタザシアンは精神を削る戦い

各対面の立ち回り

vs 三神ザシアン|微有利、相手の練度次第

相手のプレイングで勝率が変わるマッチアップです。三神ザシアン戦で大事なことは

・オルタージェネシスに合わせてフルメタルウォール追加効果ありを合わせる
・相手のザシアンを先に倒す。
・ザシアンのフライパンを切らさない。
・ダンデ、ツールスクラッパー2枚目を警戒する

です。
3-2-1か2-2-2のサイドプランを目指します。最近の三神ザシアンにはサイド1枚のポケモンがあまりいないので2-2-2で取ることが多いです。フルメタルウォールの後、前で突っ立ってる三神を横目にふとうのつるぎをします。
アルティメットレイが言えない三神ザシアンにはある程度余裕がありますが、ふとうのつるぎで2枚つけるような豪運には、こちらもふとうのつるぎで2枚ぐらいつけないと抗えません。都合よくボス+ツールスクラッパー+メタルソーサーなどされた日には仕方ないと割り切りましょう。
三神ザシアンのツールスクラッパーの2枚目が巷で話題(僕)なので、片隅に入れておきましょう。ルカメタはフルメタルウォールすれば260は耐えられるのでザシアンに道具を優先するプレイを心がけます。ザマゼンタ君はあまりいりませんが、ザシアンと同じく一発耐えるので仕方なく動かす場面もあります。

vs ムゲンダイナVmax|有利

有利なマッチアップです、サイドプランは3-2-1を目指します。
フーパやミカルゲなどザマゼンタにダメージを通せるポケモンが多く入ってる場合もあるのでマオ&スイレンを大事にして戦います。ザマゼンタは2枚場に出し、相手にジグザグマでどっちに乗せるか選ばせます。ルカメタは出したく無いマッチアップですが、手札の兼ね合いで変わってくるので難しいところです。ザシアンを動かす時にワンダーラビリンスがあるとワンチャン返しに倒されないのでそこも意識するポイントになります。

vs セキタンザンVmax|微有利

サイドプランは3-2-1or2-2-2を見ます。
ザマゼンタのおかげで有利寄りなマッチアップですが、油断してるとしばかれます。フルメタルウォールをセキタンザンなどに当て、エネルギーを割るルートもテンポとりやすいですが、ザマゼンタから発進させるルートもあります。後ろのザシアンで攻撃する場合はカウンター格闘道場+キョダイガンセキがザシアン一撃圏内になるので、気をつけます。
カウンター格闘道場+ディアンシー+ガラルネギガナイトでは、フルのザシアンザマゼンタ共にワンパンされないので良いですが、ツールスクラッパーが絡むと話が変わります。ストーン闘エネルギーが2枚つくとブレイブキャリバーで落としきれなくなるのでザシアンを使い捨てる気持ちでガラルネギガナイトを倒しに行きます
コンボ型になると3-2+1で終わってしまうので、フルメタルウォールを打って押し切れるか精査しながら戦います。

vs 小ズガドーン|不利

やはり不利なマッチアップ。1-1-2-2や、3-2-1のプランを目指します。
このマッチでは、マリィの機嫌にかかっていると言っても過言ではありません。無人マリィなどで相手が止まることを祈りながら戦います。ルカメタを動かすかどうかは難しい部分です。フルメタルウォール+フライパンで炎7枚要求になりますが、あいての手札や盤面を見て考えます。
主に使うアタッカーはザマゼンタが良いと感じました。ジラーチやズガドーンをアサルトタックルで取っていきます。
レシリザが強敵になり、いかにとるかが大事になります。レシリザを取れるプランは

・アサルトタックル×2(260) + たそがれの弾丸(60)
・ブレイブキャリバー(230) + たそがれの弾丸(60)
・ヘビーインパクト×2(300)

最短ルートは、ザシアンのルートになりますが、返しのげきりんでやられてしまうので難しくなります。後半レシリザをとって終われそうならザシアン発進で良いと思います。
カプ・レヒレを入れる枠があれば有利になると思いますが、他のマッチであまりにもいらない+この構築でサイド1が出てくるデメリットを考え不採用としました。
今回小ズガドーンは切り気味にしました。手札がバグることや、回すのが難しいデッキ、対策されるデッキであることを天秤にかけた結果です。

vs ピカチュウ&ゼクロム|五分

難しいマッチアップ。サイドプランは3-3or3-2-1を目指します。
ピカゼク戦では、フルドライブを先に撃たせないプレイを心がけ、フルメタルウォールを打ちエネを割りつつ被ダメージを少なくしていきます。後半にも連れ込むほどこっち側に有利は傾きますがGX技などでザシアンが飛んでく場面もあるので気をつけなければいけません。
ライチュウ&アローラライチュウにお守りがつくとブレイブキャリバー+たそがれのだんがんで落とせなくなるのでツールスクラッパーは大事にしたいです。

vs 超パーフェクション|不利寄り(構築次第)

僕がとても苦戦したマッチアップ。サイドプランは3-3or3-2-1を目指します。
基本的には超抵抗のあるルカメタが前に出れるとダメージレースから有利に立ち回れますが、ウルトラネクロズマの存在が厳しいです。フォトンゲイザーによって、超4枚(340)でルカメタが一撃、超3枚(260)でも道具なしザシアンが一撃と、連打されると全く間に合いませんでした。
正直、超パーフェクションに勝てない事実に気付くのが遅くて練習もあまりできず甘かったです。
マーシャドーがいるので、マリィやリセスタと無人発電所を合わせ押し付けていくプランになると思います。

vs コンボザシアン|微有利

微有利なマッチアップです。サイドプランは2-2-2を見ます。やはりザシアン系統のミラーでは先にザシアンを動かした方が勝ちに傾く認識です。
フルメタルウォールさえ撃てれば、ブレイブキャリバー(230)は耐えられます。フルメタルウォールを撃って時間を稼ぎ先にボス+ブレイブキャリバーを目指しましょう。ベンチを広げてるとフーパ(あくのいましめ)で2パンされたりするので気をつけましょう。
ルカメタミラーだと思って1ターンでもゆっくりするとおいてかれるので、判断をしっかり!(一回それで負けました)

vs ブルーレシリザ|不利

不利なマッチアップ。サイドプランは3-3が理想ですが実際は1-1-3-3とかになると思います。
対レシリザ戦においても、マリィとふとうのつるぎに願いを託す形になりそうです。炎の攻撃を耐えるためにグズマ&ハラを使いたい一方マリィが打てなくなるので、難しいです。ヒート炎2枚+おまもりがついた日には心が折れます。
諦め気味であまり練習しなかったのが正直なところです、書ききれずにすみません!

マッドパーティー|有利

あまり対面しなかったですが有利に感じます。フルメタルウォールを打ち、こうてつのこぶしで前を倒していきます。ワンダーラビリンスが入ってるので割られなければマッドパーティー側はだいぶ動けなくなると思います。
いれかえを回収ネットに頼る構築もあるため裏のデデンネなどをボスで縛るプレイも見ときましょう。

対ルカメタのおはなし(三神ザシアン視点)

僕はこのようなコメントをよく見る気がします。

「ルカメタに勝てない。戦い方がわからない」

その気持ち、とてもわかります。僕もそうでした。挙げ句の果てにはなんで負けたのかすらよく分からなかったです。他のデッキでもこのパターンはあるかと思いますが、この問題を解決するのに最良の手はそのデッキを使うことに限ると思います。

ルカメタは三神ザシアンやムゲンダイナVmaxなどの前寄りのデッキと異なり、どちらかと言えば後半に真価を発揮します。そのことから使い慣れてないデッキであることも要因の一つかもしれません。

前置きはここまでにしておいて、対ルカメタのノウハウを少しお裾分けしようと思います。
なんでかって、ブルーレシリザ多いしくちた剣出るしルカメタ向かい風だからいっかなって感じです。

ルカメタに勝ちやすいデッキは端的にいうとザシアンを一撃で倒す手段があるデッキです。ルカメタザシアンのフルメタルフライパンの実質耐久は以下の通りです。

フルメタルウォールとフライパンを+30とします。
ルカリオ&メルメタル HP260+30+30=320
ザシアン HP220+30+30=280
ザマゼンタ HP230+30+30=290

このことから、ルカメタは310、ザシアンは270、ザマゼンタは280ダメージまでは耐えることができます。
ここから、前の項に記述した不利な対面の理由が導けます。例を挙げます。

三神ザシアン : オルター+ブレイブキャリバー=260 (道具orフルメタルどっちかがないとザシアン達は耐えられない)
ミュウミュウ : フォトンゲイザー(ウルネク)は超4枚で340、3枚で260 (フル耐久のルカメタが一撃、道具orフルメタルがないとザシアン達は耐えられない)
炎系統 : そもそも弱点。230のったレシリザのげきりん=260

具体的な戦い方

三神ザシアン : 大事にするカードはツールスクラッパー、大きなお守り、ダンデです。
立ち回りとしては三神でオルターを打った後のフルメタルウォールで盤面のエネルギーが無くならないように、後ろのザシアンがフルメタルウォールを打たれた後でも動けるようにしておきます。そのためにはオルターを焦らずじっくりふとうのつるぎを重ねてくプレイを心がけます。(タイミングと駆け引きが難しいとは思います)

そして、大きなお守りはザシアンにつける(HP220+30=250)ことによって、ルカメタのブレイブキャリバーを一回耐えれるようにします(道具一枚で攻撃を耐えられるのはルカメタと同じ要求ですね)
ルカメタ側は道具のついていないザシアンを落とすことはできるので、三神ザシアン側同様のプレイをしてきます。

このことから、試合の戦況を握るカードはツールスクラッパーだとわかります。先にザシアンを動かし、相手の道具を割って倒せた方に大きく有利は傾くと思います。
くれぐれもデデンネとか博士で雑に切って後1オルターなんてしないように。
くちたけんがあるとオルター+ブレイブキャリバーの打点が290まで伸び、フルメタル+道具のザシアン達を貫通してきます。どうかしてます。

当日のマッチアップ

備忘録です。よければ見てってください。
参加者が55人、予選は5回戦のスイスドローでした。

1戦目 ⭕️ vsピカゼク 6-4 (2-3-2)
お相手先行2ターン目からフルドライブでライライに加速。返しにフルメタルウォールをピカゼクに当てました。お相手が入れ替えがなく1ターン止まったおかげでザシアンを育てる余裕が出ました。マオ&スイレンをキープしながらだったのでパラライズロックを避け、前のクワガノンVをザシアンでとりました。
その後タンデムショックをされるも入れ替えを引けたためブレイブキャリバー230を乗せネクロズマ圏内へ。ザシアンが倒された返しにネクロズマでライライをとり、もう一匹のザシアンで前に出たカプ・コケコVをとり勝ち。
時間も勝負もギリギリでした。


2戦目 ⭕️ vsセキタンザンVmax 6-0 (2-3-2)
お相手ヤレユータンが2枚サイドに行くバグが発生、さらに自分のふとうのつるぎで2枚つく上振れ。序盤からセキタンザンVをとりゲームテンポを取りに行きました。ザシアンが取られた後は育てておいたザマゼンタを発進させ、出てきたネギガナイトをブレイブキャリバーでとって勝ち。

3戦目 ❌ vsピカゼク 5-6 (2-3)
初手が厳し目で、エネもはれなきゃルカメタも引けない状況。切りたくないマオ&スイレンとツールスクラッパーを博士で泣く泣く切りました。その後博士の引きは悪くなくある程度の盤面が作れましたが、ツールスクラッパーが無いためお守りライチュウに屈しました。お相手の方は予選全勝の方でやはり上手かったです。
時間も勝負もギリギリでした、トイレに行きたい。ルカメタは時間かかるのでトイレに行きにくいことをケアするの忘れてました。


4戦目 ⭕️ ムゲンダイナVmax 6-2 (1-2-3)
ルカメタは使わず、ザマゼンタで押し切るプランをとりました。イベルタルでザマゼンタを一体あげても良いように2面育ててそのまま押し切って勝ち。イベルタル以外のザマゼンタに攻撃を通せるフーパから取りに行きました。


5戦目 ❌ ブルーレシリザ 0-6
惨敗でした。育ててたザシアンをフレアストライクでとられ、フルメタルウォール+マリィでワンチャンつくる展開に。溶接工と炎の結晶を見事に引かれ返せず、負けでした。
今思えば、不利だからと諦め気味であまり練習しなかったのが敗因だと感じてます。反省。

そんなこんなで、3勝2負で17位の結果に終わりました。初めてのシティリーグでしたが馬場ロコで大人数の大会に少し慣れてたのであまり緊張せずに望めました。
三神ザシアンに一回も当たらずだったので減ってきたのかなという印象です。パッと見た感じ炎系統、セキタンザン、超パーフェクション、ピカゼクが多いように感じました。

終わりに

ここまで読んでいただきありがとうございました。
中身のクオリティはあまり自信ないですが、何かタメになってもらったら嬉しく思います。
何かあれば Twitter @city_ptcg までよろしくお願い致します。

初めてのシティリーグ、自分の実力はまだまだと思い知らされた反面、勝ち越せたので少し自信にもなりました。
皆さんのご活躍をお祈りしています。失礼します。

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