地方の話<Ⅰ・国内唯一の宗教都市>

皆さん、こんにちは!Yama Kei(やまけい)です。個人的な話ですが、昨日からホームルーム、今日からは授業がオンライン会議ツール『Zoom』で始まりました。最近ニュース等で話題の『Zoom』ですが、節度を守って正しく使えば様々なことに使えるツールであると考えられます。

今日から3日連続でゆかりのある市町村を3か所紹介していきたいと思います。

1回目は私が住んでいる町、奈良県天理市について紹介します。

天理市について

天理市は奈良県の北西部に位置しています。

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天理市は、奈良県の県庁所在地の奈良市、金魚で有名な大和郡山市や大神神社や三輪そうめんで有名な桜井市等と隣接しています。

国内唯一の宗教都市・天理市

天理市は今回のサブタイトルの通り、宗教名が市の名前になっている国内唯一の宗教都市です。皆さんご存じの『天理教』の総本部が市の中心部に鎮座しています。


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写真の上部に見える天理教本部周辺を上空から見るとこんな感じ。本部を取り囲むように写真下部の様な建物が連なっています。

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行事が行われる日になると近鉄の貸し切り団体列車が用意され、本部の周りが人で埋め尽くされるようになります。

ほんのちょっとだけ天理教の紹介をすると、江戸時代末期に成立した新興宗教中山みきを教祖としています。新興宗教は他に幸福の科学創価学会等が有名ですね。

新興宗教といえば巨大な建造物をもつ教団が多く、同じ近畿地方でいうと大阪府富田林市にあるPL学園高校で有名なPL(パーフェクト・リバティー)教団がもつ大平和祈念塔等があります。

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この大平和祈念塔周辺で毎年8月1日に行われる広範囲から花火が見れる『教祖祭PL花火芸術』が有名で毎年約20000発の花火が打ち上げられ約30万人の人出が訪れるそうですが、今年は新型コロナウイルスの影響で中止が決定しています。

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話を天理市に戻します。

天理市の有名なもの

春夏合わせて50回以上甲子園に出場している野球部全日本吹奏楽コンクールで金賞を22回受賞した吹奏楽部等を擁する天理高校

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『彩華ラーメン』『天理スタミナラーメン』等の天理ラーメン

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天理駅前広場『コフフン(CoFuFun)』

近畿日本鉄道(近鉄)天理線・JR万葉まほろば線の天理駅前の2017年4月に約14億円が投じられてオープンした駅前広場『コフフン(CoFuFun)』(以下、コフフン)

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デザイナーの佐藤オオキさん率いるnendo(ネンド)がデザイン・設計したコフフンは『ふわふわコフン』や『すりばちコフン』のような遊具やスタディスペース等がある『南団体待合所』、フェスやコンサートが出来る『ステージコフン』等からなっています。

つながりとにぎわいを生む、新しいコフン。
奈良県天理市にあるJR・近鉄天理駅の駅前広場は、まちの元気をつなぐ、にぎわいづくりの拠点です。
広場は天理市の「歴史」「地理」「文化」という3つの要素を凝縮したデザインとするため、市内に約1600基も点在しながら日常生活に美しく溶け込んでいる「古墳」をアイコンとして選びました。
古墳を想起する野外ステージや大型遊具、カフェや観光案内などの機能を備え、イベントの開催や観光・ものづくり、農業情報の発信、近隣住民の憩いの場として活用されることで、周辺地域のにぎわいの循環を生むことを目的としています。
天理の芸術文化、スポーツ、ものづくり、教え、そして子どもから高齢者までが絆をもって共に暮らしてきた日々の価値を、いまみんなで共有し、新たな価値を生み出していく。
天理駅前広場はその拠点となります。

天理市の新型コロナウイルスへの対応

最後に天理市の新型コロナウイルスへの対応を紹介しておきます。

この天理市のホームページを見れば分かる通り4月14日現在、新型コロナウイルス感染症対策についてという内容の文書が第12号まで発表されています。公立小中学校への休校措置に対してのいざこざはあったようですが、現在出席番号の奇数組、偶数組に分けて1日ずつ交代の分散登校を行っています。中学校時代の先生が現在教育委員会にいますが、なかなか大変なようです。


医療従事者、教育従事者等新型コロナウイルスの影響への対応を行っている皆さん、毎日お疲れ様です。大変な時期ですが頑張ってください。いつかこの騒動が収束する日は必ず来ます。

明日は、九州地方のお世話になったとある町について紹介します。

今日はここまで。ありがとうございました。




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