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19.11.27 おでん

美少年やっております立花です(字余り)
お店で作ったご飯(通称#食べる美少年)のレシピを公開していきます。簡単なのでご自宅で再現してみてくださいね。
レシピ自体は無料で読めますが、課金するとおまけレシピ(?)とおまけの日記が読めるようになります。何卒。

結構前からやるやる言ってやってなかったおでん。ついに満を持して登場です。
なぜなら仕込みに時間がかかるから。大学帰りにお出しするのは無理では?と思っていたのです。
まあいっかやっちゃえということでやってみましたが、思いの外いい感じになりました。よかった。ひとあんしん。

というわけで今回は、仕込みに時間をかけず営業時間内に作り始めてもちゃんと味の染みた状態で出せるおでん〜(ここで効果音)
これは家でやる分にもよさそう。
焼酎のだし割りなんかも好評でしたよ。やっぱ寒くなってきたらおでんだなー。

おでん 材料

・大根 1/2本
・たまご 10個
・油揚げ 5枚
・お餅 8個(10個欲しいけど売ってたやつは400gで8個入りでした)
・ちくわぶ 1本

今回お店でお出しした分量です。かなりの量出来上がります。覚悟してください。「おでんをちょっとだけ作る」というのは人類にはなし得ない奇跡です。おでんそんなにたくさんいらないって奴はコンビニに行け。セブンイレブンに行け。
鍋も結構でかいのが要りますが、こんこんにはミルクパンと片手鍋とフライパンしかありません。いかにしておでんを作ったのか。今回の一番のポイントだと思います。答えは炊飯器です。

・だし系のやつ 濃いめに
・みりん だぱ、くらい
・水 ひたひた

すみませんねふわっとしてて。こればっかりはフィーリングです(違う)。いや、なんか見てみないとわからないので…… だいたい使うつゆによって味の濃さ違うし。
今回僕が使用したのは、ヒガシマルのうどんスープです。粉のやつ。なぜなら安いから。ついでに冷蔵庫に入っていためんつゆちょっと。だし系のやつはいろいろ使った方がおいしいと思います。
今回のポイントその2。だしは濃いめに。なぜなら我々には時間がない。

工程

たまご茹でる

大根切って炊飯器に投入

たまごの殻剥いてだしで煮る

ちくわぶを切る

餅巾着を作る

ちくわぶと餅巾着を煮る

今回は、炊飯器、片手鍋、ミルクパンを使いました。これは弊店でおでんを作る上での制約というだけなので、大きい鍋があるなら使ってください。縛りプレイかよ。
では細かく見ていきましょう。

たまご下茹で
片手鍋に卵とひたひたの水を入れ、蓋をして10分火にかけます。
茹でている間に大根の作業を済ませましょう。

大根の皮を剥く
厚めに。3〜4ミリくらい。
断面見るとなんとなく皮と食べるとこの境目がわかりますが。薄く剥くとえぐみが出るような気がします。

大根を切る
1.5センチほどの厚みの輪切りにしてください。
おでんの大根は厚ければ厚いほどさいこーですが、制限時間の中で味の染みた大根をお出しするには致し方ないのです。

大根を煮る
のは炊飯器にお任せしましょう。
炊飯器の釜に大根とひたひたの水、そしてちょっと濃いかなと思うくらいのつゆ系のやつを入れ、スイッチオン。炊けたあとも保温を続けてください。どんどん染みます。
コツはちょっと濃いかな、だと思います。「適正だろうな」は時短でやるには薄く、「うわしょっぱそう」は確実にしょっぱいのです。その辺のバランス感覚が求められているんですよ我々は。だいたいなんだってバランス。そうだろハム太郎。

たまごの殻を剥いて煮る
茹で上がったらすぐに冷水にさらすのがいいと思います。熱いと剥くのが大変です。(それは冗談ですが、茹でる前にたまごの殻に小さい穴を開けておき、茹でてすぐ冷水で冷やすと、ズルッと殻が剥けて楽らしいですよ。やったことないから知らんけど。)まあ剥ければなんでもいいでしょう。
ミルクパンにひたひたの水とがっつりめにめんつゆを。煮卵を作るくらいの勢いで。たまごは味が濃い方が美味しいじゃん。濃すぎたとしてもあとでほどほどのつゆで一緒に煮たら味薄まるでしょ。

ちくわぶを切る
ちくわぶについて言うことはなにもありません。

餅巾着を作る
油揚げを半分に切って餅を入れて口を閉じます。
油揚げを菜箸でコロコロしとくと開きやすいらしいです(やったことないからしらんけど)。油揚げは熱湯で油抜き(ザルに並べて熱湯かけて絞る)をしてください。
口を閉じるのは爪楊枝がいいんじゃないかと思います。パスタだと煮たらでろんでろんになるし、かんぴょうはめんどくさい。食べるときは爪楊枝に気をつけてくださいね。

ちくわぶと餅巾着を煮る
おなじみちょっと濃いかなくらいのつゆで煮ます。スプーンでちょっと味見しておいしいくらい。たくさん飲むにはしょっぱいけどちょっと舐めるならこのくらいがおいしいな〜くらいです。
鍋の容量が許せばたまごも一緒にしましょう。餅とちくわぶが柔らかくなるまで煮たら完成です。

おまけレシピ 大根の皮のきんぴら

大根を使うと皮が出ますね。さっき厚く剥いてくださいって言いましたね。なんかもったいない感じしますよね。
ということで有効活用するためのレシピを2つご紹介します。

1つ目は大根の皮のきんぴら。これよくやります。味も変化をつけやすい。
今回は辛いものがお好きなお客さんがいらしたので、からーいやつを作ってみました。

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