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飛騨の食べ物クッキングシリーズ: あのカリスマ料理家のレシピをインスタント化する!あげづけ

飛騨の日常的なおかず(?つまみ?)に「あげづけ」というのがあります。
油揚げが甘辛く煮付けてあって三角形になっている(どれも、切られ方が対角線)というのが特徴。

もうかなり前にマツコがTVで絶賛してから、値上がりしてしまったとのこと。。いまだに高山の中心地では「マツコ大絶賛!」みたいなPOPがつけられて売っているし、観光客の多くなる時期は大量生産?されるだかスーパーから品薄になるだかする、カナダにおけるメープルクッキーのようなポジションを獲得している食べ物です。
一般的飛騨人(?)の食卓にもツマミとして上っているであろう(てかほぼ、ツマミとしての需要ではないか?)飛騨牛よりずっと、飛騨のローカル人に根付いている食べ物です。

これ、ただの甘辛煮で、見た目も地味で、なんでわざわざ商品化して売ってるのか?っていうくらいなんですが、確かに美味しいんですよ。
「これ、油揚げを煮付けて作ればいいじゃん」って程のものだし、ネットではそういっている人もいるんだけど…でもさ、いなりずし用以外にわざわざ、油揚げだけ甘辛く煮付けるの面倒だよね?
油揚げにめんつゆをかけてもみましたが、似て非なる、うーん…みたいな食べ物になりました。やっぱり本物のあげづけを買った方が良かった…

ということで、飛騨にいることだし、あげづけを買って食べています。

これ、そのままオーブントースターで焼くとかでも美味しいのですが(多分そういう食べ方が多い)、昨日は混ぜご飯にしてみました。
塩もみきゅうりと一緒に、適当に切ったあげづけをご飯に入れて混ぜる。終わり。(あげづけはちょっとフライパンであっためました。)

これが想像以上にうまかった。
他に具がない分シンプルにあげづけが存在感を発揮し、肉のような存在感を醸し出しておりました。あげづけすげえ!てか油揚げの潜在力スゲーー!!!

…と一人で悦に入っていたところ、
今日、栗原はるみのメルマガからこんなものが!!(←「ゆとりの空間」のメルマガを購読している私)

なんと、天下の栗原はるみ様のレシピとしてこんなものが上がってきた!!

これは私が昨日作ったまぜごはん(の100倍おしゃれバージョン)ではないか!

切り方変えてノリとかゴマとか入れるだけでこんなおしゃれになるんだ…今度真似しよ…

そして、このレシピは、多分、油揚げの甘辛煮を料理しましょうね(使いまわしもききますよ~)、っていうのがポイントだと思うんですが、いなりずしの残り物でもない限り、わざわざ、油揚げの甘辛煮なんて、地味なものを、作るのめんどくさくない?火を使わないといけないし、鍋洗わないといけないし…。

が、飛騨だったらそんな杞憂はなし。これはインスタント料理!!!
買ってきたものを切って混ぜるだけ。火を使う必要もなし!鍋洗う必要もなし!です。

そしてここで栗原はるみ様がおっしゃっているように、卵とじにしたり、色々使えるんだな~、あげづけよ。

そんなわけで、栗原はるみ様レシピが更にお手軽に作れる、潜在力ハンパなし、の飛騨の郷土おかず、でございました。

あげづけエリアの方は、混ぜごはん、どうぞお試しくださいw




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