クラシックピアノを習っていた頃(3)〜 通学? 編〜
僕がどんな曲たちといっしょにどんな風にピアノを習っていたか、『クラシックピアノを習っていた頃(1)(2)』たくさんの方に読んで頂き、♡も多数頂き、感謝です。
さて、今回はピアノの先生の家まで毎週通うのがたいへんだったという話です。今でこそ、ご近所まで歩いて通ったり、マイカーで片道15分くらい親が送ったり、ずいぶんラクしてるなー、と自分の子供達を見て思います。
僕の場合は片道1時間以上かけて通っていました。自宅からバス停まで徒歩10分?バスで駅まで20分?国鉄!に乗って4駅で30分?そこからまたバスで20分、最後徒歩で5分、が行き。帰りはその逆でクタクタ。ま、住んでいたところが田舎すぎただけですが。
毎週、修行に通うような心境でしたが、帰り道は小学生の間は付き添ってくれた母と一緒に持ち帰り寿司店に寄ってバッテラといなり寿司を買って帰るのが楽しみでした。いつからか駅前のマクドで食べて帰るようになりましたが。
小学校4年生で引っ越しをしてからは国鉄に乗るのは1駅になり、バスも片方だけになったので片道1時間弱になりだいぶ楽でしたが、楽譜5冊と例のB5 ノートの入ったピアノ通い専用カバンは重かったし、雨の日もあるわけで、この経験が、その後の自分の人生で「通うのにかかる時間をいかに最小にするか」を常に考えるようになったきっかけでした。
行き帰りの道中、ピアノ曲が気になることもなかったですし、楽譜をバスの中で広げることも皆無でしたので、ある意味、メリハリはついていた(ピアノの先生の家に入った瞬間スイッチオンになった)のだと思います。
それでは、今日はここまで。お付き合い下さりありがとうございました。