荒野のドーーーーーーーン!!!!!!!!〜クソデカ銃とガンマン〜
利用に際して
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・発声練習に使えます(使えない)
・IQを必要としません(勢いが必要です)
登場人物
ガンマン(主人公)
モヒカン
民間人
ザコ
保安官
ゴンザレス(悪人)
用心棒
本編
ナレーション:時は開拓時代! アメリカ! なんやかんやでアメリカ西部は無法地帯!力こそが正義の時代!
モヒカン:「ヒャッハー! 逃げろ逃げろォ!」
ナレーション:クッソ広い荒野のど真ん中! モヒカン頭の無法者が銃をパーーーーーーーーン! 逃げ惑う一人の男!
民間人:「お、お助けェ!」
ガンマン:「待てーーーい!」
モヒカン:「ああん? 誰だァ!」
ナレーション:崖の上にガンマンが仁王立ちバァーーーーーーーーン!
モヒカン:「誰だぁ、テメェ?」
ガンマン:「悪人に名乗る名など無いっ!」
モヒカン:「なんだとコラ! ぶっ殺してヤルルァ!」
ガンマン:「ふん、悪人は俺の銃で成敗だ!」
ナレーション:ガンマン崖下にシュタッ!!!
モヒカン:「いい度胸だなァ!言っとくが俺の銃は特別製、お前のその腰に提げた弱そうな銃で勝てると思うなよォ」
ガンマン:「奇遇だな。俺の銃も特別製だ」
ナレーション:ガンマンの背後にクソデカい大砲!
モヒカン:「えっ? 大砲……?」
ガンマン:「これは銃だ」
モヒカン:「いや大砲じゃん!」
ガンマン:「問答無用! 喰らえい!」
モヒカン:「えっ、ちょっ、待っ……」
ナレーション:クソデカ大砲から弾がドーーーーーーーン! 無法者にバーーーーーーーーーン! ドッカーーーーーーーーーン!
モヒカン「アバーッ!」
ガンマン:「勝利!」
民間人:「あ、ありがとうございます」
ガンマン:「ハハハ! 礼には及ばん! それより、近くに町は無いか!」
民間人:「あ、はい、ご案内します」
ナレーション:町についた!
民間人:「じゃ、私はこれで」
ナレーション:民間人ソソクサーッ。 風ヒュオオオオオオオオ! 草カサカサーーーッ!
ガンマン:「さびれた町だな……」
ザコ:「おいテメェ、ここがゴンザレス様の町と知っての立ち入りかァ? 入場料を払えよコラァ……」
ナレーション:またモヒカン頭!
ガンマン「また悪人か……俺の銃で成敗だ!」
ザコ:「銃だぁ? ってその大砲、何? え? そもそもどこから出したのそれ?」
ガンマン:「これは銃だ!」
ザコ:「いやどこから出したの!?」
ガンマン:「うるさい!」
ナレーション:大砲ドーーーーーーーン! モヒカンにバーーーーーーーーン! ドッカーーーーーーーーーン!
ザコ:「アババーッ!」
保安官:「なんの爆発だ!?」
ガンマン:「むっ、また悪人か!?」
保安官:「私は保安官だ! 何だその大砲は! 戦争でも始める気か!?」
ガンマン:「ハハハ! これは失礼しました! 保安官でしたか! それとこれは銃です!」
保安官:「銃……? えっ……銃? いや、大砲……」
ガンマン:「銃です!」
保安官:「アッハイ」
ガンマン:「それより……ゴンザレスとは何者です?」
保安官:「ゴンザレスはこの街を牛耳る……」
ゴンザレス:「なんの爆発かね!」
保安官:「ご、ゴンザレスさん!」
ガンマン:「お前がゴンザレスか、いかにも悪人だな!」
ゴンザレス:「何を言うかと思えば……私はこの街を守る善人ですよ。そうですな! 保安官?」
保安官:「え、ええ……」
ガンマン:「問答無用!」
大砲ドーーーーーーーン!
ゴンザレス:「うおっ!? せ、先生お願いします!」
ナレーション:ゴンザレスの前に用心棒がシュタッ! 大砲の弾に向って早撃ちパパパパパパーーーーーーーン! ドッカーーーーーーーーン!
ガンマン「むっ!?」
用心棒:「フッ……」
ゴンザレス:「先生、この無茶苦茶な男を殺してください!」
用心棒:「フッ。殺すのは簡単だが、少し遊ばせてもらうぞゴンザレスさん。おい、お前! その腰に提げた銃……お前もガンマンなのだろう! 早撃ちで決闘だ!」
ガンマン:「いいだろう!」
ナレーション:風ヒュオオオオオオオオ! 草カサカサーーーッ!
ゴンザレス:「コインが地面に付いたら同時に振り返って撃つこと! いいな!」
ナレーション:コインピーーーン!………チャリーン! 用心棒がパーーーーーーーーン! 大砲ドーーーーーーーン!
用心棒:「決闘でも大砲撃つの!?」
ガンマン:「これは銃だ!」
用心棒:「そんなバカな!」
ナレーション:大砲の弾が用心棒にバーーーーーーーーン!
用心棒:「ぐふぅ!」
ナレーション:用心棒に激突した弾が用心棒ごとゴンザレスの方にギューーーーーーーン!
ゴンザレス:「ちょ、ちょっと待て! そんな事ある!?」
ガンマン:「尺の関係でお前もそのまま成敗だ!」
ゴンザレス:「尺なら充分にあるだろうが!うわああああああ!」
ナレーション:ゴンザレスも巻き込まれてバーーーーーーーーン! そのままゴンザレスの屋敷までギューーーーーーーン! 屋敷にバーーーーーーーーン! ドッカーーーーーーーン! 悪人全員死亡!
ガンマン:「一件落着!」
保安官:「めちゃくちゃすぎる」
ガンマン:「礼には及びません! では!」
ナレーション:こうして名もなき街は一人のガンマンに救われた。彼の活躍はあまりにもめちゃくちゃであったため、誰も信じてくれず、その存在は誰にも知られていないという。だが、あの時代……どこからともなく大砲の音が聞こえることが度々あったらしい。それでも彼は言う。
ガンマン:「これは銃だ!」
荒野のドーーーーーーーン! 完!
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