第1話 Blue Bamboo Busters!!-2
◆◆◆Round2◆◆◆
GM さて、一週間のインターバルを挟んで、第2夜だ!
景文 現状、峰チームと僅差だったよね。
月華 相手はラウンド終了時に収穫するから、【移動】→【接触!!】から、裏向きのも強引に奪い取っちゃえば、相手の収穫をキャンセルできるよ。
瀬那 確かに。月ちゃん賢い!
GM 点数の合計は100点なので、そっから逆算して勝てる! みたいな読みをしてもかまわんよ。……あ、そうそう、前回ちょっと思ったんだけど。
景文 なんです?
GM 【捜索】の効果が完全ランダムでつまんないな、って。……なので、今回からはこーゆールールに改訂しまする。
GM ……要は、達成値1ごとに、一番高いの→一番低いの→二番目に高いの……って順で判明していくってわけだ。
瀬那 お~。これなら【捜索】したらある程度目星がつくね。
月華 便利!
GM それを踏まえてこのRのNPCチームのムーブを決めるぜ!
◆峰の【移動】 (CHOICE[2,7,6]) → 7
◆島治の【移動】(CHOICE[2,3,4]) → 3
◆三吉の【移動】 (CHOICE[7,6,5]) → 7
GM なんだこれ……。2チーム動かず、1チームは動いた結果競合。
月華 こういう場合どちらからとるの?
GM 峰→島→三 の順で一個ずつで、権利がなくなるまでとりま。
月華 了解ー。
GM なんだなんだこの状況、なんか君等に都合の良い展開だな!?
瀬那 日頃の行いの差です♪
GM ぶーぶー!
月華 さてと……どう動こうか? 【捜索】の効率が良くなったから、積極的に開いていきたいね。
GM イニシアチブ値は戦闘状態など、緊迫した状況にならない限りは変更しないでいいってルールなので、引き続き景文→月華→瀬那の順。
……まずはファストフェイズ。まだチップ残ってるけど、他のチームがいない今のうちに回収に向かってもいいかもね。
瀬那 開けられるのあと1つだけだし、それが良さそうね。どっちいこう?
月華 数だけ見るならエリア4かな? 島治の採取能力低いから、次以降でエリア3の回収も目もある。逆に、6に行くと次7が枯渇してるので勿体ない。
瀬那 じゃあファストで4いってきます。SP5支払いー。
GM あ、そうそう、任務依頼書に書いてあるんだけど……亮子が「山頂の神社にお参りしといたほうがいいかな?」とゆってます。
瀬那 あ、確かに神社云々って話が書いてありますね。
亮子(GM) 「おじーちゃんがなんか隠し事してるみたいなのが気になるんだよねー。『この仕事はちょっと面倒なんだよなぁ……』とかなんとか」
月華 んー……まぁ、確かにここだけ竹チップなくてあからさまに怪しい。(笑) ちょっと寄ってみてもいいかも。
景文 ……現状だとエリア6は誰もいないから、僕だけで単独調査して、次のRにエリア1を経由して合流する、っていうのはどうだろう?
月華 ほほー。それだと、エリア6に1~2コ残るから、他のチームのエサに使えるかもしれない。
【★青竹狩り】を参照。敵チームはチップのないエリアには移動せず、隣接エリアにチップがないときはチップのあるエリアに移動する。
GM ウェーン、きたないー!
月華 綺麗な派遣社員です!(キリッ)
景文 ならそんな風にしてみます。
月華 理想としては次の移動で6に来て、7が空っぽだからその次の移動は残り物しかない5に確定とかが一番おいしいんだけど。
瀬那 エリア5は空いてないのが1個あるけど、それが5点でも、他のエリアのチップをたくさん確保した方が得点は稼げる目が高そう。
景文 じゃあ、その方向で。エリア6に【高速移動】。
月華 私は瀬那姉さんとエリア4へ~。
GM ほい、じゃあ景文のばん。
景文 まずはエリア6の竹を調査。【捜索】を、〈サーチャー〉に【オールマイティ】を乗せて……えいっ!
◆景文の〈サーチャー〉判定 (3U6[6]) → 2,1,19[6,6,6,1] → 22
景文 よーしっ!
GM ほげえええ!? 景文のリアルフェイトにGM泣ききそお。
月華 1D6で19が出る。そう、人災派遣ならね。
GM 今回は今、高いの2コ、低いの1コだね。あと2で全部開示できるけど……する?
月華 収穫しきれないのなら開示する意味は無いんじゃない?
景文 1残しの事もあるのでそのままにしておきます。
瀬那 最低の1個を残すだけだものね。
景文 開示お願いします。
GM えーと、上からo:3、n:2、下からq:1だね。
月華 お、いいの残ってるじゃない♪
GM pは2以下だということもこれで判明。
景文 じゃあ重ねて収穫しておきます。最低二個取れたらいい感じで! 【戦の記憶】を使用して+1D!
◆景文の〈武器〉判定 (3U6[6]+3) → 1,3,5+3 → 12
景文 1つか。……どうするかなぁ、nも回収したいけど。
瀬那 次が+8だから、ちょっと振り足すにはリスクが大きいんじゃない?
GM まあ、一番高いのとれるし、止めてもいいんじゃないかな。
景文 うん。やめておこう。無茶する場面じゃない。
GM クリティカルがあるから、不可能ではないけどね。
景文 影の領域を薄く延ばして探知。よさそうなものだけなんとか採った。
GM そんな便利な使い方! ……でも【欠落者】のスキルじゃないみたいな。
景文 【フェイト】と【欠落者】のハイブリッドみたいなイメージで……!
GM まぁ、フレーバーは基本好きに解釈・演出していいんで、それでokです。(笑)
景文 「まあまあの奴を1本回収したよ」
瀬那 「さすがねー」
月華 「景文も順調みたいだね~。……で、こっちは、と。瀬那姉さん、結構残ってるけど、どこから手を付ければいい?」と、捜索待ち。
GM おっと、月ちゃんは前のラウンドは【待機】してたけど、このラウンドは【高速移動】したから、月ちゃんが先だね。
月華 そういえばそうだった。……まぁ、〈イントルーダー〉でも捜索できるし、今回は瀬那姉さん収穫お願い~。
瀬那 はいは~い。
◆月華の〈イントルーダー〉判定(3U6[6]+5) → 5,9[6,3],4+5 → 23
GM 2コだね。……Lが5、Kが1。
月華 わぉ。らっきー。……じゃあ、もう1回。
◆月華の〈イントルーダー〉判定 (3U6[6]+5) → 3,2,5+5 → 15
月華 1個か。高い方からだし、充分。
GM gが2。残りはこれで残りは全部2以下だって判明だね。
月華 うん。掘り切る必要はなくなったね。「この辺りが良さげ! 瀬那姉さん、あとはお願いー」
瀬那 よーし、じゃあまずは狩りからー! 近況の「激戦」で〈武器〉+1Dだから、4Dで……!
◆瀬那の〈武器〉判定(4U6[6]+6) → 1,1,4,3+6 → 15
瀬那 あーん、いまいち!
GM でも5点のLをゲット!
景文 でかい!
月華 やったー!
瀬那 サブは……次のRは【接触!!】の可能性があるし、【解析】しておこうかな……? どっちにしよ?
月華 【接触!!】って、同じエリアに入った時点で処理するの?
GM いや、そのエリアで【捜索】か【狩り】をしたいときだけでokだね。
月華 じゃあ、峰さんの方は、どうせ残り少ないし低スコアのばっかだから、どうぞどうぞでいいんじゃない?
瀬那 では、島治さんチームを〈スカラー〉で【解析】!
◆瀬那の〈スカラー〉判定 (2U6[6]+8) → 7[6,1],2+8 → 17
GM うむ、抜いてるね。ちなみにボーナス職能も〈スカラー〉でした。
GM リーダーが植物学者らしく、いい竹を着実に選んでゲットしているみたいだね。獲得数は自体は少ないけど、高い順に取っていくから点数は高止まりしやすいぞ!
瀬那 「ふむふむ……。長くなるから詳細はメールで送っておくわね~」
亮子(GM) 「あー、この学者テレビで見たことあるー。むー、島治のおっちゃんめ、本気だなー?」
月華 ……ということは、エリア3は上から順に4コとられちゃってるってコトね? この連中動いてないから。
景文 確かに!
月華 エリア3を頑張って回収する意味はあんまりないかも?
瀬那 かしこーい!
GM ぐぬぬ……! ここで2R終了! 現在の得点状況!
◆NGS M[2]、N[5]、P[2]、Q[3]、l[2]+L[5]、o[3]
◆峰 U[1]、V[2]、W[3]、X[5]、Y[1]+Z[3]、s[2]
◆島治 F[5]、H[3]+E[2]、e[3]
◆三吉 R[1]、S[2]、T[5]+r[5]
GM PCチームは8点伸ばして20点! 峰が17、島治13、三吉13だ。
月華 島治が今2をとったから、エリア3は残り全部2以下だね。
◆◆◆ Round3 ◆◆◆
GM では3Rめ! 移動たーん!
◆峰の【移動】 (CHOICE[2,6]) → 6
月華 よしよし、エサに食いついたな!
GM ウェーン! ……すみません、以降は敵チーム同士の競合はナシにさせてください。現状でもPCチームが独走状態なので……!
PC一同 しょうがないなあ。(苦笑)
◆島治の【移動】(CHOICE[2,3,4]) → 2
◆三吉の【移動】 (CHOICE[3,4,5]) → 5
月華 えーと、私はエリア3の残りカスを回収しとこうかな。
景文 僕はエリア1に。周りは敵チームばかりだし、神社に寄っておくよ。
瀬那 じゃあ、私は引き続きこのエリアを担当するわ~。
GM ほいほい。……では、エリア1に到着した景文君。
景文 山頂に到着~。旗を立てよう。(笑)
GM なだらかな山なので、そうゆう感じじゃない。(笑) ……さて、山頂には亮子の言った通り小さな神社があって、宮司さんが境内を掃除してますね。
宮司(GM) 「おや、珍しい。……ああ、そういえばそろそろ青竹まつりの時期でしたねえ」
景文 「こんにちはー」息切らして山道駆けあがりつつ。
宮司(GM) 「その荷物からして、青竹刈りの最中ですね。……今年はいつものあの方ではないのですか?」
GM ……とまあ、そんな感じで気さくに話しかけてきまするよ。
景文 「えーと…今年は腰がきついようでして、今年は孫娘の亮子さんと僕たちで代行することになりました」
月華 他にもたくさんいるけどね!(笑)
宮司(GM) 「央葉さんが歳のことを言い出すとはねえ。私も歳をとるわけですなぁ」
GM ちなみに亮子は竹を担いでるのもあってへばって大分遅れてのぼってくる感じのようです。
月華 「姉さんもうちょっと運動した方がいいんじゃない?」
亮子(GM) 「ちょ、こ、これ結構重労働だよ? 月華ちゃんの基準と一緒にしないでよぉ……」
景文 「ところで。最後は青竹をここで奉納するとかですか?」と宮司に。
宮司(GM) 「そうですね。その竹は最終的にこちらでお清めをした後、名物の青竹神輿の材料にするんです」依頼書にも書いてあるんだぜ!
景文 おっとそうだった。……景文は依頼書をよく読む事を覚えた!(笑)
GM 最後、神輿をお焚き上げするところが青竹まつりのクライマックスなのさ。
瀬那 ふむふむ。
月華 なかなか見応えありそう。
宮司(GM) 「ま、折角ですからちょっとお参りしていきなさい。青竹刈りも神事ですからね、こういうのは何はなくとも形式が大切です」
景文 「じゃあ、お言葉に甘えまして」
GM では、景文はぱんぱんと柏手うってお参りするのであった。……と、いうわけで、ここで「サブアクション」を消費すると、<ドクター/ミスティック>+2Dで【治療】ができるぞい。
景文 それは嬉しいな。結構消耗してるんだ。
瀬那 【応急処置】のAP消費も不要なんです?
GM うん。それもなし。……ただし、各人1回までね!
景文 ますます嬉しい。早速【治療】!
◆景文の<ミスティック>判定 (4U6[6]) → 1,4,3,4 → 12
景文 低っ!?
月華 そういうこともある。
GM まあ、こんなもんだ。むしろこれまで走り過ぎだったろ。
景文 とりあえず22まで回復です。
宮司(GM) 「なかなか素直でよろしい。若い割に作法を心得てますね」
景文 「慣れてないので、不作法ですけど……」
宮司(GM) 「感心ついでに、少し良いことを教えてさしあげましょう」
瀬那 お?
宮司(GM) 「山の北側をよく調べてごらんなさい。青竹まつりに欠かせない貴重な竹が隠れているはずですよ」
月華 なるほど10点竹とかあるのか。
宮司(GM) 「普通に調べてもまず見つかることはありませんから、丹念に調べてみてくださいね」
景文 北っていうのは、エリア2の事ですか?
GM そのとおり。……要するにこういうイベントだ。
月華 ……【最高の青竹】は、【青竹狩り】の説明にある、「敵チームと同エリアの場合、【接触!!】に成功しないと判定できない」に含まれていないけど、文面変わる?
GM 含まれません。お参りしない不信心者には気づきっこねーところにあるので、それを探すのにおいてバッティングはしませーん。
月華 わぁい。
宮司(GM) 「それからもう一つ……夕方(4R)めには注意なさい」
瀬那 メタい!?
景文 「どういうことです?」
宮司(GM) 「……まぁ、その話を始めるとちょっと長くなるんですが」
景文 ここで止められる方が困る。(笑)
宮司(GM) そりゃそうだね。「……青竹まつりは、昔はごく普通の七夕まつりだったんですよ。ところがある時、どこからか小鬼が現れて、神輿を壊すなどの悪戯をしたのだそうです」
瀬那 ごぶりんごぶりん!
GM もうちょっと日本的というか、天邪鬼的な奴を想像してくれい。
宮司(GM) 「村人たちは嘆き、この神社の氏神である天女――」 あ、これは依頼書にも書いてあるやつね。「――天女に窮状を訴えたところ、一人の行者を遣わして小鬼を調伏し、壊した神輿を竹で作り直させた。……以来、今のように青竹で神輿を作る風習になった、という由来がありまして」
景文 「ふむふむ」
宮司(GM) 「まあ、お話の真偽はともかく、そういう伝承もあって、青竹刈りには結構原因不明のトラブルがつきものでしてね。なので、これまでは央葉さんに頼っていたんですが……まあ、これも時代ということですかねえ」
景文 「魔を祓って奉納するからトラブルも多い――と?」
宮司(GM) 「そんなところです。……とにかく、夕刻(4R)め頃になるとトラブルが多発する傾向にあるので、充分注意してくださいね」
景文 「解りました。色々とありがとうございました」と一礼。
宮司(GM) 「うむ、頑張りなさい」
GM ……というわけで、今3Rめなので次からなんか起こるかもしんないぜ。
景文 とりあえず、もらった情報を一通り全員に通達するよ。
亮子(GM) 「おじーちゃんが言ってたのはこれのことだったのね。……でも、こんなの最初から全員に伝えた方がいい情報なんじゃないの?」
月華 「姉さんの成長を見るためじゃない? 師父、案外タヌキだから」
GM ま、社長に文句言うのは後回しにして、とりあえず景文のメインフェイズ。
景文 そうだなぁ……峰工務店とか調べておこうかな。【オールマイティ】を使用。
GM うむ、3Dでは若干厳しいが……ボーナス職能を当てれば期待値だ。どの職能で判定する?
瀬那 三吉が<ビジネス>で島治が<スカラー>だったから……残るは<アウトサイダー>と<ミスティック>ね。
GM 被りはないっていう前提だけどなっ!
景文 じゃあ、<アウトサイダー>で。
GM よかろう、きたまえ。
◆景文の<アウトサイダー>判定 (3U6[6]) → 5,11[6,5],11[6,5] → 27
GM えええ……。
景文 「……”捕えた”」 山頂からだと自身の影が良く伸びるから、調査能力が向上しているという体。
GM ちなみにボーナス職能は〈アウトサイダー〉で当たってたよ。
一同 えええ……。
景文 「峰工務店について探ってみたんですけど、これは……」
GM ええまあ、ただのヤンキー系の気のいいあんちゃんばかりでてきとーに数合わせで刈ってるだけなんで……チップは全部1扱いです……。
瀬那 「すっごい雑……」
GM あんまり敵にならんことがバレてもーた。しょぼぼん。
景文 「人海戦術で根こそぎ刈られるのは厄介だけどね。……とにかく、引き続き着実に竹を刈っていこう」
月華 了解。……じゃあ、次私の番で、まずサブで青竹刈り。【心眼】を使って……。
◆月華の<武器>判定 → 13[6,6,1],3,4,1+9 → 30
GM えええ、MAXやし……。
月華 うん、じゃあG、I、dを裏向きのまま確保して、【標準移動】でエリア2へ~。
GM じゃあ、最後瀬那ちゃん。
瀬那 ではサブから。【青竹刈り】!
◆瀬那の<武器>判定 (4U6[6]+6) → 2,1,10[6,4],2+6 → 21
瀬那 空いてるのはg[2]とh[1]か。これでいいかな……?
月華 不明な奴を奪った方が、他のチームの邪魔はできるね。……どうせ最大2点だけど。
瀬那 じゃあ、g[2]とJで。それから、エリア3に【移動】~。長距離移動だからコストを払って……と。「はぁ、はぁ。……普段あまり運動してないから、山登りは辛いわぁ……」
景文 『ファイトです』
月華 『がんばれ、瀬那姉さん』
GM まあ、そんな感じで3Rめ終了。現在の点数状況は――。
◆NGS M[2]、N[5]、P[2]、Q[3]、l[2]+L[5]、o[3]+G、I、J、d、g[2]
◆峰 U、V、W、X、Y+Z、s+n、p、q
◆島治 F[5]、H[3]+E[2]、e[3]+B[3]、c[5]
◆三吉 R[1]、S[2]、T[5]+r[5]+O[1]、j[1]、k[1]
瀬那 NGSチーム28点!
GM 峰チーム10、島治チーム21、三吉チーム17。……今合計が76だけど、峰が潰してる分を含めると既に90点以上確定してるねえ。
月華 残り10点、全部島治に取られない限りは勝ち!
GM そうだね。トラブルがない限りは大丈夫。……ない限りはな?
景文 ほんとにねぇ……。
瀬那 ない限りはね……。
GM ……さて、キリがいいから、次の移動と、次のR最初のイベントを済まして、今日はここまでにしましょう。
一同 おっけー!!
◆◆◆ Round4 ◆◆◆
◆峰の【移動】→チップの残っている隣接エリアが5しかないので5へ。
◆島治の【移動】(CHOICE[2,3]) → 2
◆三吉の【移動】→チップが残っていて競合しない隣接エリアの4へ。
GM 島治がエリア2にとどまった! これで一応追いすがる目が出た!
月華 ちぇーっ。(笑)
GM ……と、その時。最下位の峰さんチーム……に隣接している景文君。
景文 はい?
GM なんだか麓のほうで揉め事が起きてるようで、君の耳にも怒声が届いてきます。
月華 おっとぉ、噂のトラブルかな?
峰さんとこの若いの(GM) 「あん? なんだおめー? 他のチームのまわしもんか?」「あっ、なにすんだこいつ!」「てめえ、返しやがれ!」「ぎゃっ! いてぇ! やられた!」「おがあちゃーん!!」
瀬那 ちょっ、最後の人。(笑)
GM ……まあ、そんな感じの物音が、さっきまで峰を調べてた影を通して気が付いたみたいな感じ?
景文 「……なんだ?」
GM と、ゆってるトップチームの前にも――ここはchoiceで決めるか。
◆GMの(CHOICE[1,2,3]) → 1
GM では、景文の前に、いつの間にやら気配もなく、全身黒づくめの和装――いわゆる、『黒子』の男が立っている。
景文 「……なっ、いつの間に!?」
GM えー、ここからの演出はフレーバーなので、好きに回避した演出をしていいんだけど――そいつは、目にも止まらぬ速さで君の死角に入り込むと、手にしたカタナで君を切りつける!
景文 足元の影から自動的に浮かび上がってきた《虚影の悪魔》の鉤爪がカタナを受け止める!
GM ――ガシィッ! 景文の操る影が、カタナをしっかと受け止めた!
瀬那 やるぅ!
GM ……と、思った次の瞬間!
景文 「なにっ!?」
GM いつの間にやら背後に回っていた黒子が、君の荷物から「竹」を盗み出すと、茂みにポイっと捨ててしまう!
月華 泥棒だ! 血の制裁だ!!
GM ……重ねて言うけど、今回はフレーバーなので、とられてはいませんが――こんなイベントが発生する!
GM ……要は、攻撃が命中したらアルファベット順で竹がポイされちゃうっていうルールと、敵を【解析】して状況を優位に持っていくっていうクエストだね。
景文 ……とりあえず、手を突き出して影を鎖に変え、竹が落ちる前に回収! 代わりに僕の手からぽたぽたと赤い血が流れ落ちる……!
GM うむ、今回はフレーバーだから、それでギリギリ回収できたということにしよう。――しかし、黒子は君のそんなファインプレーに動じることもなく、「かかってこい」とばかりに指をチョイチョイするのさ。
景文 みんなに連絡……ってできますか?
GM 緊急事態でも仲間に連絡するための装備は整っていると思いねえ。襟元にあって簡単操作で起動できるマイクとかそーゆーの。
景文 であればみんなに連絡。「……会敵しました」
亮子(GM) 『ええっ、待ってよどういうこと!? 強奪は反則負けのはずでしょ、誰がしかけてきたの!?』
月華 ……実はもともと他のチームのサポート目的で参加してて、失格覚悟でトップを減らす算段かも。
瀬那 それだと筋が通るわね……。
GM ……ってな感じで、想定外のトラブルが発生したところで以下次回!
一同 うおおおおお!!
to be continued...
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