第6話-リトルラックは砂塵を駆ける-前編
■ 前回のあらすじ ■
すべてのはじまりは70年前。
帝国軍の大反攻時、帝国に奪われることを恐れた当時の基地司令によって秘匿された物資の奪取。それが敵の目的だった。
そのためにWW社とポラリス市との小競り合いを泥沼化させ、秘匿地域に近い北限支社の戦力を削った。
WW社がポラリス市との決着をつけ、北限支社の奪回に乗り出すまでの数週間、その間に秘匿された資源を入手する――そのための計略。70年前の、資源枯渇前に備蓄された物資は、それだけの準備を行うだけの価値がある。
潜入調査によって一連の情報を得たWW社軍は、一刻の猶予もないことを知り、資源の奪取を阻止すべく、可能な限りの戦力を編成する。
その中には、この戦いの端緒から関わり続けたチーム"リトルラック"の姿もあった――。
GM ……さて、このような状況でした。
アントニオ 解ってみれば納得、という感じだったな。
レン 物資の奪取を阻止するのが目的ですねー。
GM うむ。前回戦闘ナシだった分、今回はいきなりクライマックスの予定。WW社は、フリーランスを含む10艦くらいの臨時軍を編成して、北限支社から資源を積み込んで脱出を図る敵を撃退する、という作戦計画を立て、そこには今回の一件に最初から絡んできた君たち"リトルラック"も当然組み込まれてます。
ヨルノハ わおわ!
GM 前回ラストでもすでにここからの大体の作戦は伝えてありましたし、あとは吶喊するだけ、って状況ですね。
アントニオ おう、この日のために、貯めてた金を改造につっこんだぜ!
GM 成長報告などはあとで時間をもうけるとしまして、まずは指揮官からのご挨拶。
リカルド・ボードウィン大尉(GM) 「――以上が、本件の顛末だ。敵は卑劣な手段をもって我が社とポラリス市の抗争激化を画策し、捕虜や近隣住民に過酷な労働を強制して資源の奪取を進めている。
この上、敵の目標たる資源の奪取をさせては、砂海のパワーバランスは完全に逆転する! かような卑劣な連中に大きな力を持たせてよいのか? その資源を持って本社に攻撃をしてきたとき、守り抜くことはできるか?
WW社、いや砂海の安寧を守るため、この戦いは絶対に負けられない!」
ケイン 気合が入ってるな。
レン 最後の決戦、ですねー。
ボードウィン大尉(GM) 「そしてもちろん、勝利を手にしたその時には、諸君への報酬は通常任務の5倍を保証しよう! WW社は働きに報いる! 諸君の健闘を期待する!」
GM と、ボードウィン大尉は作戦に参加したメンツに全部ぶっちゃけて士気を高めます。
アントニオ ひゃっほー!!!
ケイン 金には興味がない。「奴」さえ倒せれば……!
レン 「強制労働させられている人も、早く助けてあげないとですね!」
ヨルノハ うん……!
GM ……でまあ、君たちは君たちで突貫工事で機体のアップグレードをはかり、戦闘領域に到達するまでに戦闘準備も整えたってことで、成長報告しましょかね。
一同 はーい!
■ 成長報告 ■
GM じゃ、PC番号順でまずはレン
レン はいー。「コンバットサポーター」を外して「サブバッテリー+」を装備。倉庫に入れてあった「マシンガンL」を装着。「ガンサイト」と「パワーローダー」と「コンバットサポーター」を売却して、回避を1回、白兵を2回改造しました。
技能は〈知覚〉を2→3に。スキルは【ダブルアタック+】を【ダブルアタック++】にして【パージ】を取得しました。
GM 大分金が入ったから一気に成長したなー。
レン 回避は12ですー。
GM 暴力!
GM じゃ、次はヨル。
ヨルノハ はーい。技能は〈知覚/反応〉と〈交渉[軍]〉を1から2に。改造はイニシアチブを2→3、火器精度を1→3、APを0から2まで。スキルは【ラピッド】→【ラピッド+】、【バラージ】→【バラージ+】って感じです。
GM 順当に強化したか。……APの改造段階は0→2となると、一気に+16か。
ヨルノハ APは合計46、リニアマシンガンの命中は最大32です。(笑)
GM ミサイルみたいな命中率だな!?
GM じゃ、次ケイン。
ケイン はい。「パイルバンカー」と「回避」を4段階まで改造。〈対人戦闘〉を2→3に。【スティング】を【スティング+】に。以上です。
GM パイルバンカー一本って感じか。……そういえば前々回に入手した「プラズマブレード」は装備せんの?
ケイン それは、EPの余裕がなくて結局お蔵入りに……。
GM あれま。(苦笑)
アントニオ 最後は俺だな。「ミサイルポッドS」を「カノン」に、「カノン」×2と「ロングカノン」を0→3に改造だ。しめて45000cdt。
GM 一気に伸ばしたな~。
アントニオ 技能は〈知覚/反応〉を3→4に。スキル【サーチ】を削除して【ブロッキング+】と【ダブルショット】をとったよ。
GM ここにきて【ロックオン】放棄か……。
アントニオ 【ロックオン】なしでも基本値16だからな。LPで無理矢理当てる方が早い。(笑)
GM ひぃ……っ!?
■ 出撃前夜 ■
GM さてでは、準備万端整えたので、ダニーが君達を集めて最後のミーティング。
ダニー(GM) 「現場に残った下士官からの連絡で、既に発掘は完了して船へと積み込んでいる状況だそうだ。僕らが到着する頃には離脱を開始している頃だろう。
彼らは3隻のサンドシップで離脱を図っている。これを阻止するのが今回の作戦の目標だ」
ケイン 「時間が勝負か……!」
ダニー(GM) 「正面と東西背面から回り込んで包囲殲滅を図る予定で、僕らは西側背面の機動部隊に組み込まれた。離脱しようとする船は恐らく西北側に向かうだろうから、恐らくここが防御は固いかな……」
アントニオ 「貧乏くじを引かされたか」
ダニー(GM) 「これまでの経緯もあって、僕らは今かなり軍備が整っていて、練度も高いからね。仕方ない」
ヨルノハ 「だいぶ、戦い続けてましたしね……」
ダニー(GM) 「なー? 僕らはいち商船に過ぎないのになー?」
アントニオ 「こんだけ軍備整えて、今更って感じだがな」(笑)
ダニー(GM) 「WW社としては敵艦を破壊するんじゃなくて、拿捕したいと思うけど……パワーバランスってことで言えば、それはそれで極端になる気はするね。
とはいえ、そこまでは僕らが心配しても仕方ないし、当面、敵の手に渡らないようにするのが最優先目標ってことでいいよ」
レン 「より、どちらがましか、ということですね!」
ダニー(GM) 「だねー」
アントニオ 「まっ余裕があればいいな」
ダニー(GM) 「戦闘時間は長くても6R、それ以上になったら離脱を防ぐことはできないと思う。
数の差はあるけど、あちらは支社の防衛設備を使える。簡易ではあるけどバリケードも設置されているらしいから、まずこれを撤去しないと前に出ることもできず、火砲支援でやられてしまうだろうね」
ケイン 「艦砲射撃でバリケードを破壊できませんか?」
GM ん、んー、そこはぶっちゃけ普通の【支援攻撃】分しか期待できないと思ってくれい。
ダニー(GM) 「こちらの攻撃に合わせて、現場の労働者たちも蜂起してくれることになっているけど、どの位影響があるかはわからない。過度な期待は禁物だ」
ヨルノハ 「マヒルくん……!」
GM ……ってわけなので、早速だが敵を配置しちゃいます。こちらが防衛側なので、こちらが先に配置だ。
GM 敵の編成。グースAはライフルとマシンガンで2回ずつ攻撃してくる。シールドも装備していて機銃ダメージ軽減する。グースBはライフルとミサイルLでそれぞれ2回攻撃。
で、グレンの登場するスワンはヒートブレードとスナイパーライフルを装備。スキルの【ダブルアタック】を持っているので、ライフルとブレードのいずれか一方を再使用できるぜ。
アントニオ ……つおいなぁ。
レン (データ確認中)……ここまで命中が高いと回避がほぼ誤差ですね。
ケイン 良い装備を持っていやがる……!
GM で、バリケードが壊れないことには近接攻撃は仕掛けらんない。
ヨルノハ あ、あれっ!? 風、吹かないんですか!?
GM あ、それね……。ゴメン、混戦とか起こったらなんかいろいろ台無しだから今回は戦況カードはなし、全方向風向きなしとします。
ヨルノハ 【ウェザーサイト+】意味ない。(笑)
GM ゴメンね……。特別に今、取り直ししてもいいよ?
ヨルノハ うーんうーん……。悩むけど、ここで外すのもキャラ的に変だから、いいです。(苦笑)
GM あいあい。
レン 勝利条件は、A:GuS全滅させたら拿捕ということでいいです?
GM それでok。
レン 了解です。
ダニー(GM) 「……大体予想通りの布陣だな。こちらも出撃だ!」
GM ……ってことで、そちらの配置。
アントニオ 「よし、こちらも出るぞ!」
ケイン 「こちらケイン、ワイルドグース、出るぞ!」
レン 「レン、いきます!」
アントニオ ……さて、どうするかな。先にグースぬっ殺すか?
ヨルノハ バリケード狙いで拠点エリアよりスタートします!
アントニオ これバリケードあると相手も移動してこれないでいい?
GM うん。向こうは脱出するつもりなので、CDに行く気はない。……まぁ、【突撃】はするかも。
アントニオ 了解。
レン とりあえず最初はバリケードDを壊す方向で、ケインさんをグレンのところにおくってあげないとですねー。
ケイン レンちゃんよろしく!
アントニオ だな。
GM あ、そうそうグレンですが、スキルにボス専スキルの【アンティペイン】を持っていて、小破のペナルティが入らない仕様なので、そこんとこよろしく。
ケイン FPダメージが意味ない?
GM いや、ペナルティがつかないだけで、FPが0になれば普通に撃墜される。(厳密にはそれ以下になると損壊判定が行われる、だが)。
レン 小破だけ初回FPダメージ1以上で発生、なのですよね。
ケイン なるほど。
GM 要するに、つまりグレンへのFDは、単純に全体のHPが減るだけってことだな。
ヨルノハ ズルい……!
GM まあ、さすがにボスだから対策させていただきました。
アントニオ まぁ、FP40点で落ちるさ。
レン 実質的にグレンさんが一番脅威なので、グレンさんを集中狙いがよさそうですね。
■ 違和感 ■
GM ……さて、大体準備が整ったなら、戦闘開始前の演出などさせていただこう。――ケインの通信機に、突然どこからか連絡が入る。それは、習慣で開けていた、プラデュー市軍のチャンネルだ
ケイン 「むっ?この通信コードは――」
グレン(GM) 『……まさか通じるとは思わなかったぜ。しばらくぶりだな、ケイン』
アントニオ 因縁の相手、か。
ケイン 「習慣でこの回線は開けているのさ。……久しぶりだな、それで何の用だ、グレン?」
グレン(GM) 『なに、少し昔馴染みに話をしたかっただけさ。――お前もバカな奴だよ、ケイン。大人しく市軍の方針に従ってれば、今頃は部隊の一つや二つ任されていただろうに』
ケイン 「そんなものには興味がない。俺はお前を――"黒いスワン"を倒せればそれで良い!」
グレン(GM) 『……つくづくバカな奴だなぁ、ケイン。市軍の機密を知ったお前が、なんで今まで放っておかれたと思うんだ?』
ケイン 「なに……?」
グレン(GM) 『取るに足らねえ、って思われてたからだよ!』
ケイン 「―――――。」
グレン(GM) 『あれが闇夜だったのも幸いしたな。お前は肝心なことには何も気づかず、辿り着けなかった。だから処分されずに済んだ。お前がバカみたいに"黒いスワン"を追っていた姿はマジで滑稽だったぜ。……お前は何も気づいちゃいなかった』
ケイン 「……どういうことだ? あれは唯の夜間作戦だったはずだ!」
グレン(GM) 『なわけないだろ、アレは実験だ。実戦経験豊富な部隊相手のな。お前たちすら楽々狩れたんだ、実験は大成功。晴れて実戦部隊への投入が決まった』
ケイン 「とんだ道化だったわけか、俺達の部隊は。……だが俺は生き残っているぜ? 実験は失敗って事だ!違うか?」
グレン(GM) 『……いいや、お前はたまたま生き残っただけで、何も気づかなかった。ただ自分の目で見た"黒いスワン"を追いかけただけ。
くくく……あの時と同じさ。お前は何も気づかず、何も解らず、何もできずにやられる。遅すぎたんだよ、お前たちは! この戦いはもう、俺たちの勝ちだ』
ケイン 「そうはさせん! グレン、今日がお前達の命日だ!」
グレン(GM) 『何度も言わせるな、できねえんだよ、お前らには!』
アントニオ ……やけに自信たっぷりだな。
レン 実験っていうのは、新型機のことでしょうか?
GM ……さて、ここでちょっとフレーバーでケインがグレンをライフルで撃ったとしましょう。BPEPは減らさないでいいよ。
ケイン 「喰らえっ、グレン!」
GM ……ところが、確かに捕捉したはずの銃弾は、グレンの機体にカスりもしないのである。相手が回避運動をしたわけでもないのに、だ。
ケイン 「……なぜだ!?なぜ当たらん!?」
グレン(GM) 『だから言っただろ? お前はもう、負けてるんだよっ!』
ヨルノハ うーん、やっぱりなにか仕掛けてるのかな?
レン もしかして………。
GM 一方そのとき――レン。
レン ……そんな気はしてました。私のソードマンの謎機能、ですね?
GM 御名答。……モニターに普段見ない文字と警告が鳴り響く。
CAUTION!!
CAUTION!!
DETECTED HAWARD SYSTEM ATTACK.
STARTING ANTI-HAWARD SYSTEM.
SET AUTO-CORRECTION FOR OBSERVATION EQUIPMENT.
ELIMINATE THE STARING A:GuS PROMPTY!!
GM ……まぁ、このゲームは言語をすべて翻訳済という設定なので、本作で一般的なシステムコードで表示されたと思いねえ。
レン 「え?何か変です……」 ……システムアタック受けたのでカウンターするよーという感じです?
GM 意味は、以下の通り。
警告!
警告!
ハワードシステムによる攻撃を検知しました。
アンチ-ハワードシステムを起動。
観測機能の自動補正を設定。
速やかに発生源を排除してください!!
レン これは理解してもいいのです?
GM できないと困る。……ここからは君たちが今知るべくもない情報なのだが、先に種明かしをしておこう。
――ハワードシステムとは、A:GuSの観測機能に干渉する、一種のジャミング装置だ。
この攻撃を受けたOSは、観測機能に微妙なズレが生じるようになる。そのズレは、搭乗者ですら気づかない程の微妙なズレだが、戦場にあっては致命傷になりうるレベルのズレ。
確実に当てたはずの攻撃が外れ。
確実に避けたはずの攻撃が当たる。
なぜそうなるのかにすら気づかないうちに、敗れ去ってしまうのだ。
設計者であるロイ・ハワード博士の名をとって「ハワード・システム」と名付けられたこの電子兵装を搭載した実験機の実戦テスト。
それがケインの悪夢の夜の真相だったのだ。
アントニオ なるほど、そういうことだったか。
ダニー(GM) 「まずいぞ、どこでも同じことが起きてる!」
GM ……具体的には以下のような効果。
ケイン なんて面倒な!
アントニオ て、帝国製OSも同じ症状ですかね……?
GM もちろんです。(笑)
アントニオ とほほ……。
ケイン 「……そうか、これがあの夜の秘密だったのか!」
GM ただし、ハワードシステムにも弱点があり、妨害電波の発生器の射程内の機体にしか効果がないのだ。
そして、先程の警告とともに、レンのソードマンのモニターには、発生器の所在も表示されている。具体的には、グースAに搭載されていると見て間違いないだろう。
レン 「みんな、左手前のA:Gusからのシステム干渉です!あの機体が射撃計算を狂わせています!」
ヨルノハ 「システム干渉!?」
アントニオ 「なるほど! 種が解ればこっちのもんだ!」
GM ……で、一斉にグースAを狙いだした君達、そして明らかにシステムの影響を受けていないレンの機体に、グレンは一人歯噛みする。
グレン(GM) 「なん……だと……!? 何故自由に動ける!? ハワード博士は死に、システムの機密は完全に守られた――なのに、なぜあいつの機体は影響を受けていない!?」
ヨルノハ ハワード・システムは開発者の名前だったんですね。
GM うむ。……で、レンのフルネームはなんだったかな?
レン レン・ハワード、です。
ヨルノハ わあ!
アントニオ そこに繋がってたんだなぁ。
GM レンは知るよしもないことなのだが、このハワード・システムの開発者こそがレンの父、ロイ・ハワード博士であり――自身の制作したシステムのあまりの威力に怖れを抱き、密かに対抗手段を開発していた。
それを組み込んだOSを搭載したA:GuSは、ハワード家の倉庫に密かに隠されていたのだ!
レン なるどです……!
GM まぁ、経緯については解らないが、システムの名前から、レンは何となく察した、というところだろうね。
レン 了解です。「私の機体は干渉を受けません! システムの発生器を積んだ機体を狙います!」
アントニオ 「了解だ! ヨル! こっちは先にバリケードを処理するぞ!」
ヨルノハ 「……絶対に勝ちます!」十字を切る!
GM ……と、いうわけで。今回のバトルは君達の動きを阻害している間にこっちが遠距離攻撃して削っていこ! って感じのバトルとなります。すべての設定と伏線を出し切ったので後は殴り合うだけだ!
アントニオ しかし、実質回避13か……【ロックオン】に成功すれば6以下で当てれるが……。
ヨルノハ 私は……12~16以下ですね。割と当たるかも?
GM なん……だと……?
アントニオ 一発カノンを当てれば回避も下がるしな。直接狙ってみるか!
GM す、素直にバリケード壊そうよぉ!
レン とはいえ、いずれにしてもDのバリケードは壊さないと、ケインさんが近づけませんし。EPが足りるか不安ですねー。
ケイン まぁ、おやっさんとジュリエットさんのサポートもあるし、とにかく始めようじゃないか。
一同 おーっ!
■ Round1 ■
イニシアチブの結果はグレン(16)→グースAB(13)→ヨル(11)→レン(9+2)→ケイン&アントニオ(9)となる。
GM ではファストフェイズ。ケインとアントニオからだな。
ケイン うーん、やれることがないな。先は長いが【セッティング】をしておく。
GM ほい。次アントニオ。
アントニオ グースAに【ロックオン】。
GM 電子防御は7だよ。
アントニオ 15-7で8以下……[3,9]で失敗!
GM 振り直したりする?
アントニオ うんにゃ! そこに使うなら命中につぎ込む。
GM じゃあ次、レン。
レン Cに【移動】です。
GM では次ヨル。
ヨルノハ 【セッティング】で振り直しを! ……[8]だから17に!
GM うぇー、最速になっちゃった!
GM ではこちら。グースAはレンを【エイミング】、Bはアントニオを【ロックオン】……問題なく成功。
グレンは……まぁ、正面にいるし、ケインを【エイミング】でよかろう。
ケイン 来い、グレン!
GM では【支援攻撃】。レン→ヨル→ケイン→アントニオの順でどうぞ。
■ 管理番号 ■
[0]リトルラック [0]中型艦
[1]レン [1]バリケードC
[2]ヨルノハ [2]バリケードD
[3]ケイン [3]グレン
[4]アントニオ [4]グースA
[5]グースB
レン はいー。[4,3,6]だから、グースAとスワンに命中ですね。目標を観測、補正情報を送ります!」アンチハワードシステム経由でー!
GM じゃあ反撃! [2,1,1,2]でレンとヨルに10点ずつだ!
アントニオ ひでえ出目だな!
ヨルノハ 痛い! 2発とも2ずつHPに!
レン こちらもですー。「あぅ……向こう側の砲撃も正確です」
GM さてでは、メインフェイズでヨルのばんだ。
ヨルノハ とりあえずDのバリケードを削っていきます!
レン ケインさんを前線に送り込みましょう!
GM 同じくらいのタイミングでグースAも落とせると理想的やね。
ヨルノハ 【エイミング++】【ラピッド+】を使用、リニアマシンガンで攻撃です!
GM まあバリケードはカタいだけのハリボテだからな。がんがん打てばいいじゃない!
ヨルノハ 命中は30で……[8,9]!? あ、でもこれでも最大ダメージ?
GM ひでえ! 何撃っても最大ダメージじゃねーか!
レン 自動失敗もないですしね、このゲーム。
ヨルノハ わーい!じゃあマシンガンLも【バラージ+】をそれぞれ乗せるので振るまでもなく最大ダメージ~♪
GM 14+12+12で38点!
ヨルノハ 「妨害があっても……動かないモノには余裕ですっ」
GM いやまあ、バリケード撃つ分には影響ないんだけどな? ハワードシステム。
GM じゃあ、こちら。ケインをスナイパーライフルで狙い撃つ! 28-7だからこっちも寝てても当たるな。
ケイン 命中のインフレがひどい。(笑)
GM 【ダブルアタック】して2発命中。ダメージは……22と15。
ケイン 痛いな……! 【ブロッキング】を使用。LPも1点使って……6点軽減しておく。
GM グレンはこれで終わり。……案外火力はないな。
ケイン そんなことはないです。(笑)
GM さくさくいくぜ。グースAはレンにライフル×2とマシンガン×2! ……ぬぅ、失敗と同値成功。
レン LP1消費で回避しておきます。
GM マシンガンは……7と8。
レン シールドで3ずつ弾いて4点と5点ですね。
GM グースAおわり。次B。アントニオにミサイルL×2。18と27点。
アントニオ 盾効果で-4。14と23。【ブロッキング】してトータル33点。……くぅ、やっぱミサイルは痛いな。
GM EP10消費だが、補給してチャラに。以上。
GM ではレンとアンちゃん。
アントニオ カノンが当たれば《小破》がつけれる。先にいくぞ。
レン お願いします!
アントニオ 【ロックオン】失敗したらバリケにいく。……よし、成功!
GM ぐぬぬ!
アントニオ 「当たってくれよ……!」 1発目、16で失敗。
GM ふぅ。
アントニオ なんの、もう1発! よっしゃぁ![4,1]で命中だ! ダメージは16+《FD[5]》!
レン やったー!
GM うそだろおおお!? これで《小破1》!
アントニオ 【ダブルショット】でもう1発! 7以下に下がって……[1,7]! LP1使って、命中だっ!
ヨルノハ 出目が強い!(笑)
GM そんなにポンポン[1]を出すなよ!?
アントニオ ダメージは20+《FD[5]》な!
GM ぎりぎり《小破2》にはならない。残り89点……!
アントニオ 「よし!無理やりでもいける! 今だ、レン!」
レン 「はい! 浮足立ってる間に、いきます!」 グースAに追撃! ライフル×2とマシンガンL×1! 【ダブルアタック】でライフルもう一発……全部命中です!
GM ハワードシステムの影響下にないレンは危なげないなぁ。
レン ダメージは、9、15、7、13ですね。
GM シールド装備なので機銃は軽減して……計41点。残り25点。ひどいな、1Rで半分以下とは……。
レン メインで【調息】をして終わりです。
GM 最後、ケイン。
ケイン バリケードDにパイルバンカー×2とライフルで。
GM ……まぁ、ハリボテ相手じゃ外しようもないな。
ケイン 全部当たって20+《FD[9]》が2発。ライフルは……よし、最大ダメージで15点!
GM 残り73点。……これだけ制限を課してもバリバリ当ててきやがるなぁ。
レン とはいっても全力で殴ってますから、EPが不安ですね。
アントニオ 案外ダメージも喰らってるからな。
GM ともあれ、キリが良いから今回はここまでとしよう。さぁ、最後の決戦、君達は生き延びることができるか! 後編を乞うご期待!
一同 うおーーーーーっ!
to be continued......
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