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meenakari

ミーナカリについて

ミーナカリはインドの伝統的な工芸です。
エナメル加工のヒンディー語です。
日本で言うところの七宝と同じ。

特にインド北部ではクンダンミーナと呼ばれる伝統的な手法で作られた、金のジュエリーが今も一般的です。

クンダンとはラジャスタン州マールワリ語で24k純金の意味があります。
ポルキダイヤ(未研磨のダイヤモンド)を22k〜24kの純金とラッカーを使用し台座にセッティングする手法です。
ダイヤモンドのサイズをできる限り大きく、輝きを増幅させる効果があります。

クンダンで表の豪華な装飾を飾り、裏となる自分自身が見える方にミーナカリを施すものが一般的です。

左が表となるクンダン、右側裏となるミーナカリ

普段の生活の中で、このような豪華なものは皆んな着けません。結婚式や特別な時だけ。

そしてこの様なジュエリーを作る時は家族で決まったジュエリーストアに行き、相談しながら決めており、普段は銀行の貸金庫へ預けている方が多いという印象です。(私の周りのインド人たちのご家庭のお話)

私はこのミーナカリという美しい工芸品を使用したパーツを使わせていただいています。

私のオーダーして作っていただいているミーナカリの地金はシルバーなので、ミーナのカラーはブルーやグリーンが中心。
本当は赤が欲しいのですが、中々難しく。。
なぜなら赤は金の上でこそ映えるカラーなので、シルバーの上では少しオレンジっぽくなってしまうから。なので職人さんもあまりやりたがりません、。

なんとか秋冬用にオーダーするミーナカリは赤を入れてもらいたいとお願いしております🙏

まだまだ書きたいことがたくさんあるな。。と書き始めて思いました。

本日はここまで🐪

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