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0歳児、はじめての一時保育

先日、息子は初めての一時保育を経験した。
利用した大きな目的は、「集団生活に慣れさせたい」ということ。

生まれてからずっと自宅保育で身内の大人と一緒のため、同世代の子と会うのは検診やお散歩の数分くらいで、じっくりと交流したことがない。
夫と相談し、週1ペースで一時保育の利用を計画している。
自宅保育では体験できない社会性を学び、新しい刺激を受けて、友だちも出来たら万々歳!という気持ちで送り出した。


そもそも、一時保育って?

一時保育(一時預かり)とは、数時間、あるいは1日単位で子どもを保育施設に預けることのできるサービスです。

一般的な保育園と異なる点として、一時保育は保護者の就労の有無にかかわらず誰でも利用できます

基本的には保育園に入れない、乳幼児を含んだ子ども(0歳~未就学児)を対象としていますが、対象年齢は施設によりさまざまです。


預ける前に、利用前の事前登録として親子面談があり、子どものアレルギーや病歴、離乳食がどこまで進んでいるか、性格や好きな遊びを確認される。
また、園内の見学ができ、一時保育の部屋や様子を確認できた。

その園では、一時保育の利用時間が4時間か8時間のいずれかを選べる。
初回は、子どもが慣れない環境のため、短い4時間での保育利用でお願いしています、とのことだった。


預ける時の気持ち

当日の朝、連絡カードに体温や食事の内容、機嫌や朝の様子を記入する。
家を出る前、いつもより多めに長く抱き締めた。

先生に連絡カードと、着替えやオムツが入ったカバンを渡す。
しばらく一緒に部屋に滞在し、先生とオモチャで遊んでいる隙に、こっそり退出した。

振り返って扉の小窓から見た息子は、オモチャに夢中で気付いていなかった。
いきなり4時間も離れて大丈夫かな、と心配しつつ、ベテラン保育士さんを信じて「お任せします!お願いします!」と預けてきた。 

ギャン泣きの別れを回避出来て、少し安心。


保育の間、母は…

家に戻り、掃除が捗る捗る。
キッチンやら風呂場の掃除を急いで済ませ、いつもはテイクアウトするカフェでゆっくりカフェラテを飲み、100均とドラストでのんびり買い物をした。

常に動いておかないと、心配でクヨクヨしてしまいそうで。

カフェラテを飲みながら、無意識のうちに息子の写真を遡って見返していた。


保育の間、息子は…

オモチャで遊びながらも、「ママどこー?」と言いたげに時折周囲を見渡して、我慢して我慢して、我慢の限界が来た時に泣いていたそう。

先生に抱っこされながら気分転換にお庭へ出ると、気持ちよかったのか直ぐに寝始めて、口を開けて熟睡していたそう。

起きた後はご飯の時間。
完母の息子は離乳食があまり進んでおらず、予想通り泣いてしまってご飯が食べられず、ミルクをあげようとしたらもっと泣いたそう。
マグストローに麦茶を入れて、カバンに忍ばせていたため、水分補給は麦茶で取れていたとのこと。良かった。

他の子どもが遊んでいるのを遠くからジッと見ていたり、先生に「どうぞ」「ちょーだい」をしていたそう。可愛い。


4時間ぶりの再会

お迎えの時間となり、一時保育の部屋の扉を開けると、息子と目が合った。
安心したように嬉しそうな泣きそうな顔をしていて、母性と涙腺に会心の一撃をくらった。

帰宅してからは、両手でぎゅーぎゅー抱きついてきたり、鼻や頬を笑顔でガブガブ甘噛みしてきたり、ずっと膝に頭をコテンと乗せて、いつもよりデレデレに甘えてきた。

短いようで、長い4時間。よく頑張ったね。
先生やお友だちと遊べて楽しかったね。

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