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1年を占う初詣のおみくじ(2023/01/03)】

皆さんは初詣には行かれたでしょうか?

初詣といえば、その年を占うおみくじを引かれる方も多いかと思いますが、良い運勢は出たでしょうか?

ここでおみくじに関する小ネタを一つ。

おみくじの吉凶の割合の基準はご存知でしょうか。

おみくじの始まりとされているのが、平安時代の元三大師のおみくじ、「元三大師百箋」ですが、その元三大師が書いたとされている「元三大師御籤帳」には、吉凶の割合が次のように記されています。

「大吉」が16%
「吉」が35%
「凶」が29%
その他が20%

つまり「大吉」「吉」「凶」で80%、
残りの20%は各神社で自由に決めて良いということです。

「凶」の割合の基準が約3割というのはちょっと多いような気がしますが、この「凶」を引き当てるために、わざわざ遠くから参拝者がやってくるという神社があります。

それは、神奈川県横浜市にある師岡熊野神社です。
この神社では「凶」を引いた人にだけ授けられる「縁起直しのお守り」というのがあり、そのお守りには「転禍為福 禍転じて福となす」と書かれているそうです。
何にでもご利益のあるお守りだということで、この神社では「大吉」よりも「凶」の方が人気があるとのことです。

何事も考え方次第でプラスに捉えることができます。
「凶」を引いたとしても、ここから運気は上がるしかないと考えることもできます。

去年のおみくじ、何が出たか覚えていますか?僕は忘れました。

おみくじの結果にかかわらず、また一年後に良い年だったと思えるように日々過ごしていきたいものですね。

皆さんの一年の幸運を祈念し、メルマガお正月特別号とさせていただきます。

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